326. 石の上にも3年

皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。



え、今、突然ね、時間が空いたので、これを録音することにしたんですね。本当はこの時間、プライベートレッスンをしているんですが、その生徒さんね、ちょっと仕事が忙しくなってしまって、急にキャンセルになってしまったんですね。ま、そういうこと、あります。ね、急にキャンセルになって一時間空いてしまいました。さてどうする?



でね、実はYoutubeで本当に今、この時間、TEPPEIさんがね、顔を出してライブをやってるんですね。最初ちょっとそれを聞いていて、ライブチャットでコメントも書いて、このままずっと最後まで、TEPPEIさんのライブを見ようかなあと思ったんだけれども、ごめんなさいTEPPEIさん、この空いた時間、私はpodcastを作りたいと思います。



ということで、Youtubeをやめて、今podcastの録音を始めたところなんですね。うん、あの、皆さんもTEPPEIさんのYouTubeライブね、定期的にやっているし、もう猫はやめたみたいですね。猫をやめてハンサムな顔を出しています。ハンサムってちょっと古いけどね。かっこいい、渋い顔を出して、あの、ライブをやっているので、応援してあげてください。



あの、ちなみに、私も最近ライブをやっていまして、え、皆さん、日曜日にやっております。毎週日曜日に一回だけ。Instagramでやって、その次の週はYouTube、そして、その次はまたInstagramみたいに、週替わりで、InstagramのライブとYouTubeのライブをやっております。30分だけね。え、日曜日です。そのお知らせはだいたいInstagramでやってるので、私のInstagram @norijpteacherをフォローしてくれるのが一番いいかなあ。



はい、あの、30分だけね。いろいろ、今、実験中です、トライアル中。うん、あの、うまくいけば、 ルーティン化して続けていけるんですけれども、うまくいけなければ、やめると思うんですが、ま、皆さん、来てみてください。時間があえば、遊びに来てくださいね。



さて、今日のトピックは、え、こんなことじゃないんです。「石の上にも3年」石の上にも3年という言葉、聞いたことがありますか?ことわざかな、あのね、石の上にも3年、ま、意味はですね、どんなに大変でも、辛くても、辛抱強く我慢して、それを続けていけば、いつかはうまくいく、成功できますという意味なんですね、だから、いや、ま、なんでも難しいよね。日本語の勉強、私の韓国語の勉強、ね、難しいんです。でもコツコツ努力してください。するといつかはそれがうまくいきますよ、目標が達成できますよという意味で、とてもポジティブな意味だと思います。



石の上にも3年。



ただね、気をつけてください。この3年っていうのは、3年間という意味ではありません。ね、これはあくまでも、たとえですから、3年ぐらい長い時間、ね、あの、頑張ってくださいよということで、3年間だけやりなさい、3年間だけすれば、うまくいくという話ではありません。間違えないでください。勘違いしないでくださいね。



さて、石の上にも3年、これは、ま、もともと想像してください。ね、あの、石の上に座りました。お坊さんね、あの、修行しているお坊さんが石の上に座った。で、座った時に石の上は冷たいです。石が冷たい、だから自分のおしりも冷たい、ああ、冷た!そう思うけれども、ずっとそこに座っていれば、だんだん、だんだん石は暖かくなります。そういうことなんですね、だから寒いと思ったものがだんだん暖かくなっていく。石の上にも3年、ま、こういう語源があるそうですね。



うん、あの、これどうして今日話しているかというと、先日ね、私のitalkiの生徒さん、え、プライベートレッスンをしていたんですけれども、その生徒さんはスイスに住んでいる方です。合気道家、合気道の先生なんですね。合気道も長くしていて、日本語の勉強も長くやっている、もう中級以上になってきたかな。え、日本語がペラペラになりたいという生徒さんがいるんですね。で、その方と、ま、いろいろディスカッションをしていて、この話になったんです。



皆ね、ま、私も含めて待つことができないんです。結果が早くほしい。日本語を勉強している人は早くうまくなりたい、焦ります。でも、なかなかうまくいかない、早く上達できない、で、途中で諦めてしまう。



うん、え、そんな人が多いと思うんですね。私もそうです。早く結果がほしい、うまくなるための近道がほしい、そうなんです。ショートカットがほしいんです、でも語学の勉強にショートカットは私はないと思います。一番大切なものはやっぱり時間だと思うんですね、



うん、だから、石の上にも3年なんですよ、時間がかかるんです。だから結果が出ないなと思って、イライラしたり落ち込んだりして、途中で諦めてしまってはいけないんですね、長い道のりなんですよ。これは語学の学習だけじゃないですね。その生徒さんは合気道をやっていて、合気道でも同じだと言っていました。武道の世界でも、鍛錬、練習、訓練をしなければいけません。1年2年ですぐに黒帯になったりはしない、上達しません。練習に、練習を重ねて、鍛錬して、少しずつ上手になっていき、初段になるんですね。え、3年、5年かかると言われていました。



だから、武道の世界も同じです。楽器もそうですよね。私は子供の時に、ピアノを習っていましたね、習い始めた時のレッスンは、本当につまらないし、大変でした。だって、同じ、同じ曲を何度も何度も何度も、これは基本だから、これができないと次に進めないということで、基本のことを何度も何度もやったんです。でも、この基本が大事なんですよね、積み重ね。だから、ま、悲しいことかもしれないけれども、ショートカットはありません、近道がないんです。


ですので、石の上にも3年。長いですよ、何事も継続して、続けるのは大変です、長いんです。ただ、なにかを達成するためには、努力が必要、時間が必要です、っていうことなんですよ、わかっていただけましたでしょうか?どうですか、皆さん、どう思いますか?



あの、結果が出ないね、あの、焦ります。なかなか覚えられない。同じ間違いをたくさんする。長いですよ、でもね、皆さん、あなただけじゃないんですよ。皆同じ気持ちです。でも、辛抱して努力して、今日も、明日も、あさっても少しずつ日本語を勉強していくわけですね。



うん、そうなんですよ。だから、皆さん、石の上にも3年、何度も言いますが、石の上にも3年っていうことです。じゃあ、今日はここまでです。最後まで聞いてくれてありがとう、またね。

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