Coffee Break with Noriko - Real Talk & Daily Thoughts 3
みなさん、こんにちは。 日本語のポッドキャスト、Japanese with Noriko。 今日のエピソードは、動画なしで音声だけでやる、 Coffee Break with Noriko Real Talk and Daily Thoughts part3になります。
みなさんのポジティブな応援のコメントのおかげで、 はい、このシリーズ、シリーズ化してきました。 今、パート3。嬉しいですね。 このラジオ風、動画がなくて音声だけで楽しめる、 このエピソード、最後まで楽しんでみてください。
今日は2025年の7月16日、水曜日、朝9時半です。 私の住んでいるアパートの隣のビルで工事をやっていて、 ちょっとうるさい音が入るかもしれません。 工事の音が入るかもしれないんだけれども、 まあ、それもいいんじゃないですか。 はい、あの、どんな音が入っても、どんな邪魔が入っても、 こんな感じでラジオ風でやっていきたいと思いますね。
そして、テーマ、一つじゃないです。 いろいろなことを話していきたいと思います。ちょっと考えて、これについて話したいという特別なこともあれば、 はい、あの、流れに任せてお話しすることもあるでしょう。
はい、前回ね、皆さん何をしながら聞いてますか?っていうことで、 散歩しながら、料理しながら、エアロバイクに乗りながら、 いろんな方がいて面白い。 私はね、ポッドキャストを聞く場面は2つありますね。
一つは朝、朝早く起きて、韓国語の勉強をするときに、 韓国のポッドキャストを聞くんですが、それはアクティブなリスニング。 つまり、トランスクリプションを読みながら、 そして知らない言葉を調べながら、 10分ぐらいの短い長さのポッドキャストをアクティブに聞いて学習している。
そして散歩の時間。 散歩の時間は、最近英語のポッドキャスト、普通の英語のポッドキャストを聞いていて、 いろいろなトピックですね。私が好きなポッドキャスターのポッドキャストを1時間ぐらい聞きます。 これはパッシブだけ。勉強するわけじゃないです。ただ聞く。
今日のCoffee Break with Norikoは、ただ聞くだけで十分。 なので、みなさん今から散歩に行ってください。またはお昼ご飯を食べてください。 コーヒーを飲みながら、お茶を飲みながら、ゆっくりした気持ちで聞いてほしいと思います。 ちなみに、今私はコーヒーを飲んでいます。 ちょっと飲みましょう。 温かいコーヒーですね。
昨日から天気が変わりました。 週末まではヒートウェーブが来ていて、めっちゃ暑かったんですけど、 多分27度、28度ぐらいあったかな。 でも昨日から雨で、曇りで、気温はね、17度ぐらいまで落ちましたね。 急に天気が、熱い天気から雨に変わって、気温も低くなったので、 昨日は偏頭痛がありました。久しぶりに。 一日中頭が痛かったですね。 昨日はやっぱりコーヒーとか飲まずに、お水ばっかり飲んでいましたけど、 今日は頭痛もなくなって、朝いつも通りコーヒーを飲んでいます。
じゃあまずね、今日話したいことは、週末何をしたか。 ロンドンに行っていました。 2泊3日で、約1年ぶりにロンドンに行ってきたんです。 去年は6月に行っていて、その時はね、私が大好きな韓国のシンガー、 IUちゃんのコンサートに行ってきました。 私はコンサート目的で行って、一人でそのコンサートに行ったんだけど、 夫はね、その間、パブで私のことを待っていてくれましたね。
それが去年の6月で、約1年ぶりにまたロンドンに行ってきたんですが、 今回の目的は、Japanese Togetherでミートアップのお手伝いをしてくれている、 ニューヨーク郊外に住んでいらっしゃる日本語の先生、やすよさんに会うことでした。
