191.「すずめの戸締まり」:昭和の懐メロ!

皆さんこんにちは日本語の先生のりこです。今日これを録音しているのは、何と5月なんですね。2023年5月の1日朝9時30分です。5月の1日、日本では今ゴールデンウィークですね。そして5月と言えば、私の誕生日があるんです。もうすぐ、もうすぐ、私は今5月1日に話していますから。もうすぐ私の誕生日、なんと、50歳になります。うわー、50歳、ちょっと怖いですね。


はい、皆さん、歳をとるのが怖いですか。私ももちろん不安はあります、将来、老後のことを考えたら不安な気持ちなるけれども、歳をとるのは皆同じじゃないですか。だから仕方がないと思うんです。これは諦めるしかない、向き合うしかないんですね。なので歳をとって腰が痛い、肩が痛い、顔にいっぱいしわができた、白髪が増えたと嘆くよりは、今日も人生を楽しもう、ぐらいの気持ちがちょうどいいと思いますね。


なので私は、誕生日を直前に控えた今の私の気持ちは、ワクワクしています。50歳という1年間、いい1年間にしたいと思っています。好きなことをたくさんして、本をたくさん読んで、韓国ドラマをたくさん見て、出来るだけ旅行も行って、いろんな人に出会って、コミュニティーのメンバーとたくさんいろんな話をして、毎日、毎日、明るく元気に楽しく生きて行きたいなと思っています。皆さん、そんなのりこさんにおめでとうのメッセージを送ってくださいね。これがね、この録音のエピソードが公開されるのは多分6月の後半以降かなと思っているんだけれどもね。


はい、今日は私が最近見た映画について話すんですね。タイトルにあるように私は本当に久しぶり、3年以上ぶりにベルファストで映画館に行って来ました。コロナの間、全然映画を見てなかったからね。で、このことについては、私のJapanese Blog、私のサイトで読める中級N3向けのブログにも書いたんですが、今日はポットキャストでも話そうと思います。


皆さん、「すずめの戸締り」見たかな。これは有名なアニメ監督深海誠さんの作品です。深海誠さんと言えば、他にもたくさん有名な映画があるじゃないですか。多分今はNetflix とか Amazon Primeでも見えるはずなので、皆さんチェックしてみてください。多分一番有名なのは「君の名は」かな、「天気の子」とか、ほかにもありますね。で、私はこういう日本の映画、ベルファストに来ることは珍しいから、多分ベルファストで映画館で見ることはできないだろうなと思っていたら、ベルファストで唯一のインディペンデント系の映画を上映する映画館で、この「すずめの戸締り」、1週間だけ公開されたんですね、上映されたんです。なので私はチャンスと思って、旦那さんと見に行ってきました。


残念ながらね、その時の、金曜日の夜に見に行ったんですが、その映画館の中、半分も人がいなかったんですね。えー、寂しいなと思って。でも私は本当に楽しんで、感動して帰って来ました。すごくよかったです。で、ストーリーもとても面白いと思ったんだけれども、ストーリについては今日は話しません。何にか良かったが、私にとってピンポイントで心に響いたのはですね、音楽なんです、OST。この映画で色々なシーンで使われる曲、J-Pop、しかも私の時代。私が中学生、高校生、大学生の時に本当によく聴いていたJ-Popがたくさん流れてきたんです。


だから、私は懐かしい、うわーなんて懐かしいの、この感じ。本当に共感できたんですね。なので、だから余計に、だから余計に、この映画のことが好きになったんだと思います。だから余計に、心に響いて、印象に残ったんだと思うんですね。つまり音楽って大切だね。やっぱりいい映画にはいい音楽があります、そう思いませんか。ドラマも同じです、ドラマのシーンで効果的に使われるOSTとか、メロディー、あの、音響効果、すごく大切じゃないですか。なので、やっぱりいい映画、いいドラマにはいい音楽が使われている、そう思います。


ということで皆さん「すずめの戸締り」の音楽ね。J-Pop、J-Popは悪くないですね。私は本当にね、最近はもっぱら、皆さんご存じのように、K-Pop,、K-Popばかり聴いていて、あの、申し訳ない日本語勉強している皆さんにはお勧めができなくて、申し訳ないレベルだっんけれども、この曲(映画)で使われている昔、昔の曲の中で特にいいなと思った曲を紹介したいと思います。


一つは松任谷由美、松任谷由美の「ルージュの伝言」。絶対にYouTubeで動画か音楽かチェックできますので、調べてみてください。「ルージュの伝言」。そしてもう一つは井上陽水の「夢の中へ」、「夢の中へ」、この二つとても印象的でした。映画の中で。で、実はね、歌ってあげてもいいんですか、これは著作権にも関係があるし、私は本当にのりこさん歌わない方かいいという、言われたぐらい、過去歌ったことあるんです。過去のSeason 1のエピソードで思い切って歌ったことがあるんだけど、あまりにも下手だったみたいで、たくさんのネガティブのリアクションを頂いて、「のりこさん、のりこさんは歌を歌わない方がいいと思います」、なので、今日も歌いたい気持ちを押さえてですね、あのタイトルだけお薦めのタイトルだけ。


