Season 3-51 消えていく本屋さん
みなさん、日本語のポッドキャストJapanese with Noriko、 Season3ホストのNorikoです。はい。私のポッドキャストは、Apple PodcastsやGoogle Podcast、あとはSpotifyとYouTubeでも聞けます。いろいろなプラットフォームで聞けますね。ぜひ、いろんなとこからチェックしてみてください。そして、皆さん、ぜひ、私のポッドキャスト、いいなと思ったら、私のインスタグラムをフォローしてくださったりですね、Patreonでサポートしてくださったり、または口コミで、他の日本語学習者さんに、おすすめしてくれると嬉しいなって思っています。
今日はね、ちょっと真面目な話なんですね。ニュースで、最近見た話をしていきたいと思うんですが、皆さん、本を読んでますか、本、好きですか。本に興味がないっていう人もいると思うんですけど、私、結構、本、好きなんです。めちゃくちゃ読書家ではないけど、定期的に本は読み続けてるし、特に最近は私の生徒さんからおすすめしてもらった日本語の小説をよく読んでいますね。
はい。皆さん、次に質問、最近、本屋さんに行きました?本屋さんに行って本を手に取りました?実際に。または図書館に行きましたか。はい。今日のテーマは、私達の町から本屋さんが消えている。「消えてゆく本屋さん」ということで話していきたいと思います。
はい。私のコミュニティJapanese Togetherの中で、マリアさんっていうとっても本が大好きな、もう本のことを、本のことを話し出したら止まらないメンバーさんがいるんですね。私はこの生徒さんからこのメンバーさんからよく本についてのインスピレーションをもらっていて、彼女が読んだ本、おすすめの本、結構読むんですね。
はい、それは置いといて、で、その生徒さんとのやり取りね、Japanese Together の中の投稿でのやり取りで、私がよ、Norikoさんが、「本屋さんっていう場所は本当に好き。もうそこが本当に幸せの空間」みたいなことを書いたんですね。皆さんにとっては、そういう場所がありますか。ここに来ると楽しい、わくわくする、または、ほっとするような場所。
いろんな場所があると思うんだけど、私には二つあります。一つは、カフェ、お気に入りのカフェで、1人で美味しいコーヒーを飲みながら、何かジャーナルを書いていたり、本を読んでいたり、ぼーっとしていたり、ああ、このコーヒー美味しいわーなんて思いながら、街ゆく人とかカフェの中の人を観察したり、その時間と空間は私にとってとっても、大切な場所、場所です。そのカフェCafeがないと本当に困る、私はね、カフェ巡りも好きだしね。
もう一つは、本がある場所。本屋さん、古本屋さん、図書館、日本の本屋さん、理想的なんですけど、座るとこがあったりソファーがあったり、カフェが中にあったりね。とにかく本がある場所、私すごく好きなんですね。私の家には、実はあんまり本がありません。あのベルファストからリバプールに引っ越すときに、かなり本をドネーションして、半分以上、数を減らして引っ越してきたんですね。私は日本の本は日本の小説はアマゾンジャパンで買ったりね、両親が日本から送ってくれたりするので、日本の本は確実に増えているんだけど、英語の本は、今、図書館が近いから図書館で借りて、また返して、読んだら、もうドネーションするみたいな感じで、数を増やさない努力をしています。私はね、また将来、引っ越しすること、引っ越しすることがあるんだろうなと思ってるからね、本を増やさないって決めてるんだけど、とにかく本がある場所、本がある空間すごく好きなんだね。
でもさ、考えてみて、やっぱり今Amazonもあるし、E-bookもあるし、もう本屋さんで本を買うとか、図書館に行って本を借りるっていうことがもうないでしょう。そういう人少なくなってるんじゃない。そして、本屋さんの売り上げがなかなか伸びなくってね、本屋さんが街から消えていくっていうことが起きているんだよね。
コミュニティのJapanese Togetherっていう私のコミュニティで、会話のお手伝いを、会話クラブのお手伝いをしてくれているかおり先生が、面白いことをシェアしてくれたんですね。日本ではそういう、本屋さんが消えていくっていうことはやっぱりよくない。だから、政府がキャンペーンを始めた。政府が本格的に本屋さんを支援し始めた、そういうニュースがありますよって教えてくれて、うわー、それは面白い。私調べてみたんですね。調べたところによると、日本の政府の中の経済産業省っていうね、Departmentがあって、ごめんなさい部署があって、そこが中心になって、書店振興プロジェクトが始まってるんだって。具体的にどういうことをするのかわかんない、わかんないけど、本屋さんの売り上げが伸びるようなイベントをサポートしたり、あの本屋さんのイベントあるといいよね、あとカフェスペースをサポートしたりとか、いろいろな経済的な支援をしていくみたいなことがあるそうです。これから始まるそうですね。
