Season 3-160 この3冊、読んだ?アイデンティティ・推し活・体力について語ります(Book Talk with Yuko 12)

  • とある中国人のむいむい『とある中国人のむいむいの「私たちはどうしても日本にムキになる』 

  • イ・ヨンミ『魔女の体力 』

  • 朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』

  • 川上未映子『乳と卵 』

  • あかね的日本語教室『マンガで学ぼう! 生活で使える日本語文法』

[Noriko]

こんにちは。

[Yuko]

こんにちは。よろしくお願いします。

[Noriko]

はい。あの、台風が来ましたか?最近。

[Yuko]

来ました。けど、なんていうか、もちろんね、大変な地域もあるんですが、関東に限って言えば、そんなになんか、雨台風って言うんですかね。風がうわーってくると怖いけど、雨だとなんか、川、大丈夫かな?だけで。

[Noriko]

あー、そっかそっか。そうですね。じゃあ、今のこういう季節の話から始めたんですけど、だいたいね、なんかそういう風に季節の話から始めるパターンは多いですよね、会話で。

[Yuko]

そうですね。すごい、それちょうど私、毎週ね、日本語のクラスの、毎週クラスレター出してるんですけど、ちょうど今日、その話を書いてて、日本人同士って、あんまり知らない人と話さないっていうイメージあるじゃないですか。

[Noriko]

知らない人同士ってことでしょ。

[Yuko]

そうそう、スーパーとかで。。ちょうどおととい、スーパーで知らない人と喋ったんですが、それなぜかっていうと、入った時、同じタイミングで入った時には雨が降ってなかったのに、お会計が終わる頃には、すごいスコールみたいになったんですよ。だからやっぱ話すよね、隣の人と。

[Noriko]

そう、なんか、ま、え?みたいな感じでね。

[Yuko]

そうそうそうそう。

[Noriko]

あー、面白い経験です。じゃあみなさん、今日も楽しくBookTalk with Yukoということでやっていきたいんですけど、一応、今話しているタイミングをちょっとみなさんに言っておきます。公開はずいぶん後になっちゃうので、6月の本当に終わり、2026年6月の下旬で、もうすぐ7月というタイミングで話しています。

[Yuko]

Tシャツ、白い。なんか、今日、白・・・

[Noriko]

同じですね。城・・・

[Yuko]

夏って感じ。

[Noriko]

夏って感じ。ただね、その天気の話からいくと、ニュースで見たかもしれないんですけど、ヨーロッパでヒートウェーブ、熱波が来ていたので、先週とかもう本当に本、手つけられなかったです、本当に。もう脳が溶けちゃって、もう無理無理、何にもしたくないみたいな。

[Yuko]

なんかすごい、逃れる場所がないですよね、ヨーロッパでヒートウェーブが来ると、クーラーがない環境だから、辛いですよ。

[Noriko]

辛かった、もうなんか仕事にならなかったですね。読書とかも全然だったんですけど、逆にだから聞きたいんです。Yukoさんも、日本の方がね、やっぱ蒸し暑さからすれば、もうめっちゃずっと暑い日が続くと思うんですけど、どうやって読書してるんだろうと思って、やっぱりクーラーの部屋で、ある部屋で。

[Yuko]

もちろん、もちろんです。本当に生徒さんも、やっぱりヨーロッパの生徒さんがいらっしゃるので、ああ、もう今日は・・・ていう日があったんですよ、先週。それで話を聞いてると、やっぱり逃げる場所がないから、どうやって過ごすかなって。水の中に浸かるしかないよなって思って。命に関わりますよね。

[Noriko]

そうですよね、慣れてないとね、危ない。

[Yuko]

慣れてないと。のりこさんはどうやって対策っていうか、そういう時はやり過ごすんですか?

[Noriko]

逆にあえて、一生懸命何もしなかったっていう。例えば、散歩みたいなルーティンもあるけど、もう無理無理、体力温存しとこうみたいな感じだったり。あとね、本当に私ラッキーだったんですけど、この借りているアパート、私、賃貸なんですけど、エアコンがあるんですよ、珍しい。本当に珍しい。だから本当に助かったんですけど、でもさ、やっぱりずっと一日中つけてるとめっちゃ電気代が高いんですね、恐ろしいぐらい。だからギリギリまで我慢して。

[Yuko]

つらい。で、冷たいシャワーを何度も浴びたり。

[Yuko]

やっぱり水ですね。

[Noriko]

なんとかいろいろ乗り越えました。

[Yuko]

あれはどうですか?今、水シャワーで聞いて思ったんですけど、日本で健康な生活をしてる人って足湯?足湯って言うんですか?

