97. 食べ物の好き嫌いと偏食
皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。
今日は嫌いな食べ物と偏食について話しましょう。よく、好きな食べ物は何？日本のごはんで何がすき？好きな食べ物についてはよく聞いたり聞かれたりします。でも嫌いな食べ物ってあんまり聞かれたりしませんね。今日は嫌いな食べ物について話します。そして偏食についても話します、偏食。
子供の時ね、子供は好き嫌いが激しいですね。野菜が嫌い。野菜でもにんじんが嫌い、ほうれん草が嫌い、偏った食事をする、これが偏食になります、偏った食事。例えば、私の甥、甥子は子供の時, 果物を全然食べなかったんですね。もうフルーツが大嫌いで、そして好きなものは白いごはんでした。白いご飯ばかり食べる、これ偏食ですね。そして私の知り合いの子供さんはイチゴが大好きで、イチゴばかり食べるんだそうです。これも偏食、偏った食事。特に、小さい子供は好き嫌いが激しいですから、偏食の子供は多いと思います。
ちなみに、私は子供の時、何が嫌いだったかなあ。特に嫌いな食べ物はなかったはずですね。何でも残さず、食べていたし、野菜ね、にんじん、ほうれん草、ま、いろいろな野菜を食べていました。でもですね、今私は嫌いな食べ物があります。それはライスプディングです、ライスプディング。デザートですね。お米のデザート、ミルク、牛乳と砂糖が入った甘いデザート、ライスプディング。食べたことありますか。
日本ではほとんどないデザートです。なぜなら、日本人はお米、白いご飯は甘いのはいやなんですね。普段私たちは炊いたお米、白いご飯を食べます。その味は甘くもない、しょっぱくもない、お米の味ですね。日本人には甘いご飯、甘い白いご飯っていうのがイメージができないんです。デザートだっていうのが、アイデアとしてないんですよね。だから私は大人になるまでライスプディングというものを食べたことがなかったんです。ところが私の旦那さんのふるさと、ペルーでは、ライスプディングはよくあるデザートの1つです。初めて、義理のお父さんとお母さんのお家に行った時ね、ペルーのアレキパの家に行った時にデザートとしてライスプディングが出てきたんですね。
私は実は断ることできなかった、ね、ま、食べたことがなかったので、トライしましたけど、多分嫌いだろう、って想像ができました。でもいやです。食べたくないと言えなくって、食べたんです。そして、一口、口に入れた時に、う！まずいと思ったんですね。もう私には、白いご飯がミルクと一緒になっていて、しかもものすごく甘い、もうそれだけでダメでした。それ以上食べることができなかったんです。
義理のお母さんは今では私がライスプディングが嫌いということが分かっているので、ペルーに行った時に私にライスプディングを作って出してくれることはもうないです。一回きりでした。
先日ですね、インスタグラムの方でやってる日本語チャレンジ30日間の一つの質問で、嫌いな食べ物は何ですかって聞いたんですね。皆さんの、皆の答えがすごく面白かったです。野菜で言えばですね、大根、大根が大嫌いという人がいました。そしてコリアンダー、コリアンダーが入った料理は全然食べられないという人もいましたね。確かに、コリアンダーは、ま、癖がある、匂いがちょっときつい、うん、食べ物なので、それが入った料理も、うん、ちょっと独特な匂いがあると思います。
日本の食べ物では納豆が嫌いと答えていた人がいますね。私は納豆大好きですよ。そして、さっきのコリアンダーとよく似てるかもしれないけど、ちょっと匂いがきつい食べ物、例えば、ニンニクとかネギ、そういう匂いがある、匂いがきつい食べ物が嫌いという人もいました。あとですね、オクラ、オクラ、ナスが嫌いという人もいたし、ファストフード、ファストフードが嫌いです、健康によくないからと答えてくれた人もいました。本当に人それぞれですね、面白い。人それぞれ、好きな食べ物、嫌いな食べ物があって面白いと思いました。
皆さんは子供の時に好き嫌いが激しい子供でしたか？そして、偏食、一つのものばっかりをよく食べていた。偏食をする子供でしたか？また皆さんの子供の時のエピソードを教えてください。
はい、それではまた明日。
偏食（へんしょく）unbalanced diet
激しい（はげしい）extreme, strong
偏る（かたよる）be biased, unbalanced
甥（おい）nephew
炊く（たく）to cook, boil, simmer
断る（ことわる）refuse, deny
1回（かい）きり one time only
大根（だいこん）daikon, giant radish
コリアンダーcoriander
癖（くせ）がある have a peculiar taste
納豆（なっとう）fermented soy beans
Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!