私は悪くはないと思ったんです。やっぱり、本屋さんがなくなる、街から、もうゼロになるっていうのは寂しすぎますよね。いくらAmazonで本が買えると言ってもですね、私もAmazonで買いますよ。便利だから。でも本屋に行って、何ですか、出版されたばっかりの印刷されたばっかりのなんか本の匂いをなんか嗅いで、そして何か手にね、とって、うわー!、この表紙めっちゃいいな、表紙がかわいいから買っちゃおうとか、はい。あ、これ新しい本だ、とかさ、そういう何か発見できる場所がなくなるのは本当に寂しいなと思って、なので、この日本政府の取り組みはものすごく注目したいと思ったんです。頑張ってほしいとこですね。うまくいったらいいんじゃないですか。
あとね、古本屋、古本屋っていうのも、もうとても不思議な空間で、なんかめっちゃ時代を感じさせるような本とか掘り出し物とか、結構、宝物、えー!こんなところにこんな本が!みたいなね、しかもこんなに安いのみたいな発見がある場所なんですけど、古本屋、結構日本にあるんですよね、まだ。皆さんのところにはありますか。うん。私、先日ね、リバプールで古本屋、偶然、見つけたんですね。本当に偶然、偶然歩いてて、あれこれ何?古本屋じゃん、みたいな、すごいかわいかった。もう本当にあの恋に落ちるぐらい。うわ!この空間めっちゃいいと思ったんだけど、でもねやっぱり心配になりましたよね。
その古本屋さんのオーナーは、おじいちゃんでした。私よりも見るからにおじいちゃんで、想像したんですね。何かこのご主人のおじいちゃんに何か起きれば、たちまちこの古本屋さんは、潰れるんじゃないかなと思ったんですよ。だってさ、古本屋さんを経営したいなんて思う若者が、この時代にいるのかいないのか、ね。正直、お金にならない商売だろうなとは思うんだよね。だって、本って立ち読みするじゃん。私達、本屋さんでね、買わずに帰ることないですか。これ私も悪いなと思いながら本屋さんに行って、新刊の本をチェックするけど、ポチるのは、実際に買うのはAmazonだったりするんですよね。ごめんなさい本当に本屋さんね、できるだけ協力したいと思いながらもね、やっぱりオンラインショップで買っているんですよ、私は。
だから本屋さんも、私そのときね、かわいい本屋さんだ、古本屋と思いながらも、ごめんない、古本屋の話ね、思いながらも、恋に落ちたとか言いながらも買ってないんですよね、本。さんざん立ち読みしといて本を買わずに出てきたんですね。これが本屋さんの経営の難しいところだとは思うんだけれども、でも、私の感覚、感じで言えば、その立ち読みするのも、本屋さんの楽しみといいますかね、はい、なので本屋さんは消えずに、そこに残っていて欲しい空間なんですよね。
皆さんはどう思いますか。はい。もしね、地元に本屋さんがある。または何か個人経営の小さな本屋さんがある、ぜひね、行ってみてください。行くだけでもいいと思うんです。そこで何か面白いのがあれば買ってみたりね。そして図書館の存在も、ものすごく大きいと思いますね。私はリバプールに引っ越してきて、良かったなって思うことの一つは、図書館の近くに住んでいることなんですけど、本当に週1ぐらいで図書館にね、散歩で行けるから行って、本を、なんかいろいろ探す。こんな本があるんだとかね、もちろん借りることもするんだけど、いいですね。
本屋さんでイベントとかもあるじゃない、子供のイベントとかね。うん。やっぱり子供の頃から、本に触れてないと、本好きの大人にはならないと思うんだよね。もう本当にその本についての教育っていうのかな。めっちゃ大切、大切だと思います。で、本が読める人、ごめんなさいね、これはもちろん本、読まなくてもいいです。私は皆さんに読んで欲しいと言ってるわけじゃないんだけど、でもさ、その勉強する上でね、その死ぬまで人生って勉強じゃない。で、ポッドキャストを聞いたりYouTube見たりして、見たり聞いたりして学べるんだけど、本を読むことで学べることもかなりあるんですよね。だから、その活字が読める、印刷された字が読めるっていうのは、教育の一つだな、大切なポイントの一つだなって思うんだよね。ちょっと何が言いたいかわからなくなったんだけど、話を元に戻せば、日本政府のね、その書店振興プロジェクト、気になるよっていう話なんです。はい。そして、町から本屋さんが消えていくのは寂しいから、できる範囲で本を買ったり、してあげたいと思ったわけです。はい。とりとめのない話だけど、真面目なことを話してみました。以上です。