361. 世界の面白い文化

皆さん、こんにちは。日本語の先生、のりこです。



今日も前回のエピソードに続いて、トピックは「あなたが今住んでいる国または出身国の面白い文化について紹介してください。できれば写真やビデオのリンクもつけてください」というトピックで、私の3人の生徒さんの作文を紹介したいと思います。



最近ね、何度も話している私のライティングチャレンジ、サマーチャレンジはもう終わります。実はですね、このチャレンジ結構長かったんですね。5月の中旬に始まって、7月の終わりまで。参加者は10人ぐらいでした。この10人の生徒さん、色々な国の生徒さんだったんですけれども、その生徒さんが毎週2回私が決めたトピックで作文を書きます。ま、私の選んだトピックが面白くなければ、生徒さんが自由にトピックを変えることもできる。でも、週に2回書かなければいけない。とても、とても大変なチャレンジだったと思います。だからこそ、チャレンジですね。皆さん、また秋、始めますから、興味がある人はね、私のインスタグラムをいつもチェックしておいてください。



さて、早速行きましょう。今日の最初の生徒さんはシンガポールの生徒さんです。行きますよ。



シンガポールの一番面白い文化は「Singlish」という混合語があることです。この混合語は英語がベースで、他の言葉を付け足します。シンガポール人は日常会話時によくSinglishを使っています。しかし、ビジネスの場合はあまり使いません。外国人がよく分かりませんから。ちなみに、なぜSinglishが生まれましたか?昔々、色んな国の人がシンガポールに引っ越してきました。シンガポールはイギリスの植民地だったので、もちろんイギリス人がいました。でも、そのイギリス人だけじゃなくて、別の国の人も来ました。特に、中国人とインド人でした。あの時、生活のために、ほかの民族の人と交流しなければなりませんでした。でも、同じ言葉がなかったので、それぞれの言葉を混ぜて話しました。その結果が「Singlish」です!



私のトランスクリプトのページに、この生徒さんが送ってくれたユーチューブのリンクもつけていますから、興味があれば、そちらも見てみてくださいね。



このシングリッシュ、シンガポールならではのユニークな文化ですよね。シンガポールに住んでいる人は本当に多国籍です。色々な国の人が住んでいるんですよね。だから、その当時、昔々、共通語がない、どうやってコミュニケーションをとりますか?ということで色々な国の言語が合わさってシングリッシュが生まれたわけです。シンガポールの歴史を表現していると思いますね。面白い文化でした。紹介してくれてありがとう。



次はカナダの生徒さんです。この生徒さんはカナダのオタワに住んでいます。



オタワでは、健康的で活動的な文化が多いです。外で、色々な活動をすることができます。一番有名なのは「リドー運河、Rideau Canal」というスケートリンクです。長さは7.8kmで、世界中で「リドー運河、Rideau Canal」は一番長いリンクです。冬、リンクはいつでも開いているので、たくさんの人はスケートができます。私は時々夜のシフトの後で、リンクに行って、スケートをしました。夜は人が少なくて、静かです。とても楽しいです!



これもカナダのオタワ、寒い場所の冬の文化ですね。リドー運河。そこでスケートができる。しかも世界一の長さ7.8キロメートル、どうですか。私はあんまりスケートが得意じゃなくて、ま、上手じゃないし、苦手なんですけれども、皆さん、もし冬にオタワに行ったら、このリドー運河でスケートをしてみませんか。



最後はフィンランドの生徒さんです。



フィンランドの面白い文化はサウナです。普段は、夏のコテージでサウナを木で熱します。町の家とアパートには電気式サウナがあります。サウナの時、数回身体を冷ますために、サウナを出ます。外で、ビールまたはサイダーを飲みます。夏のコテージが湖のほとりにある場合、湖で泳ぎます。冬は、氷に穴を開けて泳ぎます。または、雪の中で転がります。


今、アメリカに住んでいて、あまり沢山のサウナに行かないです。ロスアンゼルスでフィンランドのサウナがあります。月に一度そのサウナに行きました。アメリカのフィットネスクラブに適当なサウナがありません。遠赤外線サウナがあります。遠赤外線サウナはあまり熱くないです。フィンランドのサウナがとても懐かしいです。



そうですね。これを私が読んだ時に、まさしく私のイメージ通りだったんですね。フィンランドと言えばサウナ。しかも寒い、寒い冬、雪がたくさん積もっている冬に、森の中のサウナに入ります。そして、人々は湖に氷を開けて(I should have said 湖の氷に穴を開けて)その中にジャンプして、温かくなった体を冷ますんですね。



そんなイメージが私の中にあって、この生徒さんの作文を読んだ時に、「あ、その通りだ」と思って嬉しくなりました。でも、残念ながら、この生徒さんは今ふるさとから遠く離れたアメリカに住んでいるんです。アメリカにはフィンランドにあるサウナと同じような物がありません。ということで、今はフィンランドのサウナがとても恋しいんですね。その気持ち、遠く離れた場所に住んでいる皆さん、故郷から離れた所に住んでいる皆さん、分かりませんか。故郷の独特文化が恋しい。そんなこと、よくあるでしょう。いい作文ですね。



私は実は、サウナ、あんまり経験がないんです。私の義理の妹はスウェーデンに住んでいて、スウェーデンにも同じようなサウナの文化があるそうです。だから、私は次に、もし冬、冬にスウェーデンに行ったら、このサウナを経験してみたいと思っているんですが、湖の中に、凍った湖に穴を開けて、その中にジャンプするとか、氷の中で転がるとか私はちょっと勇気がない、できるんでしょうか。うー!寒そうです。でも、その前に十分十分サウナで体を温めて汗をかいてから、氷の中に、そして、雪の中にジャンプしていけばいいんでしょうね。



はい、皆さん、どうですか。皆さんの国の面白い文化、ユニークな文化について私にぜひ話してみてください。それが面白ければ、私はぜひこのポッドキャストの中で話してみたいと思います。はい、それでは、今日はここまでです。


Special Thanks go to Maria,トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!


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Japanese with Noriko

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