48.おじぎとソーシャルディスタンス

日本語の先生、のりこです! This is the Japanese Podcast. Let's Learn Japanese with Noriko and listen to Japanese every day. Instagram:https://www.instagram.com/norijpteacher/ Email: norijp.oshaberi@gmail.com I teach Japanese on ITALKI. https://www.italki.com/teacher/1856346/japanese Today I'm talking about Social Distancing.

皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。

今日もこのポッドキャストを聞いて日本語のリスニングの勉強をしていきましょう。今日はNHKニュースのウェブサイトで見つけた、ある記事について話します。

NHK News Article in Japanese 「ぼくらがおじぎをする理由」👉

https://bit.ly/2ybXdyT

記事のタイトルは「ぼくらがおじぎをする理由」。ぼくらがおじぎをする理由。おじぎをする、頭を下げて挨拶をする。日本人の挨拶の習慣ですね。私たち日本人は外国のようにハグをしたり、積極的に握手をしたり、またほっぺたにキスをしたり、そういう挨拶のし方は日本ではありません。日本人はだいたいおじぎをします。

それでは今日のトピック「ぼくらがおじぎをする理由」ということについて話していきたいと思います。

このNHKニュースの記事では、ま、「ぼくらがおじぎをする理由」、日本人の挨拶の仕方、おじぎ。これが今世界中で注目を集めている。皆が気にしているという内容の記事なんです。どういうことかというと、今コロナウイルスが世界中で広まっていますね。そしてソーシャルディスタンスということがよく言われています。

ソーシャルディスタンスっていうのは、人と人の間に距離を取る。近寄らない、ウイルスが移ったり、移したりしてはいけませんから、挨拶をする時でも、会話をする時でも、ちょっとディスタンス、距離を取りましょう。これがソーシャルディスタンスという考え方です。そこで、外国では、たとえば私が住んでいるイギリスでは、挨拶の時によくハグをします、抱き合う。私の旦那さんの出身国ペルーではハグと一緒にほっぺたにキスもします。これは習慣なんですね。挨拶の仕方です。でも今それをやめましょう。ソーシャルディスタンスをしましょうっていうふうに言われてるですね。そこで今まで普通にハグをする、握手をする、ほっぺたにキスをした人たちが、じゃ今日からどうする?どうやって挨拶さればいいの。そういうことがソーシャルとかSNS、インターネットで、ま、話題になっているそうです。

そしてこの記事には1つ面白いエピソードが紹介されていました。1つこのエピソードはドイツで実際に起きたことなんですけれども、ドイツのメルケル首相、Prime Ministerですね、首相が会議に出ました。会議の中で、ま、同僚の政治家に握手をしようと手を伸ばします。するとその男性の同僚は、その握手を拒否、断った、握手しなかったっていうことなんですね。

そして、メルケル首相は、パッとの、とっさの判断で、あ、この握手を拒否するのは正しいことですねと言ったそうです。ね。ですから、この今の状況、コロナウイルスが流行っている状況では、握手を求められてもそれを拒否してもいい。それは正しいことなんだっていうふうに書いてあります。

じゃあ、いつも握手をしている、ハグをしている、それをしない代わりにどういう新しい挨拶の仕方があるんだということで、SNS上、インターネット上では世界中のいろいろな挨拶のし方とか、ま、こういうやり方があるんじゃないみたいな、Suggestion、提案がたくさんされているそうです。

そのうちの一つは日本のおじぎです、ね、おじぎをする。そしてもう一つはタイ、タイのワイという挨拶を紹介していますね。この記事ではタイのワイというね、挨拶の仕方は、手を合わせて軽くおじぎをする。

もう一つ面白い提案がされていて、これはひじとひじで挨拶をする。ひじ同士をつきあわせる。ひじはElbow ですね。ま、体の接触、Contactがありますけれども、直接手に触れません。服を着ているひじElbowの部分を互いにつつきあう。よく分からなければこの記事のリンクをね、デスクリプションのところに貼っておきますので、そのページに行ってみてね。イラスト、イラストレーションがありますからひじとひじをつつきあう、つき合わせるというのはどういうことか分かると思います。

あともう一つの提案は足と足、靴を履いている足先同士を触れ合って挨拶したらどうかなあっていう提案もインターネット上ではあったそうです。うーん、これはおもしろいですね。なんか挨拶してきて、ね、握手しようって相手がして、それを断るはどうかなあって思うかもしれないけれども、このコロナウイルスはとても深刻な問題ですから、この状況では握手を断ってもいいです、ね、ソーシャルディスタンス。これが今日のトピック、キーワードになります。

私のポッドキャストを聞いてくれている、ま、世界のどこかに住んでいる皆さん、皆さんが健康で元気だったらいいなあと思います。病気にならないように元気で過ごしてくださいね。

それではまた明日。

Words

おじぎをする to bow

ハグ hug

握手(あくしゅ)shake hands

ほっぺた cheek 

挨拶(あいさつ)greet 

注目を集める(ちゅうもくをあつめる)attract attention

距離(きょり)をとる keep a distance 

抱き合う(だきあう)hug 

話題(わだい)にある topic/subject

首相(しゅしょう)Prime Minister

拒否(きょひ)refuse/reject 

とっさの判断(はんだん)quick decision

深刻(しんこく)serious

 

他のあいさつのしかた:提案(ていあん)alternative ways of greeting: suggestion

 

1.日本のおじぎ Japanese-style bowing 

2.タイの「ワイ」:手を合わせる(てをあわせる)Thailand-style “wai” : putting palms together

3.ひじとひじとつきあわせる elbow bumping

4.足と足とふれあう “foot shake”

Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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