やすよさんは旅行が大好きで、この夏ロンドンに旅行でいらっしゃる。 ぜひ、のりこさん、お会いできませんか?って誘ってくれて、 そのおかげで、いいですよ、もちろん行きましょう、ロンドンまで行くことにしたんです。なので、やすよさんはニューヨークから、私はイングランドのリバプールから、 それぞれロンドンに集まって、そしてロンドンでお会いすることができました。 すっごく楽しい時間。
一緒にお会いしていた時間は、たぶん2時間ぐらい。 短い間だったんだけど、楽しくいつものように二人でおしゃべりできましたね。 やすよさんはインスタグラムもりもりジャパニーズレッスンがあります。 やすよさんのインスタグラムチェックしてみてください。 そして、やすよさんのポジティブな感じを知りたい、見たいという方は、 今までいくつかポッドキャストのエピソードを一緒に作っていますね。
だいたい旅行の話をしていると思うんだけれども、 屋久島に行った話とか、スペインのサンセバスティアンに行った話とか、 そんな話だったかな。 サンセバスティアンだったかな。サンタンデールだったかな。覚えてないけど。 バスク地方の話ですね。 そんな話をたくさんしています。
私たちは何度も今までZoomで会ったことがあるんだけど、 今回ロンドンで初めて直接会ったんですね。 私の印象はそのままだなと思いました。 本当にポジティブなエネルギーを感じられる方で、 一緒にお話ししていてすごく楽しかったです。 すごく気持ちがいい方ですね。 私は素晴らしい方に出会えて、このご縁に感謝しました。 感謝。
ヤスヨさんはニューヨークからお土産を持ってきてくださっていて、 一つは私の大好きなコーヒー、美味しいコーヒーをいただいて、 あとはニューヨークにある有名な本屋さんのオリジナルグッズ、 コーヒーカップをいただきました。 実は今そのカップでコーヒーを飲んでいます。
ニューヨークに住んでいる人は知っているのかな? すごく有名な本屋さん、Strand ブックストアのロゴが入った コーヒーマグカップをプレゼントしてくれて、今それを飲んでいます。 ヤスヨさん聞いてますか?またコラボしましょうね。 もっともっと話したかったですね。話し足りなかったです。 いつ、今度どこでお会いできるのか分かりません。 実際に会うのはなかなか難しい距離ですけど、また会いたい人になりました。 素敵な人でしたね。
そのロンドンの話、この素敵な出会い、ご縁に感謝する。 この感謝ということが次のトピックなんです。 今日はぜひ皆さんに一つの言葉を覚えてもらいたいんです。 それは恩返しと恩送り。 2つでしたね。ごめんなさい。恩返しと恩送り。
恩返しは、皆さん日本の昔話、鶴の恩返しって知ってます? 知らない人はYouTubeで探してみてください。 子供向けの簡単な物語風の動画があるはずです。鶴の恩返し。 簡単に話すと、鶴、怪我をしている鶴がある男性に助けられたんですね。 そのお礼がしたい鶴は人間の姿になって、しかも美しい人間の姿になって、 その男性の前に現れて、その男性に恩を返す。これが恩返し。
だから恩返しっていうのは、助けてもらった人に直接お礼をする何かを返すということが恩返しなんですが、 恩送りはちょっと違います。何か親切を受けますね。助けてもらいますね。 助けてくれた人に直接恩を返すのではなくて、別の誰かに親切を送ることなんです。 英語でも言葉があるでしょう。もう一度説明しますよ。 例えば、誰かに助けてもらった。その人にありがとうっていうのももちろんいいんだけど、 他の誰か、全く違う誰かに今度は優しくしてあげるんです。
このコンセプトは、その恩、思いやり、優しさが巡り回っていくということかな。 その優しさ、思いやりがどんどん回っていくイメージですよね。 いつかは私にそれが返ってくるかな。恩送り。 つまりは、いろんな場面でいろんな人に思いやりを持って接しましょう。 ありがとうという気持ちを持って接すれば、この私たちの社会は思いやりにあふれた社会になるんじゃないですか。 皆さんどう思いますか。この恩送り、恩送り。
