Season 3-46 日本の映画Perfect Days
皆さん、日本語のポッドキャストSeason3ホストのNorikoです。今日もビデオを撮っていますね。あとは、私のJapaneseTogetherっていうコミュニティの中で書いた映画の記事を読みながら、これについて話したいと思います。皆さん、引き続きJapaneseTogether、私のファンクラブ、メンバーに入ってみませんかっていうことでね。今日は映画の話です。
はい。私はね、リバプールに引っ越してきてから、映画館によく行くようになりました。ベルファストの郊外の家に住んでいたときには映画館がとっても遠くって車じゃないと行けなかったんですね。でも今はとっても恵まれた環境に住んでいて、歩いて行ける範囲に、このリバプールの街の中で、歩いて行ける範囲で映画館が三つもあるんです。
なので、この引っ越してから2ヶ月半の間にもう3回映画館に行きました。で、先日見た映画は日本の映画、Perfect Days、Perfect Days、聞いたことありますか、見ましたか。私とっても感動した映画でおすすめしたいんです。でもね、すごく静かな映画なんですね。ちょっと記事を読みながら。まずは読んだ後で感想をもっと詳しく話したいんですけど。
先週、映画館で日本の映画Perfect Daysを見てきました。名優、役所広司と監督ヴィムヴェンダースの作品です。実はあまり期待していませんでした。最近、韓国ドラマを見すぎているので、ドラマティックで、話の展開が早い話に慣れすぎていました。この映画はその反対で静かなんです。大きな出来事も起きず、登場人物の会話もほとんどありません。全てがミニマムなんです。
そうなんです。ここがまず一つのポイントでめっちゃ静かなんですね。皆さん。この静かな映画、2時間ちょっとある映画に皆さんが耐えられるかどうか。私はね、最初は、あれ、めっちゃ静かで何も起きないなって思ったんだけど、じわじわじわじわ心に響いてくるんですね。
で、そうミニマムな映画って聞いていたので、そう聞いていたので、あまり期待せずに見たんですが、思った以上に期待していた以上に感動しました。皆さんにも鑑賞してもらいたいので、あまり話には触れませんが、キーポイントはカセットテープ、植物、カメラ、トイレ掃除、この4ポイントです。はい。この主人公の趣味は、カセット、古いカセットテープで古い音楽を聞くこと、その音楽のセンスめっちゃいいと思うんだけど、そして主人公の話ね、主人公は植物が好きなんです。植物を育ててる、そして植物の写真を撮ることも趣味なんですね、はい。
そして、お仕事はトイレ掃除の仕事なんです。東京にある公共トイレのトイレ掃除。で、このトイレがとても面白いんですね。まず私が今日話したいのは、トイレ掃除が、トイレ掃除を仕事にするのが、何ですかね、すごく大変だと思うんです。みんながやりたくない仕事を、この主人公は誇りを持ってやってるんですね。うん。で、みんな多分やりたくない、汚いことを一生懸命する掃除、皆さん一生懸命できますかっていうことなんですね。この主人公は多分、誇りを持っていて、このトイレ掃除が好きなんです。ものすごくピカピカにするんです。はい。で、私はその姿に感動しました。
私ね、実はこの映画を見た翌日、トイレ掃除をしたくなったんです。はい。自分の今この住んでいるフラットのトイレをピカピカにしました。主人公みたいに。そして主人公みたいにピカピカに掃除した後、心が気持ち良くなったんです。うわー、いいなって、まるでトイレを掃除することで、私の心も洗われたみたいな。ピカピカになった気がしました。皆さんそんな気持ち、わかりますか。うん。なんか日本人はよくそんなふうに言われて育ってるんですね。掃除をすれば、トイレ掃除じゃなくて掃除をすれば心もきれいに洗われる。ちょっと仏教に何か関係する気持ち、禅、禅に関係する気持ちなのかもしれないんだけど、私はそういうことをよく学校の先生とか親に言われて育ったんです。で、改めて、この映画を見て、翌日ピカピカにトイレを掃除して、本当に気持ちが良かったんだね。皆さんぜひトイレ掃除してみてください。この映画を見れば掃除をしたくなるかもしれない。
うん。そのトイレに関して言えば、何か公共トイレって、ものすごくきれいかきれいじゃないか分かれるじゃないですか。東京は多分、ちゃんと掃除をされていてきれいなトイレが多いかもしれない。そしてデザインもものすごいんですね。この映画に出てくる東京のトイレは本当にレベルが高いです。あの有名なデザイナー、建築家が、デザインしたトイレとかがあるんですね。そういうのを、があれば、そういうのがあれば、多分みんなもきれいに使うと思うんですよ。うん。汚いトイレはみんな汚く使う、または使いたくない。でも、そういうデザインが優れていてちゃんと掃除されたトイレだと、人々も、あ、もっときれいに使いたいなって思う。そこがマジックなんですね。うん。ちょっと話がそれたけど、そういうトイレも大切だなと思ったんです。うん。汚いトイレはみんな汚く使う。きれいなデザインだとみんなきれいに使いたい。
