Season 3-114 表現力アップ!「山あり谷あり」だけじゃない!人生を表す日本語いろいろ
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みなさん、こんにちは、日本語のポッドキャストJapanese with Noriko Season3ホストのNorikoです。最近ね、前髪を美容院で切ってもらったんですけど、ちょっと短く切りすぎちゃいました、はい、もうなんか短いね・・・はい。
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大丈夫、大丈夫。皆さん5月です。約8週間にわたってね、やっていた有料ライティングチャレンジもようやく終わりました。はい、いいチャレンジでしたね。本当に私はやって良かったと思います。皆さんの作文を読むのもとっても面白かったし、フィードバックをするのもね、結構自分も勉強になるし、いろんなアイディア、その書き方いろいろあるんだなと思ってね。
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改めて、もう本当にインスピレーションになったチャレンジでよかったです。今日はそのライティングチャレンジからインスピレーションを受けたエピソードになります。ライティングチャレンジのトピックの二つの中で、確かね、「幸せとは何か」というトピックと「成功と学歴が関係あるかどうか」というトピックがあったと思うんですね。
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その中で私は「紆余曲折」という表現を2回使いました。皆さん覚えてますか。難しい漢字の言葉ですね。紆余曲折。これはね、簡単に物事がいかないという意味で、そのまっすぐじゃないよ。その人生、例えば、「人生は紆余曲折だ」とか、私の人生にはいろいろ紆余曲折ありました」みたいな言い方ができるんだけど、その意味は、簡単ではなかった。
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そしていろいろな問題とか困難がありましたよ、ありますよという意味が、紆余曲折なんです。一つの言葉、意味、「人生は簡単じゃなかった」を表現できる言い方たくさんありますよね。今日はそのいろいろなバリエーションを紹介していきたいんですね。作文チャレンジで本当にこれを感じました。
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一つのコンセプト、コンセプトは同じです。でも、みんな表現が違うんですね。これが、「うわー日本語のレベルが高くなってるな」「すごいな」と思うことなんです。例えば、一番簡単にね、例えば「人生」を表現してね、「簡単じゃない」ことを言えば、「人生良いときもあれば悪いときもある。」
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これ、とても簡単でしょ。人生にはうまくいくときとうまくいかないときの両方がありますよ。良いときもあれば悪いときもある。これはまだ、簡単な言い方だと思うんです。でも、「紆余曲折ありました」、一気に何かレベルが高くなるじゃないですか。
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同じような表現で作文チャレンジのメンバーさん一人の方は、「浮き沈みがありました」と書いてくれたんですね。浮き沈み、これはさ、気分にも使えます。気分の浮き沈みがある、状況の浮き沈みがある。つまり、良くなったり悪くなったり、波のようなイメージです。
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何かが浮かんでいるとき、いいイメージ、沈んでいるとき、暗いイメージ、「この仕事は楽しいけど、浮き沈みがあるからストレスも多いです」みたいな感じで使えます。このように一つのコンセプトをいろいろな表現でできるんです。いろいろな表現を使って表せるんですね。
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はい、今日メモがあるので、それを読みながら話していきます。今は、紆余曲折、良いときもあれば悪いときもある、うまくいくときもあればうまくいかないときもある、浮き沈みがある。じゃあ次、次はね、ずいぶん前にシーズン2ぐらいだったかな。
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紹介した表現なんだけど、「順風満帆」、順風満帆ばかりじゃない。順風満帆じゃない人生、順風満帆っていうのはね、船が海、海でね航海してるんです。追い風、風があって、それを受けて、風に乗ってどんどんどんどん前に進むのが順風満帆、順風満帆ね。でも順風満帆じゃないといえば、スムーズに進んでいないということですね。
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はい。なので、「彼のキャリアはすごいけど、順風満帆ばかりじゃないと言っていました」、このような例文ができます。次も私はこれもどこかで話したことがあると思う。「人生楽あれば苦あり」「楽あれば苦あり」、楽しいことの後には苦しいこともある。
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いつも楽しいばっかりじゃない、いつも苦しいばっかりじゃない。「旅行は楽しかったけど、帰ってきたら仕事が山のようにありました。楽あれば苦ありだね」共感できますね。次もどこかで紹介したことあるんだよ。「七転び八起き」、何回転んでも起き上がる。
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何度失敗してもまた立ち上がって頑張りますという意味です。「試験に3回落ちたけど、七転び八起きで4回目に合格しました。」、うん。次、これも私大好き。「人生山あり谷あり」、良いときは、山です。登っていって、頂上に。悪いとき、谷に落ちます。
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はい、落ちたくないけどね。これよく言われる比喩表現ですね。「私達の結婚生活は20年、山あり谷ありでしたが、今はとても幸せです」、はい。これはなんかドラマチックなイメージなんだけど、「波瀾万丈」、波瀾万丈ね、ちょっとドラマチックなイメージね。
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漢字には波という字があるじゃない。荒波もありますよ、みたいな感じ。よく韓国ドラマの主人公は波瀾万丈な人生を歩むことが多いですね。「彼女の人生は波瀾万丈で、本を書いたらきっとドラマチックなストーリーで売れるかもしれない」
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うん。はい、大きな出来事がたくさんあるというイメージでしょうか?はい、韓ドラの主人公のイメージです。波瀾万丈。じゃ次の言葉、「一筋縄ではいかない人生」、一筋縄ではいかない。この漢字もイメージできるじゃない。
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一筋、まっすぐじゃないんですね。簡単にはいかない。問題が複雑、解決に難しい。そういうイメージね。「このプロジェクトは一筋縄ではいかないから、チームでよく相談しよう」、こんなときに使えますね。一筋縄ではいかない。
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次、平坦な道じゃなかった。平坦な道じゃなかった。平坦、たいら、フラットじゃないんですね。フラットな平らな道は歩きやすいですね。でも、でこぼこ道、平坦な道x(平坦じゃない道)は歩きにくいです。つまり簡単な道じゃない。この10年は平坦な道ではなかったけれど、いろいろあったけれど、多くのことを学びました。
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困難を乗り越えてきた。困難、皆さんわかりますね。困ったこと大変だったこと。「彼は子供のときに病気をして、たくさんの困難を乗り越えてきたそうです」、困難を乗り越える。もう一つ、「試行錯誤を重ねてきた」試行錯誤。試してみた。
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いろいろ失敗して試してみたらどうかなこれはいいかな。何度も失敗したり考えたりしながら少しずつうまくやろうとすること。「このアプリの開発は試行錯誤を重ねてやっと完成しました」、はい、このように他にも多分たくさんありますけど、この人生良いときも悪いときもある、
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という表現を表すのにいろいろ使えるわけです。今日このエピソードを聞いて、皆さんの表現力がアップできたと思います。皆さんどうですか、これシリーズ化、して欲しいですか。面白いですよね。この表現力アップ、レベルアップ。いろいろなバリエーションができますよということで話してみました。
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本当にね、いろいろあります、人生は。楽しいことばかりじゃない。うん、なんかむかつくこともあるし、失敗することもあるし、落ち込むこともあるよね。私は人生50年以上生きてきましたけど、本当にそうですよ。うん。
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でも、本当にね、止まない雨はないんです。はい、今日は以上です。