Season 3-146 Book Talk with Yuko 9 癒やされたい?刺激が欲しい?日本語教師2人がハマった対照的な6冊
ビートたけし『アナログ』
太宰治『女生徒』
九段理江『Schoolgirl』
坂木司『和菓子とアン』
坂木司『アンと青春』
村田沙耶香『世界99上下』
村田沙耶香『コンビニ人間』
村田沙耶香『消滅世界』
星野道夫『約束の川』
朝井リョウ『時をかけるゆとり』
Noriko : みなさん、こんにちは。今日もBook Talk with ゆうこを楽しく録音していきたいと思います。Yukoさん、元気?
Yuko : はい、元気です。のりこさん、元気ですか?
Noriko : 元気ですよ。
Yuko : 元気です?
Noriko : うん、元気ですよ。ありがとう。まだ朝早いから、日曜日の朝で、まだちょっと頭が起きていない感じなんですけど、これからやっていきたいと思います。
Noriko : Yukoさん、今気づいた。Yukoさん、結構髪の毛が長いね。長くなった?今・・
Yuko : そう、長くなっているんです。
Noriko : 気づけば。
Yuko : でもね、私も気づいた。のりこさん、今、髪をくくっているのか、短くしたのか。
Noriko : 短くしたんです。2週間前かな。
Yuko : ですよね。あ、そっか、前回・・・すごい素敵。
Noriko : ショートカットに、まあショートカットというか、しました。私はね。
Yuko : 短い。
Noriko : Yukoさん、すごい、いつの間にか長くなってる、と思って。
Yuko : いつの間にか長くなったんです。そうなんです、そうなんです。
Noriko : いい感じですよ。はいはい。じゃあ今日はね、最初に、前回ちょっと録音するとき忘れちゃったから、宣伝からいこうと思って。Yukoさんね、YouTubeチャンネルも始められたから、インスタの名前とYouTubeチャンネルの名前と、先にちょっと言っておこうと思って。前回言ってなかった。ごめんなさいね。うんうん。
Yuko : 頑張って、あと、まとめます。
Noriko : うん、いいんですよ。
Noriko : じゃあ、Yukoさんの方、ちょっとお願いします。
Yuko : ありがとうございます。えっと、私のインスタグラムのアカウントの名前は、Japanese Class Yukoっていうのでやっています。で、そこでは最近はいろんな動作の表現とか、しぐさの表現とかを紹介したりとか、本の話をしたりして、あとYouTubeも最近始めたんですけど、それは、結構、日本語の会話をするときに、割と「えっと」とか、だけじゃなくて、そういうのを探せる、見つけに行ける場所にできたらなと思って、割と自然な、あまり編集してない会話をアップロードしているので、ぜひ見てください。
チャンネル名、ありますね。
Noriko : ごめんなさい、大丈夫。ここをちょっと切っておこう。探してもらって。
Yuko : Japanese Book Lovers
Noriko : Japanese Book Loversというチャンネル名ね。
Yuko : チャンネル名。
Noriko : わかりました。
Noriko : 今回は、私たちこの回はBook Talk with Yukoということで、いつものように話をしていくけど、私がYukoさんのチャンネルにもお邪魔しているので、ちょっと違う話が聞けるので、ぜひぜひチェックしてみてください。会話のチャンネルですね。
Yuko : いつもと違うのりこさんが見られるはず。
Noriko : そうかな。
Yuko : そうかな。
Noriko : よろしくお願いします。じゃあ、今日も読みたい本、これから読む本、読んだ本、昔読んだ本、何でもいいので、本について話していきたいんですが、今日はYukoさんからお願いしたいんです。
Yuko : ありがとうございます。えっと、そうそうそう。今日絶対に紹介したかった本がこちらです。
Noriko : 私、初めて見た。
Yuko : 『アナログ』。
Noriko : ビートたけしさんといえばコメディアン、映画監督ですけど。
Yuko : そうです。確かに映画を見たいなって思ってたんですけど、なんか逃してしまって。そしたら原作が小説なのかな。本屋さんで、このタイトルでビートたけしさんって書いてあった。あの映画のじゃないですか。
Noriko : 知らなかった。全然知らなかった本、小説。最初エッセイだと思ったの、表紙見たとき。
Yuko : 小説です。恋愛小説。
Noriko : え、しかも恋愛小説なの?