[Noriko]

足湯。うんうん。

[Yuko]

逆の冷たい水に足を突っ込んで。

[Noriko]

いいかもね。いいかもね。それを考えなかった。次回・・・シャワーじゃなくて足だけね。

[Yuko]

足だけ。

[Noriko]

そこで浸かって本読むとかね。

[Yuko]

あ、そうそう。体が冷え、なんかキンキンに冷えて体調悪くなったらごめんなさいなんですけど。

[Noriko]

でも足だけならいいかもね。エアコンもね、いいんですけど、私はやっぱりすごくギンギンに冷えたエアコンの部屋ちょっと苦手なんですよね。やっぱりね。

[Yuko]

うーん、そうですね。

[Noriko]

ほどよい、ならいいけどね。そうそう。まあ、そんな感じでね、暑い日が続いてるという感じなんですけど、じゃあ、Yukoさん、今日の一冊目、お願いします。

[Yuko]

そうですね。はい、ありがとうございます。まだ紹介してないと思うんですけど、これ、まだ紹介してない。どこで見た?

[Noriko]

サブスタックで紹介してたかな?

[Yuko]

サブスタックで、そう、紹介しました。

[Noriko]

じゃあ、ぜひ、教えてください。気になる気になる。

[Yuko]

ありがとうございます。

[Noriko]

じゃあ、タイトル。

[Yuko]

タイトルいきます。タイトルは、「とある中国人のむいむいの、私たちはどうしても日本にムキになる。」

[Noriko]

気になるタイトルですね。

[Yuko]

というタイトルです。

あの、むいむいさんっていうユーチューバーさん、むいむいさん。

[Noriko]

あ、ユーチューバー。

[Yuko]

ユーチューバー。私はすごく日本語ペラペラのユーチューバーさんに大好きで、いっぱい見てるんですけど、その中の、お一人っていう感じなんですが。

[Noriko]

日本に住んでいらっしゃるユーチューバー。

[Yuko]

そうです。日本に住んでいらっしゃって、日本語で発信をしているユーチューバーさんですね。で、何がおもしろいかって言うと、やっぱり、私たちは日本語を教えているわけですけれども、なんていうか、日本語勉強中の方の頭の中をそのままのすごくきちんとしたかたちで、言語化された状態って、あんまり触れる機会ないじゃないですか。レッスンしているとはいえ。それがこの文量で読めるっていうのが、すごくおもしろくて。

[Noriko]

じゃあ、彼女のエッセイだけど、その日本語学習のことだったり、日本での暮らしについて書かれてある。

[Yuko]

そうです。

[Noriko]

じゃあ、読みやすいんじゃない?学習者さんに。

[Yuko]

読みやすい。そうなんです。そうなんです。それなんですよ。そうなんですよ。そうなんですっていっぱい言っちゃうんですけど。やっぱり、みなさん経験してきたことを日本語で書いてくれてるってことは、どこかしら、あ、私もそれあったとか、同じですっていうのがあるはず。だから。

[Noriko]

いいですね。おすすめとしては。

[Yuko]

そう、なんかすごいおすすめです。あんまりこういうふう本に出会ったことがないかなと。

[Noriko]

じゃあ、特にその学習者目線での部分で、Yukoさんがちょっと心に刺さったというか、おもしろかった部分を、具体的に紹介してもらっていい?

[Yuko]

ありがとうございます。特に、なんですけど、これは上級になった人に、もしかしたらあるかもしれないのが、「日本人の心を理解したいけど、日本人と同化したいわけじゃない」っていう。

[Noriko]

めっちゃわかる。あ、なるほど。同化したいわけじゃないね。

[Yuko]

そう、同化したいわけじゃない。ネイティブみたいに話したい。近くなりたいけど、なんていうか、ベースというか中身、真の部分は私ですっていう。保ちたいわけじゃないですか。そこのなんかこう。

[Noriko]

すごく大切だと思う。海外に住むときに。

[Yuko]

そうですよね。

[Yuko]

のりこさんはまさにそうかなと思うんですけど。

[Noriko]

これ、深い。めっちゃ深い。

[Noriko]

私これちょっとね、本当にこれはよく偶然ありますけど、偶然で、たぶんそのうちこれについて別のポッドキャストのエピソードを作ってみようと思っていて、その言語とアイデンティティというテーマで。

[Yuko]

いや、いいですね。

[Noriko]

