Season 3-11 日本のニュースから「はんこ」&「植物から作ったうなぎのかば焼き」

皆さん、今日も元気ですか。Season3、日本語のポッドキャストLearn Japanese With Norikoののりこです。はい、本人です、もちろん。はい、今日のトピック、2つあるんですね。2023年7月、7月で、ニュースの記事としても読んだし、YouTubeのニュース動画も見ました、とても面白いトピックを簡単に2つ話していきたいと思います。1つ目のトピックのキーワードは、ハンコ、印鑑。ハンコを押す。そして、2つ目のトピックはうなぎです。皆が大好きなうなぎの蒲焼き、皆さん好きですか。このタレが美味しいんだよね。私も大好きうなぎ。では、トピック、聴いてください。

 

はい、皆さん、日本の社会は印鑑、ハンコを使う社会なんですね。何か大切な書類を、例えば市役所で出すときとか、あと銀行口座を新しく開くときとか、いろいろな書類に、「私で、本人で間違えないですよ。」、「この書類は本人が書きましたよ。」っていう証明としてハンコ、印鑑が使われることあるんですね。はい、なので日本人ですと、私を含めて、印鑑いくつか持っているんです。私も、ま、日本にすべて置いてきたんですけど、実家には4本か5本ぐらい、いろいろな、全部私の名字のハンコですけれども、あります。本当にいろんなとこで押す。で、このね、印鑑、この印鑑を使うシステム、やめましょうっていうことで、政府は結構長い間話し合っているんじゃないかな、で、この動きを「脱ハンコ」、脱ハンコっていうんだけれども、なかなか実現されてないよね。なので最近の日本人の人はね「ハンコやめましょう、ハンコめんどくさいよ、嫌だ」っていう意見の方が多いと思うんですが。


今日はこのニュース、私が見たニュースは、この脱ハンコについてのニュースじゃないんです。全く逆、ハンコが人気、誰に?外国人観光客に。これね、とても面白いと思ったんですね。で、たぶんこのまま議論が進んだら、いつか、いつか分かりませんけど、脱ハンコ、なると思うんです、日本は。「もうハンコやめましょう、印鑑証明いりません。」いつになるか分かりませんけど。ハンコの動きがなくなっている一方で、外国人観光客はハンコを買う、自分の名前を入れて特別注文で、例えば、自分の名前をカタカナにしたハンコ。または漢字を使って、皆さんの名前は漢字がない、もちろん、でも「当て字」ということができるんですね。漢字、この読み方が似ているから、その漢字を使って、そして特別注文でハンコを作って、お土産に買って帰る外国人観光客の人が増えているんだそうです。面白いですね。


そんなニュースを見て、偶然にも7月のタイミングで、私のコミュニティJapanese Togetherのあるメンバーさんは、この夏、家族旅行で九州に旅行に行かれたんですね。で、娘さんがいます、小さい子供、で、この子供のお土産はハンコだったそうです。娘さんの名前をカタカナにして、かわいくハンコを作ってもらって、そして九州の博多のほうだったかな、とても地元の小さい印鑑、ハンコ屋さんに行って、「この名前を作ってください」っ言って頼んで。すぐにはできなかったみたいですね、翌日取りに行ったそうなんですけど、お土産として買って、娘さんは大喜び。


確かに自分の名前のハンコとか、かわいいかもしれませんね。私はさっきも言ったように日本の実家に私のハンコたくさん残して、イギリスには持ってきていません。私の夫は岡山に5年ぐらい住んでいましたね、留学生だったんですけど、やっぱり当時もう10年以上、もう20年ぐらい前の話ですよ、やっぱり岡山に着いた時に最初にやっぱり「作ってください」って言われたものが、大学から「これ作らなきゃだめだよ」と言われたもの一つが、銀行口座とハンコ、印鑑。なので彼はね、自分の名字がカタカナになったハンコを持っているんです。あの、岡山で銀行口座を作るときにハンコが必要だったそうです。そのハンコはたぶん日本からイギリスに持ってきているはずだけど、どこにあるのかな、今私達はイギリスに住んでいるので、そんなものを使いませんね。皆さんも何か特別な変わったお土産または日本語を勉強している人のお土産、プレゼントとして、この自分の名前、相手の名前がある特別注文のハンコ、いいお土産、プレゼントになると思います。どうですか。日本に行った時に買ってみたいですか。っていうのが一つのニュースですね。

