126.カルテットシリーズ、日本らしさが感じられる場所「居酒屋」

皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。今の時間は、朝の8時15分、8時15分です。今朝は、いつもより1時間遅く起きました。といっても、早いです。6時半に起きたんですね。日曜日の朝です。私は日曜日いつも仕事をしていますので、朝いつもどおり早く起きます。6時半に起きて、そして朝ごはんを食べて仕事をしています。今朝、朝から雨が降っていますね。いつものベルファストの朝です。


今日は、カルテットシリーズです。カルテットシリーズ。意外とこのシリーズ評判がいい。皆さん、カルテットという教科書に興味を持っているのかな。はい。私のポッドキャストは、中級以上をターゲットにしていますね。もちろん、N2、N1、とても日本語が上手になっている皆さんも聞いてくれているんですが、中級になったばかりの人たちもたくさん聞いてくれているのがこのポッドキャストなんですね。つまり、中級のレベルが多いと思うんですが、私がお勧めする中級の教科書「カルテット」。


今日は、3課の読み物の内容です。タイトルは、「居酒屋、日本らしさが感じられる場所」。そのなんですね。私は、皆さんがもし日本に初めて行くなら、もちろん高級な和食のお店やお寿司屋さんにも行ってほしいんですけれども、居酒屋に必ず行くべきです。居酒屋に行ってください。居酒屋は、日本の文化です。はい。私は、日本に帰ると、必ず友達を誘って、昔の友達に声をかけて、居酒屋に行くんですね。居酒屋でお酒を飲みながら、つまみを食べながら、会話をしていくわけです。社交的な場なんですね。


この読み物の中では、「安い値段で美味しい料理やお酒を楽しみたい。友達と仲良くなる機会を作りたい。日本らしさを感じたい。そんな時は居酒屋」と書いてあります。はい、本当に。居酒屋の特徴がまとめてある文なんですが、そのとおりだと私は思います。


一つ目の特徴:料理もお酒も種類が多いんです。びっくりするぐらいのメニューが安い値段で提供されていて、だいたい美味しい。うん。あの、サラダのようなシンプルなメニューもあれば、揚げ物、唐揚げ、お魚、刺身などもあります。そして、お酒、ま、お酒はですね、高いお酒は置いていません。だいたいビール、日本酒、酎ハイ。うん。「酎ハイ」っていうのがやぱり居酒屋の定番ドリンクメニューかな。または、ソフトドリンクももちろんあります。ジュース、お茶。温かいお茶も飲めたりします。


二つ目の特徴は、安い。値段のことが書いてありました。そして、特別な居酒屋のシステム、「飲み放題」。「食べ放題」という時もありますね。飲み放題。これはね、私たくさんお酒飲めませんから、今居酒屋に行って飲み放題を頼むことはないでしょうね。お得な気分が逆にしない。でも、若い時、学生の時ですね、飲み放題をよく使っていましたよ。はい。安いですからね。そして安いお酒をたくさん飲む。はい、そんな大学生活を送っておりました。


そして、最後の最大の特徴は、交流の場となっていること。そうなんです。例えば、大学生の時に、サークルのいうね、クラブ活動があって、そのサークルの皆さんが集まる場所、飲み会は、居酒屋でした。はい。そして、会社でもそうですね。会社でも何かのプロジェクトが終わった「打ち上げパーティー」、打ち上げの飲み会とか、誰かが転職するとか、会社を辞める、退職する、そんな時の飲み会パーティーも居酒屋ですることが多いんじゃないんでしょうか。ただね、最近この3年ぐらいは、コロナの時代ですから、このコロナ禍で、そういう大きな人数の集まりはなかなかできませんよね。うん。はい、でも、皆さん、居酒屋。一人で行くのはどうかな。ちょっと勇気がある人は行ってみてください。逆に、カウンターみたいな場所、一人でも座れる場所、必ずあると思うんですよ、居酒屋には。なので、そういう居酒屋を見つけてですね、スタッフさんと日本語で話してみるのも楽しいかもしれないし、カウンター席で隣に座っているサラリーマンに声をかけてみてもいいかもしれない。交流の場、居酒屋。はい。


私は、そうね、居酒屋で、必ず注文するもの、軟骨の唐揚げです。軟骨の唐揚げ。お肉ですね。はい、お肉関係。普通の唐揚げも大好き。あと、サラダだったら、大根サラダ。大根サラダがとても好きですね。わかめサラダ、海藻サラダもとても好きなメニューの一つです。あと、豆腐の中でも、揚げ出し豆腐。揚げ出し豆腐、あー!、これは居酒屋の定番メニューじゃないですかね。うん。魚でいうと、私はですね、「ほっけ」、ほっけの焼き魚。ほっけという魚がとても好きだし、あとちょっと小さめの魚で、丸ごと焼いて食べられる「ししゃも」、ししゃももお勧めメニューです。はい。魚も肉もサラダもある居酒屋。


飲み物は、私はだいたい生ビールです。生ビール。皆さん、日本語が上手じゃなくても生ビールは頼めます。「生ビール一つ!」「酎ハイ一つお願いします!」はい、それだけで十分だと思うんですよ、最初は。はい、まずは、まずは生ビール一つ。その「まずは」、「最初に」っていうことですよ。やっぱり飲み物を最初に注文して、そしてゆっくりメニューを決めればいいですから、このように飲み物を注文してみてください。「すみません!まず生ビール一つ!」これは、簡単に覚えられる、でもとても大切なフレーズではないでしょうか。はい。


ということで、この読み物の中には、「日本らしさが感じられる場所は居酒屋ですよ」、居酒屋の独特な雰囲気を楽しんでほしいという内容が書かれていました。皆さんに質問ですね。皆さん、どんなレストランによく行きますか?誰と一緒に行きますか?そして、日本の居酒屋のような自分の国の雰囲気が感じられる、文化が感じられるレストラン、飲み屋さん、場所がありますか?あなたの国らしさが感じられるレストランがあれば教えてください。


私が住んでいるイギリスの北アイルランドには、パブがたくさんあります。パブは、日本の居酒屋とは全然違います。飲むだけ。飲むだけ。ひたすら飲むだけ。もちろんね、中にはレストランみたいなところもあって、パブランチ、パブディナー、料理を提供してくれるパブもあるんですが、ベルファストはほとんどそんなところが少ないですね。だいたい飲むだけです。


私は、イギリスに引っ越してきた時に、北アイルランドで初めてパブに行った時に、びっくりしました。私は日本の居酒屋のように食べながら、つまみを食べながら飲めるものだと思っていて、何も食べずに行ったんです。すると、お友達や周りの人はひたすら飲むだけ、え、ご飯は?食べ物は?え、お腹が空いているの?ポテトチップス買ったらいいじゃん、みたいな。え、ポテトチップス?みたいな感じでびっくりしたんです。本当に。はい。なので、イギリスのパブ文化はだいたい飲むだけですね。つまみがありません。それは、実は健康に、お腹によくない気がする。なので、日本の居酒屋とか、スペインのタパス文化みたいな、何か飲みながらつまみを食べる、ま、逆でもいいんですけど、つまみを食べながら飲むっていうのが楽しいかなと思います。皆さんはどう思いますか?


では、今日は以上です。カルテットシリーズでした。

Special Thanks go to Paul, トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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