すごくわかる。私は本当にイギリスに長く住んでるけど、同化したいわけじゃないです。でも、この文化、この国はリスペクトする。生き方もリスペクトするし、地元の人々の生活も邪魔したくない。でも、私は私みたいなね。すごくあります。

[Yuko]

ありますよね。私はペラペラになった第二言語といえば関東弁ぐらいなんですけど、そこのときにすごくせめぎ合いがあったのでね。

[Noriko]

面白いな。聞きたいな、その辺も。

[Yuko]

え、そうですか。これすごい不思議なんですけど、関東弁の人がペラペラの関西弁になるパターンってあんまりなくないですか? あんまり出会ったことがない。

[Noriko]

そうですね。面白いポイント。

[Yuko]

私も含め、地方の方言を話している人で、関東弁になる人って結構多いですよね。使いこなせる。だから、関東弁って第二言語として習得しやすいのかなって思ってるんですけど。まあ、すいません。全然それは別の話なんですが、とにかく関西弁の私と関東弁の私ってすごく違うんですね。さらに引っ越してきてすぐは、メキシコに行ったときみたいに進んできたわけじゃないっていう事情があったりして、難しかったんですよ。

[Noriko]

あ、そうか。これもいつか本当に聞きたいトピックなんだけど、今日はあんまり触れない。メキシコに住んでいるときには、自分から進んでいったってことですね。

[Yuko]

もちろんそうです。それ、後半の私のところで話しましょうか。

[Noriko]

みなさん、じゃ、これも、今、宣伝しましょう。

私たちはこの時間に一気に2本録画、録音していて、1本は私のポッドキャストのBook Talk with Yukoのシリーズで、で、ここで漏れた話なんかをYukoさんのチャンネルの方でちょっと深くやってるんですね。両方聞いてほしいです。

[Yuko]

はい、ありがとうございます。

[Noriko]

続きはYukoさんのチャンネルへという。本の話だけにしておこう。もちろんね。じゃあ、この本面白そうですね。

[Yuko]

そうなんです。そうなんです。そういうふうに深い話に、随所随所で、触れられてるけどめちゃくちゃ読みやすい。軽いかな?ポップな文体だし、明るいです。全体として明るいから元気ももらえるし、とってもいい本です。

[Noriko]

いいですね。日本人が読んでもいい、もちろんね。

[Yuko]

日本人の方ももちろん読んでほしいなっていう本だなと思いました。あと、ちょっとだけちらっと目次とかを見ていただくといいのかな。すごい細かく目次があるので。

[Noriko]

本当だ、きれいにね。

[Yuko]

そうなんですよ。好きな、興味があるところをピックアップして読むっていうのもすごくいいと思います。

[Noriko]

本当に読みやすそうです。

[Yuko]

そうなんです。

[Noriko]

一冊目エッセイきました。

[Yuko]

はい、エッセイでした。

[Noriko]

私もエッセイにしよう。いつもね、お互い。

[Yuko]

なんかリンクしますよね。

[Noriko]

そうね。じゃあ、これは韓国の方が書いた本で日本語訳になったもので、エッセイですね。タイトルは魔女の体力

[Yuko]

いっぱい付箋がある。付箋、多い。

[Noriko]

Yukoさん、年齢のこと聞いてもいいのかな。何代?何十代ですか?

[Yuko]

40代に突入しました。

[Noriko]

これぴったりの本ですね。

[Yuko]

ああ、読みたい。

[Noriko]

遅かった。遅かったです、これ読むのは。

じゃあ、ちょっと簡単にこの作家さんの話を言うんですけど、この作家さんは韓国でバリバリ、キャリアウーマンで出版会社で働いていたんですけど、40代になって体力の衰えを感じですね。これはやばい。で、今までも仕事しかしてなかった女性がですね、まずジョギングを始め、で、ジョギング、水泳を始め、で、自転車も始め、トライアスロンを完走してしまうという話なんですね。

[Yuko]

すごい。

[Noriko]

ぶっ飛んでる。ぶっ飛んでるんですけど。

[Yuko]

突き詰めるタイプらしい。

[Noriko]

で、私は韓国でかなりベストセラーになったらしいですね。で、私は別にトライアスロンをしたいわけで読んだわけじゃなくてね、純粋にベストセラーになって、いつか韓国語勉強してるから、こういう本を韓国語で読めたらいいなという感じで、日本語翻訳バージョンを読んだんだけど、すごく面白かったんですね。女性として、仕事だけじゃなくて、やっぱり運動しなきゃいけないって、ちょっとささっと言葉をいくつか紹介したいけど、待って、今そのページを開いてなかった。ちょっと待ってね。例えば、面白いのが、

