356. コロナの影響

みなさん、こんにちは、日本語の先生のりこです。今日のトピックはコロナの影響で、あなたの生活はどう変化しましたか、コロナの影響で、あなたの生活はどう変化しましたかという内容です。実はこれも私の今年のサマーライティングチャレンジのトピックの一つで、今回も私の生徒さんの作文を紹介したいと思うんですね。

まあ、コロナ禍が起きて、コロナ禍が始まって、もう長い間時間が過ぎましたね。そして、今、今7月、世界の状況もまたまた変わっています。一年前とはずいぶん違います。それは、一つはワクチンですよね。ワクチン接種が始まって、二回目のワクチンをした人も多いです。まだまだの国もあります。いろいろな状況があります。今でもリモートワークを続けている人もいれば、もうワクチンを二回接種したから会社に通勤し始めた、会社に帰って、会社でもう仕事をしているという人もいます。いろいろな人がいますね。


また、ワクチンを二回目、したので旅行に行く、旅行に行き始めた人もいます。国によって本当に状況が違うようですね。私はですね、やっぱり、あんまり生活は変わっていません。変わっていないというのは去年の7月も、そして今も、家で仕事をしています。日本語教師としてオンラインだけで仕事をしているので、家で、私のホームオフィスで、一日中過ごす生活は変わりがありません。そして、去年も、今年もずっと仕事をしていて、旅行に行けないのも変わりがありません。唯一、私が変わったことと言えばですね、太ったことです。コロナ禍で運動不足になって、それでも、なるべく毎日散歩をするんだけれども、でもやっぱり運動不足、または、よく食べている。間食が増えましたね。スナックが増えました。ですから、本当にこの一年とちょっとで、太ったんです。私はコロナ禍で太りました。まあ、そんなことは置いといて、生徒さんの作文を紹介したいと思います。


まず、一人の生徒さんは、カナダの生徒さんです。読みます。行きますよ。


病院で働きますから、コロナの時でも、仕事の生活は大体同じです。でも病院ではもちろん、マスクをかけなければなりません。一番の変化はお金をもっと貯めることができたことでした。レストランは開いてないし、ショッピングもできないし、スポーツクラブも行かなくなったし、旅行もできません。以前は毎月スポーツクラブの料金を払っていました。1ヶ月、$150ぐらいです。すごいでしょう!でも、1週間3、4回クラブで運動して、人と話して、楽しかったです。なので、その値段は大丈夫だと思いました。ロックダウンをしていた時、私の考え方はちょっと変わりました。スポーツクラブはもういらないと思って、家で自分で運動するようになりました。コロナが終わっても、家で運動をし続けようと思います。ですから、他の趣味のためにお金を貯金するようにしています。



はい、以上ですね。たぶん、みなさんもそうじゃないですか。コロナ禍でお金を使うことが少なくなって、お金が貯まったという人、他にもいないでしょうか。私はですね、そうですね、今まで旅行が一番好きだったので、一年に3、4回旅行をします。飛行機代、ホテル代、宿泊代、いろいろな観光費、それに一番よくお金を使っていただけれども、この2年間旅行をしていないので、その分貯金ができたと思います。


はい。ただですね、実は、大きい買い物も結構をしていて、去年から今までですね、新しいパソコンも買ったし、マイクも買ったし、いろいろお金も使っている、それもそうかな。ただ、全体的には、はい、お金は貯まっているような気がします。そしてスポーツクラブに行けなくなった人たちは、これは私の話ではないけれども、家で運動する人が増えましたよね。はい、私の他の生徒さんも家で運動している。家でなんかトレーニングマシン を買って、走ったり歩いたり、家で運動する人が本当に増えたように思います。


それでは、次の生徒さんの作文です。ドイツの方です。読みます。


様々なところで変化がありました。良い変化もあれば、辛い変化もありました。良いのは、どちらかというと、在宅勤務のおかげで以前よりも、プレッシャーを感じずに、自由に働けるようになったことなんです。ですが、プレッシャーが完全になくなったというわけではありません。私としては、自分のコーヒーを飲んだり、自分のトイレを使ったりできるのは、ストレス解消になるようです。私はシンプルな人間だと言えるでしょう。


その一方で、非常に悲しくて辛いことも起きました。


日本のワーキングホリデービザを申請するには、31歳以下でなければなりません。
残念ながら、今年の7月には31歳になってしまうので、ビザを取得できなくて、残念で仕方がありません。


それはさておき、昨日、半年ぶりにようやく友達と一緒にビアガーデンへビールを飲みに行き、本当に爽やかで楽しかったです。おそらく近い将来、普通の生活というかコロナが発生する前と同じ生活を送れるようになるでしょう。


はい。この作文で面白いなあと思ったのは、在宅勤務の素晴らしさですね。たくさんの人が在宅勤務を始めて、在宅勤務でも普通に仕事ができる。むしろ、効率がいいし、ストレスも少ないし、もっと仕事ができると思った人、多いんじゃないですか。この生徒さんのように、自分のペースで自由に働ける。自分の好きなコーヒーを飲める、トイレも自分が普段使ってる慣れたトイレを使うことができる。そういうことがストレスの大きさに関係しているということなんですね。面白いと思います。


でも残念でした。この生徒さんはワーキングホリデービザを使って日本に行きたかったですね。でもそのチャンスがなくなってしまったということだったんです。これはですね、たくさんの人、そういう人がいるんじゃないですか。ワーキングホリデービザにしても留学を待っていたという生徒さんにしても、初めて日本に行く予定だったのに、という人たちもみんなまだ日本に行けません。いや、これは私も同じです。私も、もう長い間日本に帰ってなくて、直接両親に会っていないんですね。だからこの気持ち、日本に行きたかったけど行けない、まだ待たなければいけないっていう気持ちは本当によく分かります。


そして、もう、そして、でもこの生徒さんの最後のところはとても希望がもてる文でしたよね。久しぶりに友達とビアガーデンに行った、そういうことが少しずつできるようになって行くと思います。


これは他の生徒さんの話なんですが、彼女はパリに住んでいます。パリもロックダウンが終わって、少しずつ人と友達といろいろな人と会えるようになってきたそうです。そして、パリにはたくさんの日本語を勉強している人と日本人が住んでいますね。そういう人たちが作っている日本語の言語交換コミュニティの集まりに参加し始めたんだそうです。ロックダウンが終わって、ようやく直接そのコミュニティのイベントに参加して直接日本語を勉強している人や日本人に会うことができたそうなんですね。


はい、世の中は少しずつ、少しずつ本当に変わって行っています。いい意味で、長い長いトンネルの出口が見えて来たんじゃないでしょうか。このパリの生徒さんのように、オンラインからまたオフラインへ、人と直接会う、堂々と外で人に会うっていうことができるようになってくると思います。


またね、またそういうことが自由にできるようになってくると思いまです。そうなることを信じています。ということで、今日のトピックはコロナの影響で、私たちの生活はどう変わりましたかということで、二人の生徒さんの作文を紹介して見ました。はい、それでは今日はここまでです、またね!


Special Thanks go to Donna,トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!


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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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