128.多読 - 読書チャレンジ2022スタート

皆さんこんにちは、日本語の先生のりこです。今日は9月の19日月曜日。今ちょうど午前10時半。10時半になったところです。私はいつものように朝起きて、二つレッスンをしたところですね。


私のコミュニティJapaneseTogetherで今週の金曜日から約4週間にかけて初めてのリーディングチャレンジを始めます。今のところですね、コミュニティの中で、小さいコミュニティなんですが、17人の人がサインアップしてくれて、自分の目標とか読みたい本をシェアしてくれました。


これね、私本当に意味があるチャレンジだと思っているんですよね。私は今までシーズン1とシーズン2のポッドキャストの中でたびたび「本を読んでますか」「日本語のコンテンツ読んでくださいよ」って言ってきましたよね。私は本を読む力、本を読むことでコンテンツを日本語でたくさん読むことで、皆さんの日本語の能力がぐんとアップすると信じているんです。インプットですね。たくさんのインプット。ま、インプットには聞くということと読むという二つがあると思うんです。


聞くということに関しては私はポッドキャストを作っています。私のポッドキャストだけじゃなくて、いろんなポッドキャストがあるから、皆さんはたくさん毎日聞くことができる。でもそれと同時にですね、読むということも本当にやってもらいたいんですね。私は長くオンラインで日本語を教えていますが、コンテンツをたくさん読んでいる人は、本当に日本語の上達、日本語の上達のスピードが速いと私は思っています。そして言葉の語彙力も高いです。


ただ、皆さんなかなかコンテンツを読むのが大変だっていう気持ちは理解できます。なぜなら日本語には漢字がありますよね。「漢字が読めないから小説にチャレンジしにくい」、「フリガナつけてほしい」という気持ちもわかるんですが、そういう人、漢字が苦手な人も簡単な読み物、ありますよね。


例えば、多読の本として、フリガナがついていて、または英語の説明もあるような本が実際にアマゾンで買えます。そういうところから始めてみてもいいし、私のおすすめはですね、Satori Readerですね。Satori Readerっていうのは、お金を払ったほうがたぶんいろいろな有料の機能がついてくるんですが、無料でも、おそらく読めるコンテンツがあると思います。アプリまたはネットのサイトで読めるショートストーリーがたくさんあるんですよね。私は実際に使ったことはありませんが、私のプライベートレッスンの生徒さんが何人か使っていて画面をシェアしてもらって、その内容を目で見て読んだことがあります。ストーリーも面白いし、英語の説明もあるし、オーディオもある。とてもいいと思います。Satori Reader。


そして、「いやいや、私は小説が読みたいんだ」という人もいますよね。はい、ぜひチャレンジしてみてください。そういう意味でね、この私がこれからやろうとしているリーディングチャレンジ、きっと意味があると思うし、またコミュニティの中で励ましあいながら、そして自分が読んだ内容、感想、意見をシェアしながらコミュニティでチャレンジをやるというのは本当に大切なことだと思っています。


なので、今回のリーディングチャレンジ。はい、でね、今のところ17人ぐらいの生徒さんがサインアップしてくれていて、それぞれ選んでいる本、コンテンツが違っていて、面白いんですね。私は、私が選んだ、ご提案した三冊、え、本が三冊あったんですけど、私が提案した本を読むという人は実は少なくて、自分で選んできた本やコンテンツを読むという人のほうが多いのでびっくりしました。すばらしいです。


例えばですね、これ私読んだことがないのでどんな内容か分かりませんけれども、タイトルだけ言っていきますね。ある生徒さんは『1日10分のご褒美』、いいタイトルですね。『1日10分のご褒美』というノンフィクションの本を選んだそうです。はい、そして一日30分この本を4週間読み続けるっていう生徒さんもいます。


または、この生徒さんは、これもかなり難しそうなんですが、村上龍の『5分後の世界』、私は読んだことありません。『5分後の世界』にチャレンジしてみたいと思いますと言っていました。「300ページあるから毎日10ページぐらい読めたらいいかな。難しそうだけど頑張ります」と自分の目標をシェアしてくれました。


あと、初級の生徒さんは多読、多読のウェブサイト、たくさん無料の多読の本があるんですね。その生徒さんはこのウェブサイトを使ってサイトのコンテンツ、レベル0から少しずつ1に向かって読んでいきたいという目標を作ってくれた生徒さんもいるし、もう一人の生徒さんは『ハリーポッター』、これ来ましたね。英語でも読んだことがない、母国語は英語の生徒さんなんですけど、英語でも読んだことないけど、ぜひ日本語で読んでみたいんだと。「ハリーポッターにチャレンジします」、おお!応援したいと思います。


ある方はですね、『ボッコちゃん』、これ有名な本ですね。「「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」というドラマを見てからショートショートの神様と呼ばれている星新一の『ボッコちゃん』を選びました。毎日3ページ読みたいと思います」と書いてくれた生徒さんもいます。雑誌、雑誌ね。和菓子の雑誌を選んでくれた生徒さんもいて、「この雑誌を少しずつ読んでいくつもりです」と決意表明をしてくれた方もいます。本当に感動しました。


多読。あの、本の読み方は色々あると思うんですが、私がここで、このチャレンジで皆さんに言っているのはなるべく立ち止まらない。とにかく前に前に読み進める。できるならPassive readingみたいな感じかな。activeに読んでいかない。そういうやり方をおすすめして、とにかく4週間読んでみて、どのような変化が生まれるか。それを皆さんでやってみましょうと呼びかけているんです。


これを聞いてる皆さん、もう10月ですよね。私のチャレンジも半分終わっているころだと思うんですが、ぜひこの10月、本を読んでみてください。そしてJapaneseTogetherのコミュニティじゃない皆さんもですね。これを機会に多読の世界にようこそ、ということで読書を楽しむ、ストーリーを楽しむ。ストーリーをたくさん読んで、その中で自然に言葉を覚えていきましょう、ということを経験してほしいと思っています。


私はね、もちろんこのコミュニティの中でこのチャレンジを色々な面でサポートしていきたいと思うんですが、私自身もね、チャレンジやってみようと思っているんです。韓国語。私はですね、トランスクリプションを読みます。Comprehensibe inputをしたいので自分よりもレベルの低いポッドキャストのトランスクリプションを選びました。それを毎日一つずつ読んでいきたいと思っています。はい、私も生徒さんたちと一緒に同時に挑戦していきたい、このリーディングチャレンジ、どうなることやらお楽しみに。


あの、この、なんですかね。チャレンジってね、本当にいいと思います。皆さんさ、やる気がないときとかモチベーションが下がってる時あるじゃない?でもみんなとやれば何かができる。そう思いませんか。


ということで今回コミュニティの中でやってみる読書チャレンジ、そして私は本当に本が好きだから、いろんな本、ま、皆さんのね、読んだ本の感想を聞いたり、そして私もどんどん何か読んでいきたいなぁと思っています。はい、それでは今日はここまでです。

Special Thanks go to Lydia,トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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