「読書、運動、外国語学習。この3つは、私たちを絶対に裏切らない。」

[Yuko]

めっちゃ面白い。

[Noriko]

面白いでしょ。そして、これは、人間自分自身を魅力的にしてくれるもの。私、読書と外国語は合ってるけど、運動だけ、足りないんですよ。私の人生、イタイ、イタイ、みたいな。私は本当にね、体力がない。やばいです。私50代なんですけど、多分今からでも遅くないというメッセージがここにはたくさんあって、やったほうがいいかな、本当にと思っています。

[Yuko]

ピラティスとかされてませんか?

[Noriko]

ピラティスはさ、ちょっとこの・・運動だけど、スタミナアップみたいな運動じゃないですよね。

[Yuko]

なるほど。筋肉が増えないって感じ。

[Noriko]

そう、やっぱね、筋肉のことを話してるんですよ。筋肉とか持久力。女性が健康で好きなことを続けていくためには、体力なんです。

[Yuko]

はい、質問です、のりこさん。のりこさんは、もともと体力が少ないほうなのか、それとも年齢を重ねて体力が減ってきたのか?

[Noriko]

私は今までの人生、運動が苦手、運動が嫌い、学校の授業も体育が大嫌いと言い続けて生きた人間なんです。

[Yuko]

なるほど、意外です。意外意外。

[Noriko]

いやいや、本当に体力ないです。今でも腰痛もあるし、本当にやばい状態ですよ。だからこれを読んでね。刺激は欲しかったけど、ま、トライアスロン、しませんよ。言っときます。

[Yuko]

いや、分からないですよ。いつか・・・1年後・・・

[Noriko]

あともう一個ね、これだけ言っとくね。

読書、運動、外国語の3つの共通点。

これも納得。

1、努力と時間がたくさんかかる。

2、強い意志が必要。

3、コツコツとやらなければ上達しない。

でも読書もそうですね、コツコツの時間ね。

4、この3つは読書、運動、外国語、良いことだとみんな知っているのに、すぐに実行しない人が多い。

イタタタタ・・・

[Yuko]

面白い。いや、いいですね。

[Noriko]

面白かった。だからね、ちょっと付箋、たくさんあります。

[Yuko]

でも確かに運動と読書、間違えた。違う。運動と語学の共通点はめっちゃあるって思います。

[Noriko]

ありますよね。そう。

[Yuko]

ありますあります。あと、それとつながるところで言うと、少年マンガ。

[Noriko]

面白い。少年マンガ?おおー!

[Yuko]

つなげちゃった。「ワンピース」とか「鬼滅の刃」とかで出てくる言葉は、全部語学学習者に刺さる言葉ばかりなんですよ、実は。

[Noriko]

面白い。

[Yuko]

って思いながらね、読む。

[Noriko]oriko

まあ、このぐらいかな。私、もうちょっと早く読んでおけば、もうちょっと運動を始めた。何をしようかね、本当、迷ってるんだけど。

歩くんですよ。歩くけど、なんかやっぱり、ちょっとやっぱり運動みたいなことをもうちょっとしっかりしないと、私60代70代やばいかもと、今、危機感を感じております。

[Yuko]

そうなんですね。

[Noriko]

Yukoさん、今読んだほうがいい。

[Yuko

私も思います、なんか筋肉だなって。筋肉だなって思うんですけど、なかなか何したらいいか。

[Noriko]

そうでしょ。そういうことですよ。

[Yuko]

そうなんですよ。好きなスポーツがないっていうのが悲しい。歩くのは好き・・・

[Noriko]

でもね、この方も全くそうだったみたいだから。

[Yuko]

そうなんですね。

[Noriko]

ある日、本当に突然始めるんですよ。だから、みんなも始められるよっていうね、励ましのメッセージが、たくさん入っている本です。

[Yuko]

読みます。読みます。それ絶対読みます。この後・・

[Noriko]

はーい、そんな感じ。じゃあ、Yukoさんどんどん行こう。2冊目。

[Yuko]

そうですね。え、どうしよう。これ出していいかな。

[Noriko]

え、なになに。

[Yuko]

出していいかな。長くなっちゃうと思うんですけど、いいかな。読み終わりました。

[Noriko]

じゃあ、私も出しておこう。きっと出るんじゃないかと思って、用意しておきました。

[Yuko]

そうなんです。読んじゃった。でも、なかなか踏み切れなかったですよ。

[Noriko]

