82.「実は」「失礼します」

日本語の先生、のりこです! This is the Japanese Podcast. Let's Learn Japanese with Noriko and listen to Japanese every day. Instagram:https://www.instagram.com/norijpteacher/ Email: norijp.oshaberi@gmail.com I teach Japanese on ITALKI. https://www.italki.com/teacher/1856346/japanese Words: 伝える(つたえる) 打ち明ける(うちあける) 告白する(こくはくする) 理由(りゆう) 言い訳(いいわけ) 居酒屋(いざかや) 誘う(さそう) 話題(わだい) 連絡を取る(れんらくをとる) 用事(ようじ) 目上の人(めうえのひと)

皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。


今日は2つの表現について話します。1つは、実は、実は。2つ目は、失礼します。


先日私はインスタグラムのアカウントでチャットでの会話のビデオを作りました。このビデオの中では、チャットですね、例えば、WhatsappとかLINE とか、そういう書いている、書いているチャットの中で、のりこ先生とその生徒さんSteveさんがしている会話なんです。ちょっと簡単に読みますね。


まずSteveさんがのりこ先生にメッセージを送るんです。


「のりこ先生お元気ですか。」


のりこ先生はこのように答えます。


「Steven さん、久しぶり、元気にしていますよ。」


するとStevenさんは


「よかったです。先生、実は、また来月から先生のレッスンを受けたいのですが。」


とメッセージが続くんですね。


「実は、また来月から先生のレッスンを受けたいのですが。」


そしてこのチャットが続き、最後に、この会話が終わる時に、Steveさんは「失礼します」と言って終わります。


まず、「実は」について話して行きます。本当によく日本語の会話の中で使うし、皆も聞いたことあると思うんです。何か他の人には話していないようなことを初めて伝える、打ち明ける、告白する時に、実はと言って会話を始めることができます。


また、何か理由を言う。「実は」のあとに何か理由を言うこともできます。例えばですね、私は友達とカフェでお茶をしています。私は来月仕事をやめるんですがそのことを友達にはまだ話していません。今日初めてそれを伝えます。会話の中で、「実はさ、私来月仕事辞めるんだ」ということができます。


本当のことをいうとさ、実はさ、実は、ね。実はというと聞いている相手は、あ、この人はこれから何か言うんだなって分かるんですね。準備することができます。


理由、理由ね、言い訳、理由を言う時にも、この実はを使うことができるんですけど、じゃ、会社のあと、今日も会社が終わって、仕事が終わってこれから帰る時に同僚が「ちょっとこれから居酒屋に行って一杯飲んで行こう、一杯飲んでから帰ろうよ」と誘ってきました。それを断る時に、「いやあ、悪いなあ、実は今日早く家に帰らなきゃいけないだよ。子供の誕生日なんだ」ということができます。実はから始まって、どうしていけないのか理由を言うことができます。


じゃあ、先のチャットの中でSteven さんは「先生、実はまた来月から先生のレッスンを受けたいんですが」と言いました。これは新し話題トピックを言い始める。その前に実はと言ったんですね。しかもStevenさんは久しぶりにのりこ先生に連絡を取りました。ですから、ね、久しぶりです。ほら、なにか用事があるのかなあっとのりこ先生は考えていると思うので、その用事、言いたいことを伝えるStevenさんは実はと言って、会話を始めます。


それでは次は「失礼します」について話しましょう。ビジネスの場面でよく使いますね。目上の人、上司、お客様に対して使います。失礼します。または失礼いたします。失礼いたしますは、失礼しますのもっと丁寧な言い方だね。


よく皆が知っているのは部屋に入る時ですね、例えば、上司の部屋に入る時に失礼します、失礼いたしますと言って入ります。また、その部屋を出る時にも失礼いたしますと言って部屋を出ていくことができます。なので部屋に入る時出る時に使える表現です。


会議、ミーティングでも同じですね。会議が終わって、また途中で出かけなければいけない、その時に、あ、ちょっと失礼いたしますと言って、会議を出ていくことができます。また、会議でお客さんが来ています。そのお客さんにお茶を出すね、これをどうぞと出す時に失礼いたしますと言ってお茶を出します。失礼いたします。


あとはもちろん、お詫びする。ごめんなさいと言う時にも失礼します、失礼いたしますということができますね。例えば、クライアントに朝早く電話をしなきゃいけないね、電話をして、つながりました、朝早くに大変失礼いたしますと言って、朝早く電話をしてしまってごめんなさいという感じを伝えることができます。


この失礼します、失礼いたします、書いて、書いてメールで送ることももちろん大丈夫なんです。だからチャットとかメールにも使えるビジネスの表現になります。例えばクライアントに初めてメールを送ります。その時に、最初に突然のメールで、失礼いたしますとか。始めまして、メールにて失礼いたします、というふうにメールを始めることができます。


はい、で、先言ったのりこ先生とSteven さんの会話、チャットの中ではね、会話が終わりました。この会話、チャットを終える時Steve さんは、失礼いたします。ま、失礼しますと言ってチャットを終えました。


はい、では、今日は実はと失礼します、失礼いたしますの使い方について話してみました。また明日。




伝える(つたえる)communicate, pass on message 

打ち明ける(うちあける)to confide, reveal, disclose 
告白する(こくはくする)confession, acknowledgement 

理由(りゆう)reason

言い訳(いいわけ)excuse

居酒屋(いざかや)”tapas” style bar specific to Japan 

誘う(さそう)invite 

話題(わだい)topic, subject 

連絡を取る(れんらくをとる)make contact 

用事(ようじ)task, errand, business to take care of 

目上の人(めうえのひと)superior (person)
Special Thanks go to Donna. トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

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Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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