例えば、私、最近エッセイの本を読みました。 そのエッセイのタイトルは、50歳からのごきげんひとり旅。 50歳からのごきげんひとり旅。書いた人は山脇りこさん。 たぶん60代くらいの方かな。料理研究家の方だそうです。 でも料理のことだけじゃなくて、旅行のエッセイも書く。 この中にとっても面白い場面があって、すごくいいアイデアだなと思ったので、これを紹介したいんですけど。
いいねキャンペーンで私もご機嫌に。 この部分読みますね。本の引用です。 ひとり旅でひとりゲーム的によくやるのが、いいねと言おうキャンペーンです。 いいねと言おうキャンペーン。 駅員さんとかショップの店員さんがしてくれたことをいいなと思ったら、素晴らしい、ありがとうと声に出して言う褒める。 ただそれだけです。 例えば駅員さんが何かを教えてくれたら、丁寧に教えてくださって助かりました、ありがとうございましたとはっきり伝える。 レストランでグラスにお水を足してくれたらありがとうございます、最高のタイミングですとか。 いつもなら心の中だけで思うことをキャンペーン中は口に出して言います。 Tシャツかわいいなと思ったら、Tシャツめっちゃかわいいですねと言います。 たとえややひかれても。
私はこれを読んだ時に、私もそうしたいと思ったんですね。 今回のロンドンの2泊3日の旅行で、私は意識的にもちろん英語だけどありがとうというようにしました。 例えば公衆トイレに入りましたね。 ロンドンの公衆トイレは駅なんかではカードでピッとやってお金を取られます。 でもお金を払うからこそきれいなんですね。 他のところの汚いところに入りたくないから、私はあるトイレを使ってカードでピッとやって入って、その入り口のところに係員の人が座って見ていました。
そのトイレが終わって出ていくときにありがとうと言いましたね。 私はお金を払っても構いません。きれいなトイレのほうがいいから。 イギリスでイギリスの話ですよ。 そしてもちろんその方は定期的に掃除をしてくれているので、そのトイレは本当にきれいでした。 珍しいですよ。 だから私はトイレきれいだったありがとうと言いたかったからありがとうと言って、そのトイレを後にしたわけですね。
あといろいろなところで、例えばカフェで前の男性、私の前に入っていた男性がドアを手で押さえて、私を先に通してくれました。 ああ、ありがとうございます。 ホテルで、エレベーターで、その男性は私よりも先に乗っていましたが、レセプションのフロアに着いたときに、エレベーターのドアが開いたときに、どうぞどうぞ私を先に行かせてくれました。 ありがとう。
とにかく気持ちいいことをされた、私はありがとうと言うようにしました。 そこで皆さんに質問です。皆さんは最近ちゃんとお礼が言えてますか。ありがとうって言えてますか。声に出して、口に出してちゃんとありがとうって言えてますかね。 私は2泊3日の旅行が終わって、ロンドンからリバブルまで電車で帰りますね。電車の旅は約2時間40分です。 旦那さんに電車の中で言ったんです。一緒に着いてくれてありがとう。なぜなら今回の旅行の目的は私の目的ですよね。私が決めた旅行で私の友達に会う。 旦那さんは興味がないことだったかもしれません。でも旦那さんは、私を誘いましたから、一緒に行こうか。ロンドンでおいしいものでも食べましょう。 行こう行こう。彼は楽しんでくれました。一緒に来てくれて、一緒にいい時間が過ごせました。 だから帰り、私は一緒に来てくれてありがとう。いい思い出になったね。また行こうねと言って、彼に直接ちゃんとお礼を言いました。
で、恩送り。誰かに優しくする。誰かに親切にするって意外と難しいですよね。この時代、この2025年のこの時代。 なぜならよくあるパターンは知らない人に直接話しかけられるとちょっと怖いでしょ。この人何?って思っちゃうよね。 親切な気持ちで相手が声をかけてきたかもしれないけど、声をかけられた方はちょっと身構えてしまうことはよくあります。