はい。そしてこの主人公の男性もそういう気持ちで掃除している。何か心が温まるんですね。じわじわくるんですね。そして、この男性の生活はシンプルです。全然ドラマチックなことじゃない、ことがない。うん、きっと主人公はいろんなことが過去あった。家族とどうして離れて1人で生活しているのか、どうして自分の家族とあんまり連絡を取ってないのか、そういうのがちょっとちょっと出てくるんだけど、でも、私達見てる人には本当の理由がわかりません。どうしてこの人はトイレ掃除の仕事をしているのか語られません。でも、見ているうちに、誇りを持ってやってるんだなっていうのがわかるんだね。うん。皆さんは自分の仕事に誇りを持ってますか。
私は考えたんです。私は日本語の先生の仕事好きだけど、誇りを持ってやってるかな、ちょっと反省したんですね。うん。最初の頃はパッションがあったけど、最近はパッションを持って仕事をやってなかったかもしれない。ちょっと自分の生き方、考え方、考えさせられたんです。
うん。あとはね、そうだな。ちょっと待ってね。今、私の記事を書いた記事を読み見ながら考えてるんだけど、簡単な生活に満足ができるかどうか。そうそう、これが二つ目の映画のポイントだと思います。なんか私も、ついついね、いつも同じことの繰り返してつまらないななんて思っちゃうことあるんだね。みんな、みんなもそうだと思う。同じことをずっとずっとシンプルに繰り返すって実はものすごく難しくて、人間は刺激を求めますね。
うん。日本語の勉強、韓国語の勉強だってそうなんです。私、ずっと同じことしてると、ついつい新しい教材に手を出したくなる。あ、これ新しい、やってみたい。これ面白そう、やってみよっかな、新しいものを常に、ごめんなさい、新しいものを常に求めているのが人間だと思うんです、刺激が欲しい。この主人公の生活は、毎日毎日同じです。本当に同じ、朝同じ時間に起きて、植物の手入れをして、仕事に行って、トイレ掃除、いつも同じ場所でトイレ掃除をする。帰ってきて銭湯に行くんですね。銭湯に行った後、いつもの行きつけの居酒屋で一杯飲んで帰る。毎日、毎日、同じお休みの日の、過ごし方も同じなんです。自分が行きつけのお店に行く、自分が行きつけのコインランドリーの店に行って洗濯物をする、いつものコースで自転車に乗る。そのシンプルな簡単な生活、皆さん満足できますか。この主人公は、その生活にとても満足しているように見えます。うん。あの辛抱強く、でも楽しいんで、小さな幸せを楽しんでいるように見えるんです。私ははっとさせられました。うん。どうして刺激が欲しいと求めるのか、どうしてこのシンプルなことに満足できないのか。
例えば、私はね、ポッドキャストとかYouTubeとか、インスタグラムを先生としてやっていて、もっとフォロワー数が欲しいとか、もっとこう、ドカーンとね盛り上がってもっと生徒さんが欲しいとか、欲張ってしまう。欲張りすぎては駄目なんだね。どうして今のこの環境に満足できないのか。うん。何か皆さんの生活を見つめ直すきっかけとなる話、ヒントがたくさんあるんです。
そしてこの主人公は、日々の季節の移り変わりとか植物のこの風と植物の木のなんか感じ、感じられる人なんですね。皆さん、ちょっと立ち止まって、植物を眺めたり、日々の季節の移り変わりを感じられたり、そういう瞬間ありますか。そういうものに感謝して生きていますか。主人公はそれができる人なんですね。うん。なので、私も散歩したときに、ちょっと空を眺めて、今日はこういう空の色だなとか感じられて、それをなんだな、感謝できる生き方したいなって思ったんです。私は、泣けなかった。泣くほど感動しなかったけれども、この映画を見た後に、本当にジーンときました。
うん。そう。本当にね、私は旅行が好きで、旅行に行くと刺激を感じられるから旅行に行きたいんだよね。でも、いつもの毎日の生活を大切に、日々、365日過ごすのもすごく大切なことなんじゃないかなって思ったんです。ごめんなさい。うまくまとまらなかった。うまくまとまらない話になっちゃったけど、皆さんきっと何か感じられるんじゃないかなと思います。
でもね、逆につまらないって思う人もいると思うんです、私の夫は、この映画を見た後につまらなかったと言いました。だから、人によって受け止め方が違うよね。うん。実際にリバプールで映画館でこの映画を見たときに、ものすごい大きい席、たくさんの席があったけど、土曜日の夜で8人ぐらいしか観客がいなかったんです。そのうちの2人が私と私の夫で、私は感動したけど、夫は、うん、ちょっとなって言いましたね。だから皆さんによって、人によって受け止め方が違う。当然です。なので皆さん、見た人の意見を聞きたいです。はい、Perfect Days。いろいろ話していました。はい、今日は以上です。