なのでこの二つ、松任谷由実の「ルージュの伝言」そして、井上陽水の「夢の中へ」、この二つは本当に名曲だと思うんですね。他にも他にも、たくさん、たくさん出てくるんですが、一つはですね、チェッカーズ、これね、すこい私が好きだったバンド、バンドなんです、これ、チェッカーズ。この中の「ギザギザハートの子守唄」、このタイトルも、タイトルもかなりなんか昭和っぽい、古いんですけど「ギザギザハートの子守唄」、チェックしてみてください。


そして、もう一つは、これも私の時代の中学生ぐらいだったかな、アイドル、アイドル、この方、アイドル、斉藤由貴「卒業」、斉藤由貴の「卒業」、(映画の中で)いいシーンでこの歌が流れるんですけど。じゃ、あの、私ね歌詞を読むのは歌より歌詞をちょっと読むのはいいと思うので読んでみたいですね。皆さん、Googleで調べたらすぐに歌詞が出てくるんです。


「卒業の歌」

制服の胸のボタンを

下級生たちにねだられ

頭、かきながら逃げるのね

本当は嬉しいくせして


これは最初の部分の歌なんですね。これさ、皆さん、漫画やアニメやドラマで見たことがないですか。日本のこれ、伝統的なことなんだけど、卒業式に大体女性が男性にお願いするんだけど、女性が好きな男の子の制服のボタンをくださいって言うんです。で、これは、その男性のことが好きか憧れていて、で、記念にあなたの制服の胸のボタンが欲しいんです。ちょっと告白しているみたいじゃない。もう一度最初の部分、これは斉藤由貴というアイドルの昔の歌「卒業」。


「制服の胸のボタンを下級生たちに、下級生たちにねだられ、頭、かきながら逃げるのね、本当は嬉しいくせして」


いやーね、私は実はお願いというか、その好きだった人とか、先輩に、憧れていた先輩に「制服のボタンください」ってお願いした経験、実際にありません、私はない。でもアニメとか漫画でよくそんなシーンを見たことがあるし、私の友達がですね、憧れの先輩の卒業式にその先輩に「ボタンをください」ってお願いして、でも先輩は「いや、あなたにはあげられない」みたいな、断られたという友達がいて、その友達がその日わんわん泣いて「あー!ボタンもらえなかった」と悲しんでいるのを、悲しんでいたのを覚えていますね。


卒業式って色々なドラマがあるんですよね。だってさ、下級生が上級生で先輩で憧れている先輩がいたら、その先輩が卒業したらもう学校で会えなくなるじゃない。だから先輩が卒業するのを寂しいという思いがここには込められているかもしれないし。同級生で、同じクラスメートだったりして、好きだった人が卒業する。で、制服の姿、その人の制服姿がもう見られない、寂しいという思いが多分ここには込められているような気がします。


卒業式には本当に色々なドラマがあって、私は思い出しました。皆さん卒業式、皆さんはどんなセレモニーがあったのかな。私はですね、中学校です、特にですね、特に中学校の卒業式では泣いた覚えがあります。感極まって涙が溢れた卒業式でした。それ以外にも、この斉藤由貴さんの「卒業」以外にも本当にまだまだおすすめの曲がたくさん出てきます。「昭和の懐メロ」、もうピンポイントで私の時代、ということで、もしかしたらこの映画は私と同じ年代の、40代後半、50代の人が見ると、本当に懐かしいなって思うことがたくさんあるかもしれません。


ということで「すずめの戸締り」というタイトルで話し始めたけれども「すずめの戸締り」の内容については全然話しませんでした。でも皆さん機会があれば是非是非映画館、またはNetflixなどでね、後で後で、見てみてください。本当におすすめの映画、日本のアニメは素晴らしいですね。


あ、あと、もう一つ言いたいことがあります。日本のアニメがいかに素晴らしいか。これは私ね、あの韓国語の会話のレッスンを受けているので、ソウルに住んでいる先生が話してくれたんです。「すずめの戸締り」は本当に、日本でも、日本だけじゃなくて、韓国でも本当にたくさんの人が見たそうです。で、最近2023年の話ですけど、まずは映画の「スラムダンク」が韓国でもとても人気になって。で、その後この「すずめの戸締り」が来て「すずめの戸締り」もたくさんの人が映画館に見に行った。


で、私の韓国の先生はですね、日本のアニメの映画はすごいですね。勢いもすごいし、クオリティもすごいし。本当に韓国人の人が、韓国の映画じゃなくて「スラムダンク」とか「すずめの戸締り」を見に映画館に通った。ものすごい人気だった、トレンドになったということをね、シェアしてくれて、私は嬉しくなりました。私はね、「スラムダンク」の映画は見てないんですけれども、残念ながらベルファストに来なかったので見られなかったんですが、チャンスがあればどこかで見てみたいと思っています。


はい、皆さんは最近日本のアニメの映画、見ました。映画館いいですね。やっぱりね、私はこれからもっと映画館に行こうと思いました。本当にね、コロナの時代、いつもいつもNetflixばかりで、テレビね、あのリビングルームだけで、映画鑑賞、ドラマ鑑賞してましたけど、映画館の雰囲気は最高ですね。皆さん、映画館に行こう!ということで今日のエピソード以上です。


Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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