だから親切にしたつもりでも誤解されることもある。または荷物を重たそうに持っている女性に声をかけてちょっと助けようと思っても断られることもあります。 だから、あ、せっかく声かけたのに断られたなんていう気持ちを持つ可能性もある。 なので今の社会で恩送りって意外と難しい。素敵な考え方だけど難しいんです。人に優しくする。親切にするって簡単なようで難しいです。
だからこそありがとうって声に出して言うこともなかなか難しい時代になってきました。 みんな怒っているとか冷たいとか、そういうわけじゃないんですよね。もしかしたら忙しい生活の中で余裕がなくなっている。だからちょっとお互いの距離感、ギクシャクするとか、そういうことが起きるのかもしれません。 でも私はできるだけ私が何かいい気持ちになって助けてもらった時にはありがとうとちゃんと言えるようにしておきたいと思っています。
だから例えばお店でいいサービスをしてくれた時にちゃんとありがとうとか。 私は52歳で結構ドアを開けてもらったりとか、イギリスで。 あと席を譲られることもありますね。やっぱりそういうお年寄りのグループに入ってきました私も。 だからそういう時にはありがとうとちゃんと言いたい。感謝を伝える余裕を持っていたいし困っている人を見かけたらやっぱり親切にしよう助けたいと思います。 本当に。
さっき言ったように恩送り、今の時代で難しいかもしれないけど、きっと私にできる恩送りがあるかもしれない。 だからさっき紹介したエッセイの中にあったように、いいねキャンペーンありがとうキャンペーン。 何か小さな親切をする思いやりのキャンペーン、で、この小さな親切がめぐりめぐってこの社会を温かくしたらいいなと思います。 今の社会は難しいです本当に人々はストレスが溜まっているからね。
なので皆さん今日は恩送りという言葉をぜひぜひ覚えて帰ってほしいと思いますね。 じゃあちょっとここで一回休憩します。私はコーヒーを飲みます。 コーヒーがだいぶ冷めちゃった。冷めないうちに全部飲みたいけれども、仕方がないですね。 コーヒーカップ片手に話を続けましょう。
皆さん今日はちょっと真ん中に宣伝を入れたいと思いますね。 私にはウェブサイトJapanese with Norikoがあります。 現在このポッドキャストをシーズン1から3まですべてのこのCoffee Break with Norikoも含めてすべてのエピソードの文字起こしをした日本語が無料で読めます。
もしアクティブに日本語を勉強しようと思ったらこの文字起こしの日本語を読みながら聞くまたは聞きながら読む、これをしてみてください。レベルが上がっていくと思います。 皆さんの勉強に使ってほしいです。 そして引き続き私の有料コミュニティJapanese Togetherのメンバーを募集しています。 Discordとは全然違います。 本名でサインアップして本名を明かしてコミュニティ活動をするコミュニティです。
コミュニティ活動をするのは自由ですね。 いろいろなコンテンツがあるので、コンテンツだけ利用してくれてもいいし、自分でアウトプット、エッセイを書いてポストしてくれてもいいし、他の人のポストを読んでライク、いいねを押してくれてもいいし、 あと週何回かやっているズームミートアップに参加してくれてもいいです。
いろいろな使い方ができるんですが、でも何よりも言いたいのは人と人のリアルなつながり。 本当に素晴らしい人が集まっています。 小さいコミュニティだけどお互いに励まし合ってインスピレーションになって、いろんなことを感じて学べる素晴らしいコミュニティがあります。 興味がある人は是非是非Japanese Togetherに入ってみてください。 無料トライアル期間もあるのでまずはお試ししてくれたらいいかな。 そしてこれは私に合わないと思ったらもちろんやめてくれてもいいんです。