タイトル、タイトル。

[Yuko]

はい、タイトル行きますね。

タイトルは、朝井リョウさんのイン・ザ・メガチャーチです。

[Noriko]

こんなに。

[Yuko]

読みたてホヤホヤ。

[Noriko]

いいですね。私ちょっと随分前に読んだから、ちょっと気持ちはおさまってるんですけど。じゃあ、Yukoさん、語ってください。どうぞ。

[Yuko]

あ、語る。私が一番面白いと感じたポイントは、前回お話ししたんですけれども、朝井リョウさんのエッセイを読んだんですよ、先に。これを読む前に。すんごい一生ゲラゲラ笑って読める本ではあるんですけど、その本の中の朝井リョウさんの書き方と、めちゃくちゃ共通点を感じられて。

[Noriko]

あ、すごい。

[Yuko]

あ、もう同じ人が書いてますね」って感じながら。

[Noriko]

どういうところが同じ人が書いてると思ったの?

[Yuko]

めっちゃ面白いけど、終始ネガティブなんです。ネガティブっていうか、裏側から見てたりとか、すごく一つのことについての解像度が高いっていうと難しい言葉になっちゃうんですけど、細かくデッサンしているみたいな一つのこと。

[Noriko]

確かにね。あ、すごい面白いその考え。その通りだ。言われたら・・・。確かに。

[Yuko]

で、これも現代社会をめちゃくちゃ細かくデッサンしてるというか、書き込んでるみたいな感じで。

[Noriko]

そうですね。

[Yuko]

ストーリーっていうか、あらすじ、話すの、めちゃくちゃ難しい。

簡単に言う。簡単に言うと、推し活という。

[Noriko]

推し活がテーマですね。

[Yuko]

そう、メインテーマは推し活ですね。

推し活について、いろんな人が見た推し活、あ、見たじゃない。いろんな人から、あ、違うな。推し活に対するいろんな人からのアプローチの姿っていうかな。

[Noriko]

うん。そうです。

[Yuko]

・・・が描かれている・・・

[Noriko]

だから、登場人物が何人か出てくるんですよね。

[Yuko]

そうですね。

[Noriko]

それぞれの視点。

[Yuko]

それぞれの視点です。何ていうか、推し活をしかける側と、推し活をする側とか。そういうことですね。

[Noriko]

いや、すごく面白い切り口だと思いますね。

[Yuko]

面白いね。面白かったです。で、その中に、最近話題になっている、たとえば、性格診断のこととか。

[Noriko]

あったあった。あったね。

[Yuko]

思い出してきましたか。

[Noriko]

思い出した。

[Yuko]

とか、今のZ世代って呼ばれる人たちが感じていることとか。これも朝井リョウさんZ世代じゃないのに、こんなに描けるのすごいなって思ったり。

[Noriko]

ああ、本当に。こっちにも振れるよね。

もうちょっと世代が高い、私の世代の人たちのことも、本当にうまく描けてるし。

[Yuko]

うまく描けてる。

[Yuko]

それでこれ、読み終わった感想、一言で言うと。なんですか、私あるんですけど。

[Noriko]

ずいぶん前に、(時間が)経ったからね・・、今その感想を一言で言えないんですけど。ゆうこさんだけ・・・

[Yuko]

これ、結構救いがない話だなって思って。

[Noriko]

救いがない?

[Yuko]

救いがない。なんか、救われない感じ?

[Noriko]

めっちゃネガティブ。最初から最後までめっちゃネガティブ。

[Yuko]

で、一番救われない人誰っていうか、おじさんなんですよね。おじさん世代が救われないのが。

[Noriko]

私もそう思った。

[Yuko]

思いました?

[Noriko]

でもそれは本当に現実だなと思った。

[Yuko]

さらに、面白いというか不思議というか思ったのが、おじさんって昔は可愛い男の子だったわけじゃないですか。

[Noriko]

昔はね。

[Yuko]

昔はね。そう。結構ある一定の年齢までは、小学生とか男の子って、なんかちょっと変なことして、バカなとこもあるけど、可愛いよねって言う期間もあったり。で、30代40代ぐらいまでも。40代はどうかな?わからないけど。結構まあなんていうか、そんなにディスられたりする感じはないのに、急になんかおじさんになって、「おじさん」みたいになるのが、なんか可哀想って言ったらあれだけど。

[Noriko]

でも私も全くそうじゃないですか。私も全くその世代だと思うんですね。おばさん。老害みたいになってますよ。

[Yuko]

いやいやいや、でも女性陣ってあんまりそういう話題でこんなに書かれることない・・・

一冊の本になるほど・・・

[Noriko]

なるほど。そうね、めっちゃやられてましたからね、あの方は。

[Yuko]

めっちゃやられてました。

[Noriko]

え、これ、でも、おすすめしたいですか? おすすめしたいですかって言って。どう?