Yuko : そうそう、恋愛小説なんですよ。
Yuko : たまたまファミレスかな、レストランで出会った男女が、連絡先を交換せずに、「毎週木曜日ここで会うことにしましょう」
Noriko : なにそれ、めっちゃアナログじゃんね。
Yuko : アナログ。そのタイトル、アナログなんですけど。
Yuko : いろんなことが事情が重なって会えなかったりとか、いろいろあるじゃないですか。最後2人はどうなるかみたいなところなんですけど。
Noriko : でも時代設定は今なんですか?現代の話ね。
Yuko : 現代ですね。
Noriko : スマホがある時代だけど、あえて連絡先を交換しなかったという。
Yuko : 交換しない。
Yuko : そうです。で、主人公がそういう密なメッセージのやり取りとか、あんまり興味ないんだよなっていう感じの、そういうタイプの人という設定で。
Noriko : ビートたけしさんね。すごい意外だった。本当に面白いな。
Yuko : さらに面白いのが、読んでいると、いろんなちょっとタブーな会話とか言葉とかが出てくるんですね。
Yuko : それがあんまり嫌な感じがしなくて、でもきっとビートたけしさんは自分で使ってるんだろうな、そのフレーズとか。
Noriko : そういうの想像できる?えー。
Yuko : はい。
Noriko : 本自体は何年の出版なんですか?ずいぶん前?私、ぜんぜん知らなかった。
Yuko : 最近ですね。
Noriko : 最近?
Yuko : すいません、これを最近と言っていいのかわからないですけど、3年前は最近。
Noriko : いやいや、まだ最近の方だと私は思います。
Yuko : 2023年の6月です。
Noriko : すごいね、ビートたけしさんまだまだ現役でこんなことをされてるんだ。
Yuko : すごい素敵ですね。
Noriko : 普通にもうおじいちゃんになってる感じはするんだけど。
Yuko : そうですよね。
Yuko : わからないけれども、いやでも、初めて読みました。ビートたけしさんの。
エッセイも読んだことがないし、小説も初めて読んだんですけど。
Noriko : ないない、私。
Yuko : すごくいいって。
Noriko : ほんと?気になる。しかも恋愛小説っていうのがね。
Yuko : 恋愛小説、そうですね。
Noriko : めっちゃ意外で気になるわ。
Yuko : もっと悪が強いというか、尖った感じ?特徴がありすぎる感じなのかなって思って読んだんですけど。
Noriko : 私ね、ビートたけしさん、もちろんイメージはコメディアン。私の世代だったらテレビの人。映画だったら、ちょっと暴力的なイメージ。映画の内容ね。だから本当にびっくりしました。そんな優しい感じの話。
Yuko : ぜひ読んでくださいね。
Noriko : めっちゃおすすめなんですね
Yuko : めっちゃおすすめです。
Noriko : いいですね。
Yuko : もうちょっと喋ってもいいですか?
Noriko : もちろん。
Yuko : なんでおすすめかって、下品な言葉に触れられるっていうのがすごくいいなと思っていて。
Noriko : 刺激的なこと言いますね。下品な言葉に触れられる。
Yuko : これは私の心情なんですけど、日本語を学ぶときにタブーはないと思っていて。タブーな言葉。自分で使うのは、それは色々皆さん考えて使わなきゃいけないけど、学んじゃいけない言葉って絶対なくて、むしろ学んでいって、使わないようにするとか、そういうことが必要じゃないですか。
Noriko : 分かっていきますよね。
Yuko : そうそうそうそう。なので、めっちゃいい。それもあっていい。
Noriko : ああ、なるほどね。まさしく教科書では教えてくれない言葉があるっていうことですよね。私達の・・・本当、そうなんですよ。
Yuko : 本当そうなんです。
Noriko : 学べば学ぶほど、こんな言葉、もちろんあるじゃないかと、存在に気づくというね。
Yuko : インターネット上、SNSとかで、バーって出てる言葉じゃなくて、色んな人が関わって、大丈夫な状態になっているっていうのもいいかな。
Noriko : いい視点だと思う。あと、確かにテレビとかドラマではもう言えないよね、そういうタブーな言葉、ピーってなっちゃうから。
Yuko : そうなんですよ。全部ピーなんですよね。残念なことに。
Noriko : そう。でもリアルな会話で、そういうことも出てくるよって話ですよね。面白い、ありがとう。
Yuko : すみません、熱く語っちゃった。もう今日おしまいかもしれない。
Noriko : もう読みたて?読んだばっかり?