でもいろいろなコンテンツがあって、私が本当に3年以上やってるんですけど、このコミュニティね。 3年以上やってるからたくさんのコンテンツもあるんだけれども、本当に素晴らしい経験ができます。 だから私は今コミュニティの力を信じていますね。 一人で普段は勉強している人が集まっているコミュニティなんだけど、そういう独学で学んでいる人こそ、 時にこういうコミュニティで人との繋がりでインスピレーションをお互いにシェアするっていうのは大切かなと思っています。 なのでそれを大切にしたいということでやっているので、是非是非ご参加してみてほしい。 メンバー募集中です。
それでは続けましょう。ロンドンの話ね。 面白いことがありました。もちろんやすよさんに会うことも面白かったし、 あと私の生徒さん、プライベートレッスンの生徒さんに会うのも実際にあったんですけど、ロンドンで面白かったんですが、それ以外の面白い経験ね。
私たちが泊まったホテル、そんなに良いホテルじゃなくて、比較的安めのホテルに泊まったんだけど、それでもロンドンだからめっちゃめっちゃ高かった。 びっくりするぐらい高くなってますね、今ロンドンはね。
普通のホテルに泊まったんですけど、レセプションのエリアにね、ビートルズの写真がたくさん飾ってあったんですよ。 私、え、何ここ、なんでビートルズの写真、ロンドンなのにリバプールならわかるけどね。 私たちが住んでいるリバプールは有名なものはビートルズ、そしてフットボール、リバプールのチームですよね。
ロンドンのホテル、私たちが偶然予約したホテルにたくさんビートルズの写真があって、ちょっと聞くと調べると、昔々そのホテル、ロンドンのホテル、ビートルズがまだ有名になる前にビートルズが宿泊したホテルなんだそうです。 こんな偶然ある。 今私たちはリバプールに住んでいて、ロンドンに来てもなぜかビートルズを見つけてしまう。 面白い繋がりだなと思いました。
そしてもう一つ面白いことは、クラフトビールのパブで、イーストロンドンでちょっと感じのいいクラフトビールが飲める場所に入りました。 そこで働いていたスタッフの男性のTシャツが、なんとリバプールのクラフトビールのお店のTシャツだったんです。 私たち知ってるところね。 だから私たちその男性に声をかけました。
あれ、そのTシャツリバプールのクラフトビールのお店のですよねみたいな感じ。 するとその男性は、そうそう、僕はここで働いていた。 2年間リバプールに住んでいたということを教えてくれて、話が盛り上がったんです。 えー、実はそのビールのお店、先週行ったばっかり。 しかも私たちリバプールに今住んでるの。 リバプールの話で盛り上がったんです。
こんな偶然ある。 つながり、ご縁に感謝ですね。 やっぱり今日のテーマは感謝、ありがとうですね。 素敵な出会い。 その男性は今はロンドンに、イーストロンドンに住んでいて、違うクラフトビールのお店で働いているけど、ビールが大好きで。 リバプールも本当に良かった。 人の話になりました。 リバプールの人は本当に面白いやさしい、フレンドリー。 お互いにそうだね、そうだね。
で、私は、私たちの人生は悪くないなと思いました。 皆さん、私のポッドキャストを長く聞いてくださっている方は、 私は岡山県出身で、ペルー人の男性と知り合って、北アイルランドのベルファストに引っ越して、 そこで約16年間住んで、そして約2年前にリバプールに引っ越してきたということをよく知っていると思いますね。
私は、ベルファストからリバプールに引っ越すときにすごくストレスでした。 やっぱり年をとればとるほど柔軟性がなくなっていくんですね。 もっと若い時には、やった、これは次のチャンスだと思えたはずだけど、 その当時、また引っ越し、しかも北アイルランドからイングランド、どうなる?不安でいっぱいになっちゃったんですね。
でも、今、結果として、私たち夫婦はリバプールの生活を本当に本当に楽しんでいます。 これは本当に夫も同じ気持ちですね。 夫はきっともっともっとプレッシャーだったと思います。 なぜなら、私は仕事は変わってない。 住む場所がベルファストからリバプールに変わっただけで、仕事は日本語を教えるということ、オンラインで教えるということ、変わってませんよね。