[Yuko]

分厚い本に挑戦したい日本語勉強中の人は、わりといいんじゃないかな?

[Noriko]

あと、今の日本が、ちょっとわかるよね。

[Yuko]

そうそうそう、今の日本語わかる。

[Noriko]

やっぱテーマ的に新しいから。

[Yuko]

そう。いいと思いますね。社会が知れる。

[Noriko]

本当そうそう。この小説を読んで、本当に日本の社会ちょっと見られますよね。

[Yuko]

あのキラキラ日本じゃなくて。

[Noriko]

そうそうそう、みなさんそうです。キラキラじゃないです、本当に。

[Yuko]

きらびやかじゃない、なんか土色みたいな感じだけど。いや、だけど面白く読めるかも。

[Noriko]

さすがですね。これね。

[Yuko]

すごい。

[Noriko]

いいですね、いいですね。

[Yuko]

いい。そんな感じでした。やった、読みました。

[Noriko]

ちょっとね、ごめんなさい、今思い出してきました、本当にね。

私、あとね、今思い出した、これ全然本の関係にないんですけど、私は推し活、やっぱり日本に住んでないから、今ね。推し活ブームが始まった時を知らないんですよね。

[Yuko]

はい。

[Noriko]

私にも好きなものはありますけど、めっちゃ推し活みたいなことを言えるほどはまっているわけでもなく、いろんなことに。なので、知らない言葉がたくさん出てきましたね。

[Yuko]

あー。

[Noriko]

なんだったっけ、いろんな、私どっかメモしたんだけど、今は探せない。いろんな推し活関係用語っていうのかしら。わからない、アイドルに関する言葉だったりとか。

[Yuko]

ハッシュタグ、ハッシュタグはわかるか。

[Noriko]

ハッシュタグはわかる。

[Noriko]

実はね、「界隈(かいわい)」っていう言葉も私、最近知りました。使い方・・・

[Yuko]

あー。

[Noriko]

よく出る、最近ね、「なんとか界隈」「なんとか界隈」。それは最近本当に知って恥ずかしながら。そういうこと、多いですね。本当に申し訳ないです。

[Yuko]

でもそうですよね。

[Noriko]

あとなんか、でもなんだったっけね。タグイベ、タグイベント、タグイベとか。それを知らなかったです、私はわからなかった。ストリーミングのことをスミンって言ってるのかな。なんかなんか、私今リスト作ったんですね、今出てくるの。

[Yuko]

あー、すごい。

知らない言葉が本当にあって。さらっと読んじゃってるかもしれない。

[Noriko]

いやいや、それも私、新鮮だったから。わー、こういう世界があるんだな、みたいなね。

[Yuko]

そうですよね、そうですよね。

[Noriko]

でもちょっと怖いなというところはありましたよね。やっぱりどうやって人がはまっていくと、陰謀論の話も出てくるんだけど。

[Yuko]

あー、出てきましたね。

[Noriko]

やっぱり作られたものなんですよね。で、そこに私たち人間はうまくはまっちゃう。何かがきっかけにして・・・怖いなと思いました。

[Yuko]

え、のりこさんが一番なんか、「あー」とか、なんていうか、響いたでもいいし、ショックだったでもいいし、どんなポイントが一番注目でしたか、この本に。すいません、ずいぶん前に読んだ本について、こんな読みたてホヤホヤだから。

[Noriko]

私はやっぱり、その中年のおじさんね、もう本当に痛いなと思って、こんなに痛くなるんだ、その存在としてね。なんか気の毒。やっぱりちょっと同世代だから気の毒なんだけど、でもそりゃバカにされるよな、みたいな。納得できる部分もあって悲しかったのと、あとは、宗教じみた話、陰謀論に関わる人の話があったじゃないですか。

どこまで言って話したらいいのかな。死んだ人と話ができるみたいなさ、通じられるみたいな、ちょっと怪しいところに通い始めた女性がいて、そこにお金をどんどん使って、でもその人たちは契約社員だったかな、アルバイト社員だったかな。お金はね、収入は少ない。あの闇の関係、流れ、めっちゃありそうだなと思いました。

[Yuko]

