45. 上級へのとびら6:和製英語(わせいえいご)

日本語の先生、のりこです! This is the Japanese Podcast. Let's Learn Japanese with Noriko and listen to Japanese every day. Instagram:https://www.instagram.com/norijpteacher/ Email: norijp.oshaberi@gmail.com I teach Japanese on ITALKI. https://www.italki.com/teacher/1856346/japanese Today let's talk about 和製英語(わせいえいご)from Lesson 3, p. 62. 👉"Wasei-eigo" are Japanese-language expressions based on English/foreign languages words or parts of word combinations.

皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。


最近私の生徒さんから嬉しいフィードバックをもらいました。このポッドキャスト、前にもちょっと言いましたが、最近マイクを買ったんですね。ちょっと高いマイクロフォンを買って ポッドキャスを配信するようになりました。これ最近の話です。生徒さんから「音声のクオリティが良くなりましたね、聞きやすいです。すごくいいです」というポジティブなフィードバックをもらいました。とても嬉しかったです。


私もそう感じています。最初の30-35エピソードぐらいは、私のスマートフォン iPhone とその iPhone のイヤホンで撮っていたんですね。時々イヤホンもつけずにただスマートフォンに話して録音するということもあって、音声のクオリティはとても悪かったと思います。ごめんなさいね。でもこの新しいマイクを買ってから、ずいぶん良くなったと思っています。これからもっと聞きやすいポッドキャスト を届けることができると思うのでよろしくお願いします。今日のエピソードは上級へのとびら、教科書のシリーズになります。上級へのとびらの第、ちょっと待ってね、3課、はい、第3課ですね。第3課の内容を取り上げます。じゃあ、始めます。


今日は教科書、上級へのとびらの3課に出てくる内容を取り上げます。和製英語について話しましょう。教科書では62ページにですね、会話の中で、ま、先生とスミスさんが話をしているんですが、先生は「日本で作られた和製英語もたくさんあるから調べてみたらどうですか。例えばアメリカンコーヒーとかペーパードライバーとか」とスミスさんに話しかけているんです。そしてスミスさんは「先生アメリカンコーヒーの意味は知っていますが、ペーパードライバーというのは何のことでしょうか」と聞き返しています。すると先生は「運転免許証は持っているけれど車を全然運転しない人たちのことをそう呼ぶんです。紙だけのドライバーっていうような意味ですね」と答えている会話があります。このペーパードライバー、これ聞くと英語のように聞こえますが、これを英語を話す、英語を、英語が母国語の人に話しても全然意味は分かってもらえません。これは日本語なんです。日本人が作った和製英語になります。


和製英語っていうのは英語と日本語をミックスしたような、そして日本人が使いやすいようにアレンジしてできた言葉になります。英語だけじゃなくてスペイン語やポルトガル、ドイツ語といった英語以外の外国語、外国語からできた日本語の言葉もたくさんあるんです。例えば、ちょっといくつか例をあげてみたいと思います。


皆さんよく聞いたことがあるのは、サラリーマンと OL ですね。サラリーマン、これは日本語であって英語じゃないです。オフィスで働く会社員のこと、サラリーマン。そして OLさんって言ったらオフィスで働く女性のことですね OL 。


あとビジネスに関係するんだったら、ノートパソコンはどうでしょうか。これラップトップですけれども、日本人は日本語でノートパソコンと言います。ですから、これ、私、間違いました「sorry it should be 間違えました)。イギリスに来た時にノートパソコンって言っちゃったね。パソコンと言わないけどノート、ノート、ラップトップという言葉が出てこなかったです。


あとですね、オフィス、オフィスとか学校で使うこれすごく面白い日本人が日本語ですからよく使う文房具にホッチキスっていうのがありますね。ホッチキスっていうのはこれステープラーなんですけれども何でホッチキスって言うのか私には分かりません。たぶん商品名なのかもしれないね、それがステープラーではなくって、みんなホッチキス、ホッチキスって言うんだと思うんだけれども、これも外国の人に言っても絶対分かってもらえない言葉の一つだと思います。


あと私が本当に間違えたイギリスに来て使ってしまって北アイルランドの人が分かってくれなかった言葉があります。それはマフラーです。日本人は首に巻く、冬に首に巻いて暖かくするものですね。これをマフラー、マフラーと読んでいて、私はそれが正しいと思っていました。英語だと思っていたんですねでも実はスカーフって言うんですね。スカーフって言わないとわかってもらえません。でも私は最初マフラー、マフラーと言っていて間違って使っていました。でも日本人の人はスカーフって言うと、ちょっと薄い、薄い感じの首に巻くものを言って、マフラーと言うと分厚い毛糸、毛糸のような分厚い暖かくするもの、これをマフラーと私たち日本人は呼んでいると思います。


あとどんなものがあるかなあ。あ、これはどうですか。 パーカー、これ服ですね、パーカー、フーディーです、フーディー、フードを付きの服、フーディー、フードを付きのジャケット、フーディーでも日本人はパーカー、パーカーと言うと思います。


あとですね、これはどうかなあ、コインランドリーはどうでしょう、これ場所ですね。コインランドリー。これはランドリーですから服を洗濯する場所で自分が服を持って行ってそのサービスの場所で頼む、またはお金を払って自分でそのマシンを使うっていう場所ですけれども。日本人はコイン、コイン本当に硬貨を使うのでコインランドリーと言いますけど、イギリスでコインランドリーと言っても誰もわかってもらえません。


あとはホテルのフロント、これも多分和製英語じゃないでしょうか。英語だとレセプションと言いますけれども、日本人の人はホテルのフロントでチェックインをする、チェックアウトをする、フロントと言うと思います。


本当にたくさんの和製英語があると思います。皆さん私が今話したのは本当に一部だけ例一部の小さい例ですから皆さんが知っている面白い和製英語があったら是非私に教えてください。この和製英語ね、最初意味がわからなかった面白いと思ったっていうものがあれば、是非私に教えて欲しいと思います。


話そうと思っていた和製英語がまだありました。パンですね、パン、これ食べ物のBread,パンですけれども、これはおそらくポルトガル語とかスペイン語からきていますね。パンね、私の旦那さんとペルーの家族にいえばパン、分かります。日本人もパン、分かります。でも英語を話す英語が母国語の人にパンと言ってもわからないですね。本当にたくさんの例があって、この和製英語っていうのはものすごく面白いトピックになります。


はい、それでは今日は中級の教科書、上級へのとびらの3課のトピックを取り上げて話してみました。じゃあ、また明日。


配信(はいしん) broadcast/transmission 

アメリカンコーヒー American coffee 

ペーパードライバー “Paper driver” (someone who has a driving license but never uses it)

聞き返す(ききかえす)to ask again (or listen again) 

母国語(ぼこくご)mother tongue, native language 

サラリーマン “salaryman”  (company employee)

OL “Office Lady” (female office worker) 

文房具(ぶんぼうぐ)stationary 

ホッチキス stapler 

マフラー scarf 

首に巻く(くびにまく)Wrap around one's neck

毛糸(けいと)knitting,

パーカー (parker)  hooded sweatshirt 

コインランドリー (coin laundry) launderette

硬貨(こうか)coin

ホテルのフロント (hotel front) lobby
Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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