夫は職場が変わったんです。転職しましたから、もう全てが変わった。 絶対絶対もっともっとプレッシャーがあったと思います。 でも、彼はそれを乗り越えて、本当にリバプールが好きだと言いました。 リバプールはいいところだ。もっともっと好きになってきた。私もですね。 ありがたいです、この気持ち。
もちろん、私たち夫婦はロンドンみたいな大きな街に遊びに行くことも好きなんですよ。 大きな街のメリットあります。特にロンドンの素晴らしさは、もう一言では言い表せないぐらい素晴らしい街だと思う。大好きです。 でも、実際はいい仕事がないと住むのは大変かな。高いですね、何でもね。
私たちは旅行にたまに行くぐらいでロンドンは十分だと思っていて、住みたいとは今は思っていませんね。 若い時は違ったと思います。今私たちはこの第二の人生、結婚生活、ベルファストで始まった私たちのステージは、今第二のステージ、イングランドのリバプールに移って、 そしてリバプールでこれからできるだけ長くいい生活、楽しく健康的にやっていきたいと思っているんです。
そんな話で何が言いたかったのかわからなくなったけれども、元に戻しましょう。 とにかくイーストロンドンでクラフトビールのお店で出会ったスタッフの人が、リバプールに住んだことがあるという話で盛り上がって、 こういう小さいことが旅を深く思い出深くしませんか。 そうですね。旅行ってそういうことが楽しいんだと思います。一番。有名な観光名所に行くのもいいんですけど、 それよりもあの場所で偶然見つけたクラフトビールのお店で出会った人、あの人の会話が面白かった、それが深く深く記憶に残ると思いますね。
今回ね、もう一つ面白いことがありました。これも予定してなかったんですけど、私たちが泊まったホテルは、ブリティッシュミュージアムの近くだったんですね。 このブリティッシュミュージアムは有名な美術館ですね。 で、ロンドンの美術館、博物館の何がすごいって、タダなんです。本当に信じられないレベル。タダでこのトップのアートが見られるのは本当に素晴らしいことだと思います。もちろん特別展示にはお金がかかるんだけど、普通はタダなんです。
全然予定してなかったんだけど、ホテルの近くにBritish Museumがあって、ちょっと調べたら日本の江戸時代のアーティスト、Hiroshige、皆さん聞いたことありますか?浮世絵で有名なんですが、歌川広重の浮世絵展をやってたんですね。これも偶然です。本当に。私興味があったので、「行きたい」と言って、チケットを予約して行きました。特別展だからチケットを予約していれば並ばなくてもいいんですね。すぐ入れるんです。それも良かったです。ラッキーでしたね。
お金を払って行って、この広重の特別展も素晴らしくて、期待以上でした。本当に楽しめました。1時間以上ゆっくり歩きながら見て、これについては多分またどこかでコンテンツを作ろうかな。今詳しく話さないと思うんだけど、私たち夫婦が美術館にいてすることは、必ずお気に入りのアート作品を見つけて、そのポストカードを買って帰ることなんです。ポスターかポストカード。これ、必ずすることなんです。
今回もこの広重展で気になるものをいくつか買ってきました。今日のエピソードは動画がつかないので、お見せできないのですが、コミュニティの方には写真をシェアしようかな。一つ、ものすごく気に入ったポスターを買って帰りました。これは後で部屋に飾る予定です。
皆さんは美術館に行くのが好きですか?美術館に行った時にどんな気持ちでそのアートを楽しみますか?説明を一字一句、詳しく読んでいくタイプか?それとも「これはあまり心に響かない。じゃあ次の絵、次の絵」と結構あっさり見て、でも気に入った絵が見つかるとその前にずっと立ってその絵を眺める、みたいなタイプですか?