Yuko : 読んだばっかり。
Noriko : じゃあもう一回言ってみようか。タイトルと。
Yuko : タイトルは、『アナログ』です。作者はビートたけし。
Noriko : でね、私はまだ読んでないんですよ、読んでないけど、このタイトルを見て思ったんですけど、このアナログっていうのは最近のキーワードじゃないかと思っていて、これね、これ私の違うポッドキャストのエピソードで作ろうと思っているアイデアがあるんだけど、今もう皆さん、私たち疲れてるんですよね、デジタルに。実はテクノロジー、ありすぎて、情報がありすぎて。
で、最近、時計もデジタルじゃなくて、昔の針時計みたいなアナログ時計がちょっとトレンドになってる。私はそういう記事を読みました。昔の時計、持ってて、売ろうと思ったらすぐ売れるらしいですよ。
そうなんですよ。で、実は私も今、最近ここにある。持ってるなと思って付け始めて、スマホで、時計代わりになるけど、他のものがついてくるじゃない、情報が。
Yuko : そうなんですよ。
Noriko : で、集中力がそれちゃうから、本当にかえって、そう、疲れちゃったっていう人は、逆に本に戻ったり、こういうアナログのものに戻ったりっていう傾向があるっていう記事を読みました。
Yuko : そうなんですね。
Noriko : すごくだから、ドンピシャだと思ってアナログ。
Yuko : ドンピシャですね。アナログ、みなさん、そうなんですね。
Noriko : 深い人間の関わりも減っているからこそアナログ。気になりました。
Noriko : じゃあ、私もインスタでちょっと紹介したんですけど、予想以上に良かったっていう、九段理江さんの『Schoolgirl』。生徒さんが読みたいって言って選んでくれて、私は本当に選んでなかったけど、本当に良かったという本で。で、これと合わせて、太宰治の『女生徒』。で、これちょっと関わっているんですけど、この2つの。ここに太宰治の『女生徒』が出てくる。
で、これね、私が刺さったのは、かなり現代の話で、成長したお母さんとそのお母さんのお母さん、ちょっと回想部分。で、今のお母さんと10代の娘という3世代が出てくるんだけど、この今の娘がYouTuberなんですよ。今の子だから、本当にSNSを通して発信していて。でもかなり社会派の娘さんで、環境問題とか、そういうことをYouTuberで発信している子なんですね。そういう子から見るお母さんの話。ちょっと難しいけど。
Yuko : いや、分かります。
Noriko : すごい面白かった。今風のトピックもあるし、母と娘という永遠の課題のところもあるし、結構刺さりました。で、すごくね、これ2つの小説が入っているんですけど、この『Schoolgirl』の話は、ページ数にしたら80ページくらいなんですよ。だからめっちゃ短いの。
Yuko : 短い。
Noriko : だから、読みやすいかもしれませんよ、皆さん。
Yuko : 80ページに刺さるポイントがいっぱいあったっていう。
Noriko : いっぱいあります。ディスカッションかなりできた、生徒さんと。
Yuko : そうなんですね。読みたいな。
Noriko : おすすめです。で、私はこれをきっかけで、本当に苦手だと思っていた太宰治さんの『女生徒』のところだけ読みましたけど、付箋があるぐらい。よかった。意外な発見。全部意外な発見で、よかったですね、読書体験が。苦手だと思っていたのも読めたし、新しい感覚が出てきたというのもあるし、『Schoolgirl』。
Yuko : すごい動いた感じを分けていただいて。
Noriko : 本当にそんな感じかな。うまく言えなかったけど。じゃあ、Yukoさん、2冊目いきましょう。
Yuko : 悩むんですが、これ紹介したかな、どうか忘れたんですけど、最近時々。
Noriko : あれじゃない、Substackで紹介したんじゃない?
Yuko : そうです、Substackで何回か書いたんだ。アンと青春。アンちゃんシリーズの・・・
Noriko : これシリーズなんですね。
Yuko : シリーズなんです。多分5個ぐらいあって。
Noriko : すごいな。
Yuko : 作家さんの名前は、坂木司さん。
Noriko : 坂木司さん。アンちゃんシリーズ。
Yuko : アンちゃんシリーズって勝手に・・・
Noriko : なんて呼んでるんですか?
