Season 3-109 AIがあるのに、なぜ英語(外国語)を勉強するのか?Writing Challenge 4
みなさん、Japanese with Noriko今日もライティングチャレンジの内容を話していきたいと思います。毎回言っていますが、ライティングチャレンジに参加していない皆さんも最後までぜひ聞いて一緒に考えていきましょう。
今日のトピックは、「AIがあるのになぜ英語、外国語を勉強するのか」というトピックです。これはYouTubeのあるドキュメンタリー動画から取ってきました。皆さんも、YouTubeの動画、すぐ見ることができるので検索してみてください。「日本経済新聞」というチャンネルの動画です。
日本経済新聞のチャンネルの動画のタイトルは、「英語教育、AIあるのに、なんで英語勉強するの?」「英語教育、AIあるのになんで英語勉強するの?」というタイトルです。動画の時間は約20分ぐらい日本人向けに作られた動画ですね。
タイトルを見ての通り、私達日本人は、子供の頃から長い間、英語教育に、英語教育を受けて、何時間も、たくさんのお金もかけて英語を勉強しているのに、なかなか話せない。英語教育のトピックは、いつでも日本人と切り離せないトピックだと思うんだけれども、それに関する動画なんです。
動画の最初の質問がとっても面白くて、これは日本人の人に問いかけてる質問なんですけど、「あなたは英語の勉強にどれだけ費やしてきましたか」から始まるんですね。これを聞いたときに、たくさんの日本人はぐっさっと心に響くものがあると思います。
あなたは英語の勉強にどれだけ費やしてきましたか、時間、何時間、何千時間、費やしてきました。この動画の中では普通の日本人なら、中学・高校の授業だけで1,000時間英語を学んでいると言った。大人になってからも大学受験、英会話教室に通うなど含めたら3,000時間以上勉強しているはずだと。でも、英語が話せない。
どうしてですか?どうしてですか?という内容の動画じゃなくって、だからこそAI翻訳機を使ったらいいんじゃないですかと投げかけた動画なんです。はい。その次に動画の中では、AI翻訳の研究者の言葉が出てくるんですね。
この方はAI翻訳機を研究してる方なんです。「実用英語のレベルなら、もう英語の勉強は必要ない。AI翻訳機があるからそれを使えばいい。そして今まで学習にかけた時間を、AIに使う、AIをこれから使うことで、他のことに使えるんじゃないですか」と投げかけてるんですね。
さらに動画は、次、メインの部分になるんですが、このメインの部分は、神奈川県のある公立小学校の5年生のクラスで特別授業をするんです。その特別授業の様子がそのまま流れてくるんですけれども、子供たちに先生がAI翻訳機の使い方を見せるんですね。子供たちは、「うわーすごい」みたいなリアクションをして、そして先生はクラスでディベートを始めるんです。
一つのグループは、このAIの翻訳機があれば、もう英語を勉強する必要はない。賛成だ、というグループ。反対のグループもちろんあります。いやいや、AIがあっても、英語の勉強はするべきだというグループ、二つに教室がわかれて、5年生の子供たちがディスカッションしていくという面白い展開になります。
はい。最後までぜひ20分ぐらいだから見てほしいんだけれども、皆さんの意見を聞きたいんです。2025年、私達はChatGPTなど、AI使ってますね。私も毎日AI使っています。こんな便利なAIあるのに、これからも、今もこれからも、英語または外国語、皆さんの場合は日本語を勉強する必要がありますか。
皆さんの意見をシェアしてください。そして、議論のポイントとしては、2025年の今のAIの限界あるかもしれない。もう毎日どんどんどんどんAIのレベルはアップしていますね。もう驚かされることはたくさんあります。
ね。でもまだ文脈・コンテキストね、そこまで文化的な背景までAIは翻訳してくれるのかどうか。人の気持ち、感情の部分までも表してくれるのか、文化的なニュアンスまでできるのかどうか。AIの翻訳機能、限界がまだあるかも知れません。
そして、私達はみんな言語が好きですよね。このポッドキャストを聞いてくれてる人は日本語を勉強している人、私自身も言語を学ぶことが好きです。趣味です。英語、スペイン語、韓国語、言語を学ぶことのメリットも考えなければ、この問題、この質問に答えられないかもしれない。