私は後者ですね。結構感覚で見るので、一つ一つを隅々までじっと眺めるんじゃなくって、パッと見て「あ、これは好き。これは嫌い」ともう感覚で決めて、あまり心に響かなかったらもうすぐすぐ次の絵に移って、すごく気に入ったものがあればそこでしばらくずっと眺めて説明も読んで、また次に行くというのが私の見方ですね。私は全然アートに詳しくないけど、感情が動くか動かないか、好きか嫌いか、「うわっ」と心に響くものがあるかないかで決めるみたいな感じかな。
で、最後のトピックです。今日もかなり長くなってきたんじゃないですか。最後、これは今週コミュニティ「Japanese Together」のミートアップのトピックなんですけど、谷川俊太郎という作家、また詩を書く人がいます。とても有名です。谷川俊太郎さんの有名な詩で「生きる」というものがあります。これはもう本当に素晴らしいので、ぜひYouTubeで探してみて。朗読をしているチャンネル、動画がたくさんあります。谷川俊太郎、「生きる」。
今週はJapanese Togetherのミートアップで、この詩をみんなで読んでいるんです。「生きているということ、今生きているということ。このどんな時に、『うわあ、私生きてるわ』と感じるか」というテーマで書かれた詩なんです。で、特に私が好きだった部分をこれから朗読します。聞いてください。
生きているということ、今生きているということ。それはミニスカート、それはプラネタリウム。それはヨハン シュトラウス。それはピカソ、それはアルプス。全ての美しいものに出会うということ。そして隠された悪を注意深く拒むこと。
もう1度。これ一部分だけです。もっと長い詩です。谷川俊太郎、「生きる」。
生きているということ、今生きているということ。それはミニスカート。それはプラネタリウム。それはヨハン シュトラウス。それはピカソ。それはアルプス。全ての美しいものに出会うということ。そして隠された悪を注意深く拒むこと。
これね、特にどうしてこの部分がすごく良かったか、まあ今のNorikoに響いたかと言うと、美しいものに出会うということですね。プラネタリウム、つまり星や宇宙のことを少し知れた時、ヨハン・シュトラウス、音楽家、有名なクラシックを聞いた時に心が動きます。ピカソの絵、芸術作品。アルプス、自然。世の中には美しいものがたくさんあります。それに気づけて「ああ」と心が動いた時、私は生きている。または生きていて良かったなって思うことですよね。
ちなみにミニスカート。これは私の解釈は、自分が好きなファッションを着て、例えば私はいつも同じ服を着ているけど、時々おしゃれしますよね。ドレスアップしてね。ちょっと気持ちが良くなります。または私、今ボーダーのシャツを着ているんですけど、私ボーダーのシャツがお気に入りです。よく着ます。よく買いますね。自分の気に入っているデザインの服を着ると気持ちがいい。そういうことだと思います。「生きてるな」と。
つまり小さいことなんですよ。日常の小さいこと、でも、その中に美しさを見つけた時に、「うわあ、生きている喜び」を感じる。そういうテーマの詩です。ぜひぜひ本当に読んでみてください。本当にお勧めします。感動します。
私、今日のこの「Coffee Break with Noriko Real Talk and Daily Thoughts」をきれいにまとめたいと思います。この詩を使って、皆さんに投げかけたい質問はですね*生きているってどういうことなんでしょうか?皆さんにとって、「うわあ、今私生きてるわ」と感じる時、そしてこの生きていることに感謝する時ってどんなことですか?意外と小さいことです、毎日の。
そしてもう1つ、この詩の中に「手」が出てくるんですね。例えば「あなたと手をつなぐこと、それが生きているということだ」と書いてあるんです。手をつなぐ。そしてその手をつないだ手から「あなたの手のぬくみ」を感じます。ぬくもりってことね。「あなたの手のぬくみ」。ああ、素敵ですね。
私はこれを読んだ時に、夫のことを考えたんです。私は時々だけ、時々だけ夫と手をつないで散歩します。普段は「ああ、そんなの嫌だ。恥ずかしい、めんどくさい」と思って手をつながないんだけど、時々だけね、手をつないで、その時に私の手は大体冷たいんです。本当に私は冷え症だからね。現実問題。手も冷たい、足も冷たい、心も冷たい人なんですけど、夫は本当に体が温かいんです。手も温かい。だから手をつないだらね、彼の夫の手のぬくみを感じて愛を感じます。生きているということじゃないですか、皆さん。
ということできれいにまとめてみました。今日の「Coffee Break with Noriko」。皆さん、今日もぜひぜひコメント、感想を私に送ってください。YouTubeでコメント書けます。Instagramでメッセージ送れます。あとは私のウェブサイトからメールも送れます。とにかく、良いコメントなら私がそれを読んで心に響いたら、必ず返事をしていますね。なのでぜひぜひ励ましのコメントとか、「あ、聞いてよかった」と一言くれると、私はまた感謝の気持ちを持って次のエピソードを録音できると思います。
じゃあ皆さん、生きているということはどういうことでしょうか?皆さん、私のこのエピソードを聞いて「うわあ、良かった、Norikoさん」と感じてくれたら、私は本当に嬉しいです。じゃあ今日はここまで。終わりましょう。またね。バイバイ。