そうですね。

[Noriko]

暗い暗い。でも、これは日本の闇なんだろうなと思って。

[Yuko]

確かに。上手だなって、上手だなっていうか、こうやってるんだっていう風に思いました。

[Noriko]

ハマっていくね、どんどんと。こわ!怖すぎると思いましたね。ごめんなさいね、でも読んでないと皆さん何の話か分からなかったと思います。

[Yuko]

ああ、そうですね、確かに。ぜひ。

[Noriko]

でも素晴らしい、よかった、お互いに読めて。

[Yuko]

そうですね。

[Noriko]

じゃあ、もう一冊ずつ言ってもいいですか?やっぱり3冊ずつはね、紹介しないといけないよね。

[Noriko]

私かな、順番は。

[Yuko]

はい、お願いします。

[Noriko]

じゃあ私ね、今この夏から9月にかけてテーマというか、この作家さんの本をずっと読みたいと思っていて。一つは村上春樹、もう一つは川上未映子なんですね。村上春樹はまだ、私本当に今まで読んでこなかったんです。恥ずかしい、告白。でも、新しい本が7月に出るんでしょ?

[Yuko]

そうなんですね。

[Noriko]

すごい海外で話題になっていて、私はちょっと挑戦しようと思ってるんです。その前後に他の本もちょっと読んでみようと思っています。これはちょっと予告なんですけど。あともう一つは川上未映子さんの理由は、8月に川上未映子さんはイギリスに来るんですね。ヨーロッパツアー。

[Noriko]

で、私、チケットを買いまして、ブックイベントに行ってきます。

[Yuko]

ああ、楽しそう・・・

[Noriko]

私も何冊か読んでるんだけど、読んでない本をちょっと読んでおかなきゃいけないと思って。

これはオーディオブックです。オーディオブックだけど、川上未映子さんの乳と卵というのを読みました。すごい面白かったんですね。これ面白かった理由は、まず大阪弁。出てくる人たちが大阪弁の人で、大阪弁で姉妹2人とその一人の女性の子供、女性、3人で大阪弁で話してるんですね。すっごいその会話、オーディオブックで聞いたからっていうのもあるんだけど、すっごい面白かった。

[Yuko]

テンポとか。

[Noriko]

テンポとか・・そのね。あとはそのタイトル通り、おっぱいの話なんですね。「乳(ちち)」。

[Yuko]

あ、「チチ」ってそっちなんだ「Father(父・ちち)」を思い浮かべていました。

[Noriko]

ああ、そうか。で、卵(ラン)はやっぱり子宮とかの話なんですよ。やっぱり子供を産むとか。で、親子の母親と娘の関係の話でもあり、女性の体の変化の話でもあるんですね。共感しまくりでした。すごくテーマとしてドンピシャでした、私の中で。いろんな意味で。

[Yuko]

自分の変化と重ねるみたいな感じですね。

[Noriko]

そう。ちょっとだけ言うと、たぶん中学生だったと思うんだけど、この女の子。違う違う違う。生理が始まるぐらいだから、たぶん小学生後半かな。たぶん。娘さんの女の子が、自分の体の変化が嫌で嫌でしょうがないんですよ。どんどんどんどん自分の体が、生理が始まったり、おっぱいが大きくなるみたいなね。そういうのが、自分が受け入れられないのかな。で、そういう成長の変化に戸惑う娘と、お母さんは、自分が産んだお母さんは、豊胸手術っていうのかな。胸を大きくしたいんですよ。そのお母さんのことが理解できない娘みたいな、そういう話。

[Yuko]

面白そう。

[Noriko]

私は自分が、こんな話さ、たぶん教科書に載ってないですよ。本当にね。自分がそういう変化があった時に、自分も嫌だったのを思い出したんです。生理とかもすごく嫌だったし、ずっと嫌だったですよね。生理が。なんで生理っていうものがあるのかみたいな、すごく嫌々でしょうがなかったし、胸が大きくなったり、女性、女として見られる時期がすごく嫌でしたよね、私は。そういうのをちょっと思い出しました。

[Yuko]

なるほど。そっかそっか。その経験を本として文字で読むといいですよね、そういうのってね。

[Noriko]

そう、これ、いいです。実は、川上未映子さんは、この本も英語翻訳化されていますね。ただね、私思った、英語翻訳された時に、大阪弁の雰囲気はどう伝わっているんだろうかと思って。英語で読んだ人の方を聞きたいですけど。

[Yuko]

そうですよね。

[Noriko]

