43.地球温暖化、個人レベルでできること

みなさん、こんにちは、日本語の先生のりこです。今日はリクエストがあったので、そのリクエストに答えてみたいと思います。COP26について、地球温暖化について、今日はたくさんニュース出てくる言葉、地球温暖化について出てくる言葉を使って話していきます。たぶん、難しい、私自身も上手く話せる自信がありませんが、チャレンジしてみたいと思います。



先月、イギリスで、イギリスのスコットランドのグラスゴーで、気候について、地球温暖化について話し合う国連の会議、COP26がありました。COP26っていうのは、日本語ではですね、ま、とても難しい長い言葉なんですけれども、国連気候変動枠組み条約締約国会議だそうです。長い会議名、それを短くして、COP26。はい、11月に終わった時に、結果としては、「世界の平均の気温が上がるのを1.5度までにしよう」とみんなで決めたそうですね。うん、世界の新しい目標が1.5度。



前回の会議よりも、ま、前向きで、ね、あの、目標が高くなった、進歩したと言われているけれども、じゃ、実際、これをするにはどうやったらいいのっていう話ですよね。COP26については、みなさん、たぶん、NHK News Easyの記事が一番分かりやすかったかなあと思うんです。ぜひ、それを見てほしいんだけれども、じゃ、実際に普通の人、私たち、一般人は何をしたらいいの?地球温暖化っていうのは本当に日々進んでいますよね。



はい、みなさん、ご存知のように私たちが住んでいる地球はもうボロボロです。平均気温がどんどんどんどん高くなっている、うん。たとえば、日本ね、私の母の感じていること、昔々、母が子供の時、夏、今の夏ほど暑くなかったっていうんですね。でも、今は、毎年毎年どんどん熱帯化してる、トロピカル化してる。日本の夏もどんどんどんどん暑くなっている。これは、もしかしたら、地球温暖化のせいかもしれないし、世界中でいろいろな水害や洪水や、ね、自然災害が増えているのも地球温暖化が原因かもしれません。



そして、どうして地球温暖化が起きるんですか。それは、大気中にCO2、二酸化炭素などの温室効果ガスが増えてきたからですよね。つまり、私たちはこの温室効果ガスを減らさないといけないんです。ま、そういう話し合いがCOP26の中ではたくさんされました。



ま、二酸化炭素っていうのは、みなさん、ご存知のように、化石燃料、石炭、石油、天然ガスなどを燃やすと生まれます。だから、こういうものを使わないようにしなきゃいけないだよねっていう話。じゃ、話を元に戻して、私たちはどうすればいいのかっていうことですね。考えました。まあ、当たり前のことかもしれないけれども、私が今気を付けていることは、使わない部屋、誰もいない部屋の電気は消します。そして、テレビなど、電気製品の電源のつけっぱなしはやめています。本当に、本当。これはよく気を付けています。ただね、今、私が住んでいる北アイルランドはもう冬で、朝起きた時には暗い、夕方4時ぐらい、もう暗い、電気が必要、ね。ライトをつける時間が長くなっています。ま、でもこれは仕方がない。仕方がないけれども、誰もいない部屋、使っていない部屋の電気は消すようにしています。



そして、ヒーティングとか、エアコンですよね、なるべく使わない。で、エアコンを使った場合、まあ、ベルファストの私の家にはエアコンがないんですけれども、みなさん、エアコンを使っているならば、ね、設定温度を少し上げましょうっていう話ですね。うん、冷え過ぎるのは体にもよくないし、環境にもよくないから設定温度を少し上げる、ね。そういうことはできるかもしれません。



そして、みなさん、車ですよ、車。ま、田舎に住んでいて、ね、公共の交通機関がないところに住んでいる人は車を使わなきゃいけないかもしれない。でも、できるだけ、電車やバスを使いませんか。これは実は、私、やっています。私は車を持っていない。ペーパードライバーなんですね。運転免許証があるけれども車を持っていません。出かける時にはバスを使います。もちろん、旦那さんは車を使います。スーパーに行く時には車で行きますけれども、私の家には車が一台しかありません。



実はね、私の旦那さんの車は少し古くなってきて、いや、だいぶ古くなってきて、あと2、3年で買い替えの時期なんですね。この間ね、冗談なのか、本気なのか、私たちは、次、車を変える時には電気自動車にしようかっていう話をしたんです。ただね、問題があるんですよ。北アイルランドには、ベルファストには、電気自動車の、バッテリーを充電できるステーションの数が少ないんですね。



さらに、先月、ま、BBCのNewsの記事で読んだんだけれども、今年、ま、来年かな、予算、予算がつかなくって、この電気自動車のバッテリーを充電するステーションを増やそう、ま、増やすための予算がつかなかった、予算をゲットできなかった。だからステーションの数が増えないというような記事を読んだんですね。これって私はがっかりしました。



こういうことが整っていかないと人々は電気自動車を買わないと思うんですよね。そういう意味で北アイルランドはとても遅れているなあと思ったし、ちょうどその記事を読んだのは、さっきのCOP26が行われている時で、世界では、一生懸命、温室効果ガスの排出量を少なくしようと話している時に、ね、あの、私が住んでいる地域では、電気自動車をサポートしない、バッテリーを充電できるステーション増やさない、増やせない、お金がない、なんか、とても反対のことですね。COP26で話し合われていることと反対のことだなあと思って、ちょっとがっかりしたんです。でも、私たち夫婦は少し興味があります、電気自動車。



そして、みなさん、買い物に行く時には、マイバッグですよね。プラスチックバッグ、大量のごみ、この大量のごみを処理するには、ね、あの、燃やさないといけないから、その燃やした時に温室効果ガスが出るわけですよね。ですから、自分のマイバッグが必要、プラスチックを減らさなきゃいけない。うーん。なので、私たち一人一人ができることって結構あるのかなって思うんです。でもやっていない人も多いのかもしれません。



そして、私たち一人一人はめっちゃ頑張っているけど、でも国として、やっぱりもっともっと厳しく、今までのやり方を本当に変えていかないと、もしかしたらこの地球温暖化は防げないのかなあって思うんですよね。人々は意外と批判、批判じゃない、ごめんなさい、悲観的、将来のことに関して、悲観的、本当にこの地球温暖化は止められるのかな、なんて思っている人が多いかもしれません。なので、COP26で出てきた結果ですよね、こうしようって話し合われた結果が、ね、形だけだ、全然変わってない、もっともっと厳しく、国としてやっていかなきゃいけないのに、と思っている人もたくさんいるようです。



みなさんはどんなことを個人レベルでやっていますか。うーん、ああ、植物を育ててるっていう人もいますね。これは、まあ、本当に小さなことかもしれないけれども、緑を増やす、自分の家でも、緑を植える、ね、植物を増やす、まあ、小さな努力だけれども、私たち個人レベルでは、こういうことしかできないかもしれません。



だから、だから、ね、あの、国が頑張らなきゃいけない。国がもっともっと世界の人たちと協力して、やっていかなきゃ、地球温暖化は止められないのかもしれませんね。まあ、今日はここまでです。私が話せることはここまでです。でも、ぜひ、NHK News Easyの記事、COP26の記事を読んでみてください。いろいろ読んでみましたけど、たぶん、NHK News Easyの記事が一番分かりやすかったかなあと思います。はい、今日はここまで。


Special Thanks go to Donna, トランスクリプトを作ってくれました。Thank you!

Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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