Yuko : 和菓子屋さん、『和菓子のアン』っていうのがシリーズの一番最初の小説なんですけど、主人公がアンちゃんっていう女の子なので、アンちゃんシリーズと私は呼んでいるんですが、デパ地下で働いている女の子が主人公なんです。
和菓子屋さんっていう設定なので、いろんな季節の和菓子も出てくるし、デパ地下ならではの人間関係とか。あとは、アンちゃんがアルバイトなんですね。社会人になりきれないちょっとしたコンプレックスとか、そういうところも描かれていて。
Noriko : いいですね。シリーズは全部アンちゃんが主人公?
Yuko : そうです。アンちゃんが主人公。
Noriko : 和菓子っていいですよね。
Yuko : 和菓子っていいです。
Noriko : 皆さん和菓子、食べたことあるかな?ぜひ日本に行って、デパ地下、必ず行くポイントだと思うから、和菓子コーナー、見てほしい。
Noriko : デパ地下ってあんまりこっちではないんですよね。そのコンセプトはね。だからとても欧米人が行くと「ワオ」ってなるところなんですけど。和菓子ね。あんこが苦手な人いるかもしれないけど、見た目も美しいし、やっぱり季節のものを売り出すじゃない。
Yuko : そうですね。
Noriko : 日本文化ですよ。
Yuko : 日本文化。そっか。いろんなお客さんが来る中に、確かに外国から来た人も出てきました。あと出版が2018年なんですね。お客さんの中に311の時の放射能のこととかをすごく気にしている人とか出てきて。
Noriko : あー、すごいな。
Yuko : なんかちょっと・・・すごい具体的には出てこないんですけど、ふんわり入っていたり、結構突っ込んだ結婚に関することとかも出てきたりとか。
Noriko : 癒し系の話ですか?どちらかといえば?和菓子とアンちゃんを通して、アンちゃんもいろんな人と会いながら・・・・癒されていくのかな。
Yuko : 成長していく感じかなって。アンちゃんがんばれ、みたいな。
Noriko : なるほど。一緒に応援したくなるような。
Yuko : 応援したくなる。そんな感じで。
Noriko : なるほどね、Yukoさん、一冊目のビートたけしさんの本も癒される感じですか、どちらかといえば会話が。違う?
Yuko : 確かに、そうですね。
Noriko;今日はそんな感じですよね。ごめんなさい、私は全然違います、これは。どちらかといえば、痛い感じの話なんですけど。でもいいですね、バランスが。
Yuko : 温かい感じですね、両方とも。
Noriko : いいですね。じゃあ、私は刺激系で今日は攻めたいと思いますね。
Yuko : 面白い。
Noriko : とりあえず、じゃ、前回、Yukoさんのチャンネルでもちょっと出てきたんですけど、読み終えました。この2冊。村田沙耶香『世界99』上下。
Yuko : 刺激的。
Noriko : まだ思い出したら、もやもやするというか、疲れたというか、なんとも言えない村田沙耶香の世界。でも、まさしく村田沙耶香の世界でございました。
たぶん『コンビニ人間』とか『消滅世界』につながる感じがあるので、私の中でめっちゃびっくりするということはなかったですね。でも、えぐいというか。うわーっていう。これはハッピーエンドなのかな。ハッピーエンドと思う人もいるだろうな。うわ、この終わり方、重いな。主人公の女性が子供の幼少期から、ぶっちゃけ、死ぬまでの話なんですね。だから2冊。だから2冊。長いんです。
Noriko : これね、長すぎて途中で読めない人もいるかもしれない。ちょっとしんどい、本当に。私はしんどかったです。
途中、これちょっとしんどいなって。もうちょっと短くしてくれてもいいのになって思ったけど、がっつり亡くなるまでいきましたから。
Yuko : なんかアップダウンがあってしんどい感じ。それともすごいどんどんどんどんこう、
Noriko : あのね、アップダウンもあるし、いろんなドッカーンドッカーンっていう感じのも出てくるし。私ね、これね、個人的に失敗したなと思うのが、1冊目、上を読み終えた時にめちゃくちゃ疲れて、2週間休んだんですよ。休んだのが逆に悪かったかもしれない。
その2週間休んで、リセットしようと思ってリセットしたんだけど、ちょっと勢いがなくなってしまって、2冊目つらかったっていうのがあります。もしかしたら、読むんだったら一気に読んだほうがよかったかもしれないです。私の読み方としてはね。
これネタバレしちゃいけないのであんまり言いたくないんだけど、でも本当に言えるのは、村田沙耶香の世界でデストピア。本当にデストピア。
Yuko : もうちょっと知りたい気がするんですけど。えっと、なんだろう・・・
Noriko : 質問してみてください。そうですね。
Yuko : そうですよね。主人公は女性。
Noriko; 女性。もちろんよくあるトピックですね。村田沙耶香さんの生きづらさみたいなのも出てきますね。
Yuko : 女性の生きづらさ。
Noriko : とか、人に合わせるとか、女性の性のことも出てくるし、これは村田沙耶香さんのよくあるトピックだと思います。
Yuko : 現実にはない世界で、ドッカンドッカンは、でもなんていうか、戦争とかそういうのじゃないじゃないですか。
Noriko : じゃないんですよね。
Yuko: 人間関係の?