そしてこれからの未来、皆さんはどう考えますか。この辺を考えながら自由に自分の作文を書いてほしいし、作文を書かない人も、自分の意見をまとめてほしいんです。私はまず、毎日の生活でChatGPTを使うことから話していきたいと思います。
本当に便利です。メリットは、時間短縮になっています。今まで一生懸命、自分で翻訳して、そして見直して、ものすごく一つのコンテンツを作るのに時間がかかっていたけれども、ChatGPTのおかげで、半分以下で、たくさんのコンテンツが作れるようになりました。
これはビジネスの上でとっても役に立っています。ただ、やっぱり「自分らしさ」を入れたいので100%AIの翻訳を使うわけではありません。その後、見直して読み直して、ちょっとこの部分変えようかな、その作業は今でもやっています。
はい。なので、ビジネスの上ではもしかしたらAIがどんどんどんどん関わってきて、私達はより効率的に、そして短時間でより多量のものが作れるかも知れないね。これはメリットだと私は思います。ただ、私のもう一つのことは、言語を学ぶこと、また言語を知ろうとすることは、自分の深い経験、人生観と繋がっていくと思います。
私の経験をもう一つシェアさせてください。それは3月に行ってきた、初めて行ってきた台湾の台北旅行についてです。私は中国語、全然話せません。「謝謝(しぇいしぇい)」ぐらいしかわからない。だからちょっと不安がありました。漢字、ありますけど、日本語の漢字とよく似ていないものが多いし、聞いても全然わかりません。
だから私はうまくコミュニケーションができるかな、レストランで注文できるかな、ドキドキしながら台湾に行きました。もちろん、英語を話せるホテルのレセプションの人、大丈夫です。あと、日本語を話す人も結構多くて、言葉の壁、あんまり感じなかっただけれども、私はこの字を見て、プリントされたものを見て、あと音の、何ですかね、発音というか、中国語の音を聞いて、とてもこの台湾の世界にのめり込んでいきました。
ね、皆さんは、昔々の映画「Lost in Translation」っていう映画を見たことがありますか。これは昔の話で、その当時AIはなかったので、主人公のアメリカ人の女性が東京に来て、いろいろ文化的な違い、言葉の壁を感じるというストーリーなんですけど、今ならね、例えばGoogleトランスレーション使うとか、Googleレンズを使うとかしてすぐにトランスレーションできますね。
なので、困ってもすぐに解決できる。ね、でもこの映画Lost in Translationではそんなことができないから主人公は本当に困るんです。困るし、え、どういうこと!?なのでその経験がそのまま映画のタイトルLost in Translationに表れていると思うんだけど、私はちょっとその映画のような経験を今回、台北でしました。
ね、できるだけ翻訳機器とか使わなくって、自分の頭で理解したいと思ったんですね。もちろん時間はかかるし、焦るし、パニックになることもあるし、失敗することもある。けれども、それをひっくるめて、旅行の文化経験になったわけです。私は今、中国語を勉強しようとまだ思ってないけど、でもね、本当にそのときは、あの、いい気持ちになりました。
その音に囲まれて、あ、面白い音だな、響きだな、この人たちはどんな話をしているのかな・・・言語が違えば、考え方も価値観も違ってきます。その言語は本当にその国の文化を作っている。なので、AIだけにおまかせするわけにはいきません。
これが私のもう一つの意見です。なので、やっぱり私は言語に、言葉に、興味を持ち続けたいと思っています。うまく説明できたでしょうか。はい。皆さんが日本語を勉強することの理由・メリットもここに繋がっていると思うんですね。
日本語を学べば学ぶほど日本人の価値観がわかってくる。日本人がどのように考えてきたのか、どのようにしてこの言葉が生まれたのか。わかってくる。思考の幅が広がると思いませんか?そして、皆さんも日本に行ったときに、日本人とより深く繋がることができて、それが良い旅行の思い出になるはずです。
はい。だからAIがあるけれども、私は英語を勉強する。外国語、勉強し続けたいと思います。皆さんの意見を聞かせてください。今日は以上です。