30.Polyglot Conferenceに参加して1

皆さん、こんにちは。日本語の先生のりこです。



あの、10月ね、Polyglot Conferenceというのがありました。去年もこの時期にあって、私はオンラインで参加したんですね。今年は2回目です。本当は、ね、これはConferenceですから、ね、ある場所に行って皆が集まって参加するというものなんですが、去年と今年はコロナで全てオンラインということでした。



そして、私はポリグロットではありません。全然ポリグロットではない。でも、言語が好き。そして、日本語の先生ということで、Polyglot Conferenceに参加した理由は、自分がもっと勉強したいから。言語が大好きで、いろいろな言語を勉強している人から学びたいと思って、去年から参加しています。今年も参加しました。



そして、今年はね、面白かった。色々な有名なポリグロットさんがパネルディスカッションというのをしていたんですね。今日はその中でもですね。まず最初に聞いたBenny Lewisさんと私が大好きなLindieさん。この二人のパネルディスカッションの内容についてちょっと話してみたいと思うんですね。



みなさん、私がLindieさんの大ファンなことは知っていますよね。はい、知っているはず。あの、何度もシーズン1のポッドキャストで紹介してきました。ユーチューブ、是非見てみてください。本当にポジティブな、あの、素敵な女性、Lindieさん。Lindieさんは、日本語も話せるし、韓国語がペラペラですね。憧れです。私の憧れ。



そして、Bennyさん。今発音がおかしかったね。Benny Lewisさん。Bennyさんはアイルランド人です。アイルランド人。そして、あの、本をいくつか出版していて、この本のツアーでベルファストに来たことがあるんですね。だから、私はそのツアーというか、ブックイベントに参加したことがあって、Bennyさんのサインを本に書いてもらったことがあるんですね。ということで、私はBennyさんのファンでもあります。



この二人が、忙しいスケジュールの中でどのように言語を勉強していくかというテーマで、パネルディスカッションをしていたんですね。ものすごく面白かったです。なぜなら、お二人とも共通していることはですね、やっぱりその時その時に自分の優先順位、プライオリティって変わるじゃないですか。何かどうしてもこれを優先させなければいけないという時がありますよね。それがもしかしたら言語学習じゃない時だってあるわけです。仕事のプロジェクトかもしれないし、家族のことかもしれないし。そういう時にあえて言語学習をしなくてもいい。忙しい時、他に優先順位が高いものがあるとき、または気分が乗らない時、落ち込んでいる時に、言語学習を優先させる必要はないという話をしていたんです。



あの、つまり、自分自身を大切にしなきゃいけないから、そんな忙しい中でも、あ!やらなきゃやらなきゃ、私のルーティンこなさなきゃ、勉強しなきゃ、そう追い詰める必要はないんですよっていうのを言っていたんですね。メンタルヘルスが大切だと言っていたんです。



はい。だから、自分のルーティンができなくて、「あー、今日勉強しなかった」そういう日もあるから、落ち込まなくてもいいということだったんですね。面白い。面白いです。



でも、でも、その中でもね、良いアドバイスをされていました。オンラインレッスンです。あの、お二人ともiTalkiをよく使っているということだったんだけれども、iTalkiの先生とのレッスンをもう週1とか週2とか、もうルーティンで予約していく。忙しい時期でも、予約していく。そうすると、そうするとね、やっぱりお金を払ってますから、そのレッスンはミスしたくない。あんまり勉強してなくても、そのレッスンに行く。行くとやっぱりなんかモチベーションが上がる、楽しい。それをお勧めすると言っていました。



私はものすごくわかります。私の韓国語の勉強もそうですね。時々自分でやろうと思っていたルーティンはできないことが多いです。はい。でも、レッスンはお金を払っていますから、必ず行きます。サボりません。そして、あ!あまり勉強してないと思って、宿題してなかったと思って行っても、先生からたくさんのエネルギーをもらって、新しいことを勉強して、モチベーションがアップする。なので、あの、BennyさんとLindieさんもしている、私もしている方法ね、どんなに忙しくても、もしかしたらお金を払ってするレッスンは、週の中に、週のスケジュールの中に取り組むと、ね、あの、その時間だけでも何か勉強できる。そういう風にやっていくといいかもしれません。



うん、ね、じゃあ、まず一つのポイントは忙しい時、落ち込んでいる時、気分が乗らない時、人生いろいなステージがあって色々な問題があります。そんな時は、ね、何が本当にプライオリティなのかそれを大切にして、メンタルヘルスも大切にしながら、あの、日々生活を送ってくださいというメッセージです。だから、LindieさんもBennyさんもポリグロットだからといってね、毎日めちゃくちゃすごいスケジュールをこなしてるわけじゃないんですよ。私たちと同じなんだなあと思いました。Up downがあります。



もう一つね。勉強のTracking。どれだけ勉強したかっていうのをTrackingしていますかどうか、え?しているかどうかっていうね、話をしていました。これはBennyさんとLindieさん全く違っていたので、面白かったです。



まずLindieさんは、まずノート、ノートブック、ノートとかステーショナリー、文房具とかペンとか好きだから、自分の手帳、ノートがある。そこに何か色々自分がどんなことを勉強したか書くのが好きだと言っていました。そして、記録、トラッキングをつける時にActive Learningの場合だけをTrackすると言っていました。つまり、Netflixでスペイン語のドラマを見るとか、そういうのは、ちょっとね、Passive Learningだからtrackingしていない。でも、Active Learning、教科書とかアプリとかiTalkiレッスンとか、そういうことのtrackingをしていると言っていました。でも、例えばですね、漢字をどれだけ覚えたとか、そういう数字じゃないって言ってましたね。うんうん。面白い。



あと、Lindieさんはtogglだったかな、togglという、ちょっと読み方がはっきり分かりませんけど、アプリを使っているそうですね。アプリでそのActive Learningの勉強時間をtrackingしているそうでした。


https://toggl.com/



でも、Bennyさんはそのtrackingが好きじゃない、全然しないと言っていました。ね。そういうtrackingをすることが、プレッシャーになる、負担になる、ストレスになる。だから、Bennyさんは、負担に思う、ストレスに思うことは全然しないと言っていました。



二人のアプローチの仕方が全然違いますね。面白い。だから、いろんなやり方があるんですよね。そして、ポリグロットと聞くと、「えー、すごい」、「何か国語も話せてかっこいい」、「めちゃくちゃ勉強してる」って思うかもしれないけれども、悩みは同じなんですよねと思いました。


はい、またね、このPolyglot Conferenceについては、もう少し違うエピソードで話していきます。なぜならね、今年の本当にこのパネルディスカッションはすごくて、あの、ゲストスピーカーに、あの、Steve Kaufmann さんだったりとか、あとComprehensible inputで有名なStephen D. Krashenさん、先生と言ったほうがいいのか、そういう方も出てきたんですね。なので、もっともっと話したいことがあるけれども、それは次回にということにしたいと思います。今日はここまで。 


Special Thanks go to Maria, トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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