Noriko : あのね、どこまで話していいのかな。これでも紹介されてる。これ紹介されてるから言ってもいいんだ。じゃあね、一つのキーワードに、ピョコルンっていうのがあるんですね。
ピョコルン。この名前も絶妙なんですけど。ピョコルンは、ペットみたいな人間が、これはね、ある程度言える範囲で言っておきますね。ピョコルンというのは、人間が作ったペットなんですね。新しい生き物。この世界では、ピョコルンを人間が飼い始めて、ピョコルンはどんどん進化していって、最終的にすごいことができるようになるんですけど。
Yuko : なるほど。あれをイメージできました。なんか・・・
Noriko : でもピョコルンを通して、人間世界が変わっていくんですよ。本当に。これだけにしておこう。このピョコルンというコンセプトが変わっていく、成長していくところで、ドカーンという新しい想像の世界が生まれるわけですね。これ以上は言わないほうがいいかな。
Yuko : なんかちょっと違ったらごめんなさい、なんですけど、少し前というか、人間とロボットみたいな、トピックってあったと思うんですけど。そういう方向ですか。
Noriko : 近い近い。それもありますね
Yuko : ロボットみたいな感じですか?
Noriko : 近いですね。ロボットじゃないんだけど、でもピョコルンがものすごく人間社会に関わってきて、その人間社会の価値観まで変えていく、みたいな話ですね
Yuko : 村田沙耶香さんっぽいですね。
Noriko : ですよね。その中で私たち読みながら、最初はウェーってなるんですよ、本当にね。いつもそんな感じ。でも読めば読むほど、受け入れられるようになってくるんですよ。それが。そこが村田沙耶香のすごいところだと思います。
Yuko : すごいところですね。
Noriko : その価値観に挑戦的で、でもこういう社会になっていったら、その流れは多分当然なんだろうな、みたいな。そこがデストピアみたいなやつですよね。
Yuko : 読みます。今年中にどこかで読みたいなって。
Noriko : でも疲れますよ。気をつけてください。
Yuko : 気をつけてよみます。
Noriko : はい、それ以上は言わないかな。でもそのぐらい。でも私はやっぱり村田沙耶香さん好きでした。
Yuko : いいですね。
Noriko : もう一冊行こうか、Yukoさん三冊目。
Yuko : 三冊目は、多分癒されたいのかもしれないんですけど、すごく久しぶりに星野道夫さんの本を。
Noriko : 今日は癒し系でいいですね。優しいです、心に。わかります。昔、多分読んだことがあるけど、これは星野道夫さんのどんなタイトル?
Yuko : タイトルが「約束の川」っていう。
Noriko : 約束の川、これは読んでないわ
Yuko : 多分この本はいろんな雑誌とか本に載ったものからピックアップされてきたものじゃないかなっていう感じが、エピソードが。なんか飛び飛びだったりするので。
すごい昔好きだったんですけど、しばらくあんまり読めなくなっちゃって、すごく当時の気持ちはなくなっちゃったんですけど、先週ぐらいに読んだら、やっぱり星野道夫さんいいですねって。
Noriko : これ読み返した本ってことですか?じゃ?
Yuko : 昔読んだことがありました。久しぶりに図書館で手に取った。
Noirko:久しぶりに読んですごくいいと思ったポイントはどんなところなんですか?