私はこの大阪弁のやりとりがすごく好きでした。こんな話をするのがね、いろいろね。

[Yuko]

なるほど。

[Noriko]

オーディオブックでもめっちゃ楽しめると思いましたよ、これ。

[Yuko]

ちょっと興味が、まだね、乳と卵、ちゃんと読んだことない作家さんなので、デビューしたいですね。

[Noriko]
ね、ほんとに。 じゃあ、Yukoさん、三冊目。

[Yuko]

ありがとうございます。え、どうしよう、どうしよう、悩むな。

[Noriko]
たくさんあるよね。

[Yuko]
そんなないんですけど、えっとですね、これって、のりこさん、もう。

[Noriko]
いや、私まだ持ってないんですよ。あの、オノマトペだけ話した、私たちは。

[Yuko]

あ、そうですよね。これ、あの、実は献本、献本・・

[Noriko]
あ、すごーい、すごーい。

[Yuko]
いただきまして、読んだんですけど、なんか、オノマトペのとは、また別の意味で、すごく、あの、誰にすすめたいかをすごく話したくて。

[Noriko]

そうですよね、じゃあタイトル、タイトルから。

[Yuko]

タイトル、まずタイトル、そうですね、まずタイトル。生活で使える日本語文法、で、漫画で学ぼうという。あかね先生の本、そうですね。で、やっぱり、あの、オノマトペの本と一緒で、ここに漫画が書いてあるんですけど、あの、もちろん、あの、N3までとかで、こう、基礎をね、やりたい人ももちろん読める、読むといいと思うんですが、上級になったけど、なんていうか、あの、自分が気づかない不安な文法ってある人いると思うんですよ。

[Noriko]
あるある、あります、もちろんね。

[Yuyko]
だけど、かっこいいって、また1からやるのって、ちょっと嫌じゃないですか。っていう人、なんか、上級の人にもいい。

[Noriko]

確認する意味でも。

[Yuko]

確認、あ、そう、ぱらぱらーって見て、え、「・・・がたい」ってそういう意味だったっけ、みたいな、なんか、そういう気づきがあるんじゃないかなって思って。で、やっぱりコラムが面白い。

[Noriko]

あー、いいですね、素晴らしい。

[Yuko]

違い。

[Noriko]
あとね、私まだ買ってないんですよ。買うつもりでいるんだけど、次のアマゾン注文バッチで、注文しようと思うんですけど、毎月買えないからね、送料が高いから。でも、私がこう、あかね先生のオノマトペの本を見てから、想像するに、こんな生徒さんいないですか。

その教科書で、がっつり、あの、順番、こう有名な教科書でね、こう勉強して、中級ぐらいまで来て、例えばさ、よく海外で使われている、「とびら」っていう中級の教科書、あとは「カルテット」みたいなね、教科書を使う生徒さん。でも、話すときに、やっぱりその文法を習ったはずなのに、ピンポイントでその文法を使えない、みたいなことをよく聞く。で、そういう方は、こういう本いいんじゃないかなと思いますね。

[Yuko]
いいと思います。あれってどうやって?っていうのをパッと見ると、説明が書いてあって、

[Noriko]

例文もあるしね。

[Yuko]

そう、例文もあるし、漫画も載ってるし、

[Noriko]

イメージしやすいっていうところね。

[Yuko]

そう、イメージしやすいし、で、なんかこう、章末テスト、ちゃんとテストもあるし、オーディオもやっぱりあるから、

[Noriko]

素晴らしいね。

[Yuko]

素晴らしい、ほんとすごいなと思って・・。

[Noriko]
あと、ほんとにありがたいですね。こうやって自信を持っておすすめできるし、じゃあ、そのぐらいかな。言い足りない部分はありますけど、まあ、次回に行きましょう。はい。じゃあ、続きは、Yukoさんのチャンネルにどうぞということで、じゃあ、もう写真を撮っとこうかな。

[Yuko]

ほんとですね。

[Noriko]

最近ね、もう熱中しちゃって、話題、盛り上がっちゃうから。

[Yuko]
盛り上がって終わっちゃう・・・。

[Yuko]
実はね、 途中でね、一回カシャってしたんですけど、いきますよ。

[Noriko]

ほんとに?すごい、気づかなかった。

[Yuko]
はい、チーズ。

[Noriko]

ありがとうございます。じゃあ、私の方は・・・・あ、ここまでにしておきたいと思います。


Japanese with Noriko

A fully qualified Japanese teacher and also the creator of the Japanese podcast, LEARN JAPANESE WITH NORIKO.

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