 

二つ目のニュースはうなぎの蒲焼き。でも本当のうなぎじゃないんです。プラントベース、植物由来のもので作ったうなぎ。逆を言うと動物由来原料をいっさい使用せずに作ったうなぎの蒲焼きが7月に限定販売されたというニュースね。これは大きなニュースになったので、皆さん、見た人読んだ人、多いと思うんです。うなぎの蒲焼き、美味しいですよね。お寿司のネタでもうなぎがあるし、夏、日本人は夏バテで、暑い、苦しい、元気がないというときに、あえて、うなぎの蒲焼き食べるんですよね。なんかスタミナがつく、元気が出ると言われています。


で、このプラントベースのうなぎ、どの会社が開発したか、有名な大きな会社です。Nissin食品グループ。Nissinといえばインスタントラーメンです、カップヌードル、でもカップヌードルだけの会社じゃないんですね。いろいろなこのサステイナビリテイの商品を目指していて、お肉も、動物由来原料を使っていないプラントベースのお肉、お肉じゃないけど、を開発したり。で、今回はうなぎを開発したんです。その名もプラントベースうなぎ「謎うなぎ」、謎なんです、だって、うなぎのようなうなぎじゃないからね。これは何?みたいな商品名、謎うなぎ。


2023年の7月18日に数量限定販売されて、即売、完売、すぐに売れ切れたそうですよ。あの100、100 じゃない、1000セット1000セット限定で販売されてすぐになくなったそうです。皆さん、食べてみたいですか。今ね、私はNissin食品グループのオンラインのウェブサイトを見ているんだけど、この謎うなぎを使った蒲焼き、食感、見た目、風味、ほぼ普通のうなぎと同じ。本当かな?それだったら、私、チャレンジして食べてみたいなと思ったんですね。


これは今から、そして未来に向かった食事、新しい食事といえるかもしれません。世の中にはいろいろな理由でビーガンの人がたくさんいます。私はお肉も魚も食べるし野菜も食べる人なんですが、正直いえば、お肉も大好き魚も大好き。でもこれからの未来の、すぐ近い未来の問題として、人口はどんどん増える、食糧難、食品食料が足りないという時代が本当に来る。そんな時に、うなぎ、天然うなぎもあるし養殖うなぎもあるけれども、それ、天然うなぎの数はもちろん減っていきます。今も本当に少ない。で、養殖うなぎ、あの、作った、自分たちで育てたうなぎ、ありますけど、そういう工場でいろいろなものを作るときに環境によくない。だから環境問題とも繋がる。いろいろな理由でお肉を食べない、魚を食べない、そんな人、増えてきました。なのでこのNissin食品も、こういう商品を環境のためにサステイナビリテイのために開発しているということなんですね。


だから、これから、こういう肉のような肉じゃないもの、魚のような魚じゃないもの、プラントベースの食品、どんどんどんどんマーケットシェアが増えていくという話なんですね。はい、このニュースは私とても興味がありました。たぶん、日本にいてチャンスあったらですね、この謎うなぎ、買ってみたいです。今はたぶんもう販売していないのかな。たぶん来年また販売されるかもしれません。皆さん興味があったら、日本に住んでいる人しか買えないのかもしれないけれども。この動物由来原料を一切使わない食品、うなぎの蒲焼き、謎うなぎ食べてみましょう、食べてみたいです。


これ本当に面白いニュースだね、皆さん、それでは今日は2つのトピックについて話してみました。あの、本当にね、ニュース、面白いニュース、たくさんありますね、あの、こういう、私が「あ!これは面白い」と思ったニュースがあれば、また紹介してみたいと思います。それではまたね。

 

Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

Previous
Previous

Season 3-12「順風満帆」と「水の低きに就くが如し」

Next
Next

Season 3-10 賛否両論!座席を譲るかどうか問題