Yuko : 星野道夫さん写真家さんなんですけど、読んでると写真を見ているような、その場にいるような、すごい自然を感じられた。
Noriko : 自然を撮る写真家さんですよね、もともとね。
Yuko : そうです。エスキモーの人たちの営みとか、北の国の生活とか、そういうものがすごくリアルに感じられて。
Noriko : そうなんだ、実際にその場で見て写真を撮る方だから、描写もすごく細かくて、想像しやすいのかな、私たちにとって。
Yuko : すごくきれいな日本語で、やっぱり星野道夫さんの文章、好きだなとか。
Noriko : いいですね。でもそれを読んで、癒された部分はどういうところなんですか?自然っていうところ?自然について。
Yuko:そうなんです、自然っというところで。1ページ目で結構、癒されて、たぶん1行ぐらいなら読んでも、いいかな。
人間の営みが絵となる一瞬がある。
Noriko : 素敵、そのままですね。もう一回言ってください。
Yuko : 人間の営みが絵となる一瞬がある。
Norko : 絵、そのピクチャーってことですね。写真でも絵でも。でもいいですね。その部分を切り取ってってことですよね。
Yuko : もうその1行で、ああって。
Noriko : なる、なる、なる。いい出だしですね。
Yuko : そうなんです。クジラの話とか渡りガラスの話、カラスの話とかいっぱい出てきて。
Noriko : いいですね。Yukoさん、今日はテーマがあるね。毎回そんな感じだよね、私たちね。自然に、その時の気分なのかもしれないよね。
Yuko : すごい出ちゃってますね。
Noriko : いいんですよ、いいんです。癒されたい時ありますよ、私たちだって。もちろん。
Yuko : のりこさんは、こう、XXXですね、今回はね。
Noriko : そうね、じゃあ私3冊目ね。3冊目はオーディオブックだからここにないので、またこの辺につけておきますけど。Yukoさんにもお勧めした、朝井リョウさんのエッセイ。
朝井リョウさんのエッセイで、時をかけるゆとり。時をかけるゆとり、この辺につけておきますね。オーディオブックで聞きました。
朝井リョウさんのエッセイ、私、初めてもちろん読んで。3冊シリーズがあるみたいで、この時をかけるゆとりは1冊目だそうです。これは村田沙耶香さんの「上」を読んだ後に、気分転換に聞いて読んで、本当に気分転換になりました。
めっちゃ笑った。ものすごくゲラゲラ笑った。ゲラゲラ笑ったのと、クスクスって笑ったのと、えへへって笑ったのと、めっちゃ笑えた。
朝井リョウさんの小説も読んだんだけど、小説とエッセイ、かなりギャップがあります。すっごい面白かったエッセイ。おすすめですよ。
Yuko:朝井リョウさんがすごく面白い人。
Noriko : たぶんね。またはその文章力で笑わすのか、またはオーディオブックだから読んだ人が面白かったのか、読み方も面白かったです。声とかトーンとかね。でも失敗談とか、いろんなエピソード、旅行での失敗談とか、お医者さんとの会話の話とか、とにかくいろんな日常の話があるんだけど、その日常をこれだけ笑わせるってすごい腕があるなと思って。
Yuko : へー、気になる。これは朝井リョウさんのいつ頃の?
Noriko : これ三部作って言ったのは、たぶん成長、大学生の頃、ちょっと社会人になって、あとなんか、賞を取った後みたいな三部作みたいで。あと二冊読んでないけど、この時をかけるゆとりの一冊目は大学生の頃の話ですね。最初の頃だ、だからね。おすすめですよ。笑いたければ。
Yuko : ゲラゲラ。
Noriko : そう、ゲラゲラ笑えるし、本当に日常生活のことじゃない、エッセイって。だから小説よりは読みやすいかもしれませんよね。エッセイ、朝井リョウさん。エッセイおすすめです。
Yuko : 読もう。
Noriko : そのぐらいかな。ゆう子さん、このぐらいかな。三冊三冊、いきましたよね?本当はもっと紹介したい本、あるけれども。あるけど。長くなっちゃいけないのでね。
このぐらいにしときましょう、今月は。その時の気分に合わせて本を選ぶというのもいい。きれいにまとめようと思います。
Yuko : まとまりました。
Noriko : でも癒されたい本もあるじゃない。癒し系本もあるし、がっつり刺激的な本もあるし、その時の気分に合わせてチャレンジしてください。そんな感じで。じゃあみなさん、ゆう子さんにもお手伝いしていただいている私のコミュニティJapanese Togetherのブッククラブは月に一回、ゆう子さんが一回、私が一回ありますので、だいたい月末かな。
興味がある人はJapanese Togetherをチェックしてみてください。またその中でも本の話をしていきましょう。ということで終わりたいと思います。じゃあこの後はみなさん、ゆう子さんのチャンネルに行ってみてください。じゃあゆう子さんまた来月よろしくお願いします。
Yuko : はいまた来月。ありがとうございます。
Noriko : ありがとうございます。